大分コンビナートのエチレン生産能力は年69万トンで国内2番目の大きさであり、九州では唯一のエチレン生産設備である。コンビナートの総面積は約170万平方メートルで大分ドームおよそ30個分にあたる
クラサスケミカルの業績・歴史・IR要約
Crasus Chemical Inc. ・ 証券コード 646A ・ 確認日 2026/11/01
九州唯一のエチレンプラントを持つ石油化学専業メーカー、レゾナックからのパーシャルスピンオフで上場
3行でわかるクラサスケミカル
- クラサスケミカルは石油化学製品の製造・販売会社で、本社は東京都港区、本店と主力製造拠点の大分石油化学コンビナートは大分県大分市にある。レゾナック・ホールディングスの石油化学事業を分離するために2024年8月1日に分割準備会社として設立され、2025年1月に事業を承継した。パーパスは「明日のくらしを化学で支える」(会社資料)。
- 2026年9月29日にパーシャルスピンオフ税制を活用して東京証券取引所スタンダード市場に上場し(国内2例目)、同年10月1日の効力発生でレゾナックの保有比率は18.57%となり連結対象外となった(Wikipedia・報道)。
- 2025年12月期の連結業績は売上高303,926百万円、営業利益4,211百万円、当期純利益3,096百万円だった(JPX上場開示資料)。2026年12月期は定期修理費用等の影響で減益予想だが、年間配当12円を予想し、DOE5%を株主還元の目標に掲げる。
IRかんたん要約 — 2025年12月期 決算の要約
- 連結売上高303,926百万円、営業利益4,211百万円、経常利益5,589百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,096百万円、EPS13.21円、配当0円(JPX上場開示資料)
- 2026年12月期中間期は売上高132,009百万円、営業利益3,564百万円、中間純利益2,621百万円だった
- 2026年12月期通期予想は売上高323,400百万円、営業利益3,000百万円、当期純利益1,700百万円、年間配当予想12円。総資産・自己資本・ROE・現金同等物は上場申請書類の精値に到達できず未確認(再検証キュー)
出典: 東京証券取引所への上場に伴う決算情報等のお知らせ(JPX、2026年9月29日) (2026/11/01確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るクラサスケミカル
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
業績予想 — 2026年12月期 通期予想(決算短信)
予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: 株価203.6円は2026-10-30終値(Finnhub、kabuka.jp.netでも同値を確認)。PERは2025年12月期EPS13.21円(JPX上場開示資料)から算出(203.6÷13.21)。配当利回りは2025年12月期が無配のため0(2026年12月期の配当予想12円ベースでは約5.9%)。時価総額はFinnhubに表示がなく、株価×発行済株式数234,415,443株との整合を市場表示で確認できなかったためnull)。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1969
大分石油化学コンビナートが操業を開始した(前身の昭和電工時代)
- 2024
レゾナック・ホールディングスの分割準備会社としてクラサスケミカル株式会社を設立した(2024年8月1日)
- 2025
レゾナックから石油化学事業を承継した
- 2026
東京証券取引所スタンダード市場に上場した(2026年9月29日)。10月1日にスピンオフの効力が発生し、レゾナックの連結対象外となった
事業とシェア
各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。
オレフィン事業
エチレン、プロピレン等の基礎石油化学製品を製造・販売する。大分コンビナートのエチレンプラントは生産能力が年69万トンで国内第2位、九州では唯一のエチレンプラントである
有機化学品事業
酢酸ビニルモノマー、酢酸エチル、アリルアルコール等の有機化学品を製造・販売する。メガネレンズ向けなどに強みがあると報じられている
合成樹脂事業
子会社のサンアロマーを通じてポリプロピレン等の合成樹脂を製造・販売する。食品容器や自動車部材などに使われる
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
系列・グループ: レゾナック・ホールディングスが18.57%を保有(2026年10月1日現在)。同日のスピンオフ効力発生により同社の連結対象外となった
子会社・関連会社
- サンアロマー
- 鶴崎共同動力
特徴
パーシャルスピンオフ税制を活用した上場は国内2例目(報道)。
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2026年10月1日のスピンオフ効力発生でレゾナック・ホールディングスの保有比率は20%未満となり連結対象外となった
大分石油化学コンビナートは1969年に操業を開始し
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敷地面積は約170万平方メートル(大分ドーム約30個分)と報じられている
株主還元は配当性向ではなくDOE5%を目標とする方針を掲げる(JPX上場開示資料)
企業トリビア
ライバル企業 — 化学の掲載企業
同じ業界カテゴリ(化学)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
クラサスケミカルはなぜレゾナックから独立したのですか?
2023年度税制改正で始まったパーシャルスピンオフ税制を活用した分離で、レゾナックは半導体素材に経営資源を集中させる一方、石油化学事業は独立して自分たちの稼いだ資金を成長投資に回せるようにするためと報じられています(朝日新聞・日本経済新聞)。国内2例目の事例です。
クラサスケミカルの2025年12月期の業績は?
連結売上高303,926百万円、営業利益4,211百万円、当期純利益3,096百万円でした。配当は0円でした(JPX上場開示資料)。
クラサスケミカルの配当方針は?
配当性向ではなくDOE(株主資本配当率)5%を目標とする方針で、2026年12月期の年間配当予想は12円です(JPX上場開示資料)。
クラサスケミカルの配当は?
2025年12月期の年間配当は1株当たり0円です。配当利回りは0%(2026-10-30時点)(出典: 東京証券取引所への上場に伴う決算情報等のお知らせ(JPX、2026年9月29日))。
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出典・確認日(5件)
このページの最終確認日は 2026/11/01 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- 東京証券取引所スタンダード市場への上場に伴う決算情報等のお知らせ(JPX、2026年9月29日) (2026/10/31確認)
- クラサスケミカル 事業説明会資料(2025年6月13日、会社概要・従業員数) (2026/11/01確認)
- クラサスケミカルグループ 中長期の事業戦略および事業目標について(会社ニュースリリース、2026年5月15日) (2026/11/01確認)
- Wikipedia「クラサスケミカル」(会社概要・沿革) (2026/11/01確認)
- 株価203.6円は2026-10-30終値(Finnhub、kabuka.jp.netでも同値を確認)。PERは2025年12月期EPS13.21円(JPX上場開示資料)から算出(203.6÷13.21)。配当利回りは2025年12月期が無配のため0(2026年12月期の配当予想12円ベースでは約5.9%)。時価総額はFinnhubに表示がなく、株価×発行済株式数234,415,443株との整合を市場表示で確認できなかったためnull (2026/10/31確認)