化学東証プライム証券コード 4063

信越化学工業の業績・歴史・IR要約

Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. ・ 証券コード 4063 ・ 確認日 2026/10/31

塩化ビニル樹脂と半導体シリコンを手がける、営業利益率24.7%(2026年3月期)の総合化学メーカー

3行でわかる信越化学工業

  1. 1926年に信越窒素肥料として設立され、1940年に信越化学工業へ社名変更した総合化学メーカー。本社は東京都千代田区丸の内に置く。
  2. 事業は電子材料、生活環境基盤材料、機能材料、加工・商事・技術サービスの4セグメントで構成され、電子材料には半導体シリコンウエハーやフォトレジスト、生活環境基盤材料には塩化ビニル樹脂やか性ソーダが含まれる。
  3. 2026年3月期の連結売上高は2,573,969百万円(前期比0.5%増)、営業利益は635,204百万円(同14.4%減)で、売上高営業利益率は24.7%だった。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 連結売上高は2,573,969百万円で前期比0.5%増、営業利益は635,204百万円で同14.4%減となった(2026年3月期決算短信)。
  • 売上高営業利益率は24.7%(前期は29.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は474,459百万円で前期比11.2%減だった。
  • 年間配当金は1株当たり106.00円(第2四半期末53.00円・期末53.00円)で、配当性向(連結)は41.9%だった。

出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年4月28日、TDnet配信) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る信越化学工業

連結売上高(単位:百万円)2兆5,740億円2026年3月期
営業利益6,352億円2026年3月期
当期利益4,745億円2026年3月期
平均年収899万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢40.8歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数18.8年2026年3月期(提出会社単体)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

収益性と健全性(2026年3月期)
営業利益率24.7%
ROE10.4%
自己資本比率78.7%

バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)
有利子負債(短期借入金6,929+長期借入金236,366(いずれも百万円。連結貸借対照表に社債・リース債務・コマーシャルペーパー・1年内返済予定額の独立科目なし))2,433億円
現金及び現金同等物5,621億円

有利子負債の算入範囲: 短期借入金6,929+長期借入金236,366(いずれも百万円。連結貸借対照表に社債・リース債務・コマーシャルペーパー・1年内返済予定額の独立科目なし)。

実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)

総資産5兆6,619億円2026年3月期
自己資本4兆4,568億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)106円2026年3月期
配当性向41.9%2026年3月期

株価・市場データ(参考値)

株価5,966円2026-10-30時点
PER20.6倍2026-10-30時点
時価総額11兆8,424億円2026-10-30時点
配当利回り2.28%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探(kabutan.jp))。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1926

    信濃電気株式会社と日本窒素肥料株式会社との共同出資により、信越窒素肥料株式会社として発足した(有価証券報告書の沿革)。

  2. 1927

    新潟県中頸城郡(現・上越市)に直江津工場を建設し、石灰窒素の製造を開始した。

  3. 1938

    群馬県安中市に磯部工場を建設し、金属マンガンの製造を開始した。

  4. 1940

    社名を信越化学工業株式会社に変更した。

  5. 1949

    東京証券取引所に株式を上場した。

  6. 1953

    磯部工場において珪素樹脂(シリコーン)の製造を開始した。

  7. 1957

    直江津工場においてアセチレン法による塩化ビニル、か性ソーダの製造を開始した。

  8. 1960

    磯部工場において半導体シリコンの製造を開始した。

事業とシェア

電子材料

半導体シリコンウエハー、フォトレジストなどの電子材料を製造・販売する。半導体シリコンは子会社の信越半導体などが担う。

規模・シェアなど
2026年3月期の外部顧客向け売上高は10,157.7億円で、連結売上高の39.5%を占めた(有価証券報告書・EDINETベースの集計)

生活環境基盤材料

塩化ビニル樹脂やか性ソーダなどを製造・販売する。米国では子会社シンテックが塩化ビニル樹脂を手がける。

機能材料

シリコーンやセルロース誘導体などの機能材料を製造・販売する。

加工・商事・技術サービス

半導体ウエハー関連容器などの加工製品、商事、技術サービスを手がける。

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

特徴

  • 2026年3月期の売上高営業利益率は24.7%と、化学メーカーとしては高い水準を維持している(前期は29.0%)。
  • 電子材料事業が2026年3月期連結売上高の39.5%を占める最大セグメントである。
  • 単体(提出会社)の平均年間給与は899万円、平均年齢40.8歳、平均勤続年数18.8年、従業員数4,059人と集計されている(有価証券報告書の従業員状況に基づく集計)。
  • 2026年3月期の自己資本比率は78.7%、総資産は5,661,907百万円だった(決算短信)。

企業トリビア

社名の「信越」は、信濃(Shinano)の「信」と越後(Echigo)の「越」に由来すると説明されている。

2026年に創立100周年を迎え、2027年3月期の中間配当には創立100周年の記念配当20円が含まれた。

ライバル企業 — 化学の掲載企業

同じ業界カテゴリ(化学)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業連結売上高(単位:百万円)営業利益率ROE平均年収
信越化学工業東証プライム2兆5,740億円24.7%10.4%899万円
旭化成東証プライム3兆745億円7.5%8%848万円
富士フイルムホールディングス東証プライム3兆3,570億円10.4%7.7%1,086万円
三菱ケミカルグループ東証プライム3兆7,040億円0.8%0.7%1,189万円

よくある質問

信越化学工業の2026年3月期の売上高と営業利益は?

連結売上高は2,573,969百万円(前期比0.5%増)、営業利益は635,204百万円(同14.4%減)です。売上高営業利益率は24.7%でした(2026年3月期決算短信)。

信越化学工業の平均年収は?

有価証券報告書の従業員状況に基づく集計では、単体の平均年間給与は899万円、平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は18.8年、従業員数は4,059人です。

信越化学工業の主力事業は?

最大セグメントは電子材料で、2026年3月期の外部顧客向け売上高は10,157.7億円(連結売上高の39.5%)です。半導体シリコンウエハーやフォトレジストを含みます。

信越化学工業のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは10.4%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))。

信越化学工業の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は78.7%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))。

信越化学工業は実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は2,433億円、現金及び現金同等物は5,621億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))。

出典・確認日(6件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。