特集ページ化学東証プライム証券コード 4461

第一工業製薬の業績・歴史・IR要約

DKS Co. Ltd. ・ 証券コード 4461 ・ 確認日 2026/10/31

京都のファインケミカルメーカー。低誘電樹脂と電池材料が伸び、2026年3月期は純利益が前期比138.6%増の過去最高となった

3行でわかる第一工業製薬

  1. 2026年3月期の連結売上高は82,886百万円↑ 前期比13.1%増、営業利益10,107百万円(同88.9%増)、経常利益10,372百万円、親会社株主に帰属する当期純利益6,169百万円(同138.6%増)と、各利益が過去最高を更新した(決算短信)。
  2. 電子・情報、環境・エネルギー、ライフ・ウェルネス、コア・マテリアルの4セグメントを展開する。ハイエンドサーバ向け低誘電樹脂材料と、電池用材料の負極用水系複合接着剤が好調だった。
  3. 年間配当は150円(前期100円)へ大幅増配した。新中期経営計画「SMART 2030」では2030年3月期に純利益5,000百万円を目標としていたが、2026年3月期に前倒しで達成した。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高82,886百万円(+13.1%)、営業利益10,107百万円(+88.9%)、経常利益10,372百万円、純利益6,169百万円(+138.6%)。ROE13.6%(決算短信)
  • 総資産115,003百万円、自己資本52,039百万円、自己資本比率45.2%。現金及び現金同等物の期末残高は23,830百万円
  • 年間配当150円(中間60円+期末90円)へ増配。2027年3月期第2四半期も経常利益が前年同期比2.5倍に伸び、通期経常利益計画12,600百万円は据え置かれた

出典: 第一工業製薬株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る第一工業製薬

売上高829億円2026年3月期
営業利益101億円2026年3月期
当期利益62億円2026年3月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
12.2%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
13.6%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
45.2%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向24.7%
  • 配当24.7%
  • 内部留保など75.3%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産1,150億円2026年3月期
自己資本520億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)150円2026年3月期

株価・市場データ(参考値)

株価10,180円2026-10-30時点
PER16.8倍2026-10-30時点
時価総額1,080億円2026-10-30時点
配当利回り1.47%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探(2026-10-30終値10,180円)。時価総額は株価×自己株式を除く発行済株式数約10.61百万株による算出値(1,080億円)。PERは株価÷EPS606.28円による算出値。配当利回りは2026年3月期年間配当150円÷株価による算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 2025

    新中期経営計画「SMART 2030」(2025年4月スタート)が始動した

  2. 2026

    2026年3月期に売上高・各利益が過去最高を更新し、純利益は中期経営計画の最終年度目標5,000百万円を初年度に達成した

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

電子・情報

IT・電子部品の付加価値を高める高機能材料を提供するセグメント。低誘電樹脂、特殊界面活性剤、筐体向け難燃剤などを展開する

規模・シェアなど
ハイエンドサーバ向け低誘電樹脂材料が好調(決算短信・予想修正開示)
環境・エネルギー

電池用材料、基板用封止材、太陽電池用途など、環境負荷低減とエネルギー分野を支える製品を提供するセグメント

規模・シェアなど
電池用材料の負極用水系複合接着剤が好調(決算短信・予想修正開示)
ライフ・ウェルネス

化粧品原料や食品・健康分野向けの素材などを扱うセグメント

規模・シェアなど
生活・健康分野向け素材を展開(決算説明資料)
コア・マテリアル

工業用界面活性剤など、同社の基盤となる素材を扱うセグメント

規模・シェアなど
界面活性剤等の基幹素材を展開(決算説明資料)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

太陽電池用途など一部製品を海外向けに販売している(決算説明資料)。海外売上高の内訳は未確認

今後の計画 — 新中期経営計画「SMART 2030」

2026年3月期〜2030年3月期
  • 親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円(2030年3月期目標。2026年3月期実績6,169百万円で前倒し達成)

出典: 第一工業製薬 2026年3月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ(2026年1月28日)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 2026年3月期は営業利益が↑ 前期比88.9%増の10,107百万円

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    純利益は138.6%増の6,169百万円と過去最高を更新

  • 低誘電樹脂材料と電池用負極接着剤の高付加価値品が成長をけん引し

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    営業利益率は12.2%に上昇

  • 年間配当150円(前期100円)へ大幅増配。

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    自己資本比率は45.2%に改善

  • 中期経営計画「SMART 2030」の純利益目標(2030年3月期に5,000百万円)

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    を初年度に前倒し達成した

ライバル企業 — 化学の掲載企業

同じ業界カテゴリ(化学)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
第一工業製薬東証プライム829億円12.2%13.6%—
信越化学工業東証プライム2兆5,740億円24.7%10.4%899万円
旭化成東証プライム3兆745億円7.5%8%848万円
ADEKA東証プライム4,166億円10%9.1%795万円
アイカ工業東証プライム2,518億円11.6%10.2%817万円
有沢製作所東証プライム565億円10.3%—677万円
artience東証プライム3,500億円5.9%3.9%—

よくある質問

第一工業製薬は医薬品の会社ですか?

社名に「製薬」とありますが、医薬品メーカーではなく、界面活性剤や電子材料、電池材料などを手がけるファインケミカル(化学)メーカーです。

第一工業製薬の配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当は1株当たり150円(中間60円+期末90円)で、前期の100円から大幅に増配されました。

業績好調の要因は何ですか?

ハイエンドサーバ向けの低誘電樹脂材料と、電池用材料である負極用水系複合接着剤の販売が伸長したことです。2026年3月期の営業利益は↑ 前期比88.9%増となりました。

第一工業製薬のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは13.6%です(出典: 第一工業製薬株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(IRポケットPDF))。

第一工業製薬の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は45.2%です(出典: 第一工業製薬株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(IRポケットPDF))。

第一工業製薬の配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり150円、配当性向は24.7%です。配当利回りは1.47%(2026-10-30時点)(出典: 第一工業製薬株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(IRポケットPDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。