特集ページ化学東証プライム証券コード 4183

三井化学の業績・歴史・IR要約

Mitsui Chemicals, Inc. ・ 証券コード 4183 ・ 確認日 2026/10/31

ライフ&ヘルスケア・モビリティ・ICT・基礎素材の4事業を展開する総合化学メーカー

3行でわかる三井化学

  1. 2026年3月期(IFRS)の売上収益は1,668,754百万円↓ 前期比7.8%減、営業利益73,809百万円、親会社株主に帰属する当期利益は34,378百万円だった。事業の実力を示すコア営業利益は100,028百万円(決算短信)。
  2. モビリティ、ICT、ライフ&ヘルスケアの3事業が利益を担う一方、石油化学・基礎化学品のベーシック&グリーン・マテリアルズは赤字となった。連結子会社は129社、連結従業員数は16,967人。
  3. 2026年1月に1株→2株の株式分割を実施。配当性向は81.9%で、2027年3月期は売上収益1,900,000百万円、営業利益83,000百万円への回復を予想している。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上収益1,668,754百万円↓ 前期比-7.8%、コア営業利益100,028百万円、営業利益73,809百万円、親会社株主に帰属する当期利益34,378百万円↑ 同+6.6%。親会社所有者帰属持分に対するROEは4.0%
  • セグメント別コア営業利益はモビリティソリューション51,000百万円、ICTソリューション36,900百万円、ライフ&ヘルスケア・ソリューション34,200百万円の一方、ベーシック&グリーン・マテリアルズは18,400百万円の損失(決算概要の概況値)
  • 中国のフェノール事業の持分法適用会社投資に係る減損損失を計上した
  • 2027年3月期の予想は売上収益1,900,000百万円、営業利益83,000百万円、親会社帰属当期利益45,000百万円。年間配当は75円(株式分割後)を予想

出典: 三井化学株式会社 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る三井化学

売上収益1兆6,688億円2026年3月期
営業利益738億円2026年3月期
当期利益344億円2026年3月期
平均年収872万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢40歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数15.1年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)16,967人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
4.4%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
4%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
40.2%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向81.9%
  • 配当81.9%
  • 内部留保など18.1%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 有利子負債残高795,800百万円(決算概要)。内訳は社債及び借入金の流動296,727百万円と非流動443,464百万円の計740,191百万円に、リース負債等を含む

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産2兆1,517億円2026年3月期
自己資本8,647億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)75円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上収益:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1兆9,000億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)830億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)450億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価2,086円2026-10-30時点
PER16.8倍2026-10-30時点
時価総額7,679億円2026-10-30時点
配当利回り3.6%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 銘柄スカウターライト(マネックス証券))。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1933

    東洋高圧工業が福岡県大牟田市に硫安工場を操業(三井化学の淵源)

  2. 1955

    三井石油化学工業株式会社を設立

  3. 1958

    日本初の石油化学コンビナートとなる岩国大竹工場が操業開始

  4. 1968

    東洋高圧工業が三井化学工業を吸収合併し、三井東圧化学株式会社に改称

  5. 1997

    三井石油化学工業と三井東圧化学が合併し、三井化学株式会社が発足

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成5事業
  • ライフ&ヘルスケア・ソリューション15.5%2,591億円
  • モビリティソリューション30.9%5,154億円
  • ICTソリューション16.7%2,795億円
  • ベーシック&グリーン・マテリアルズ36.0%5,999億円
  • その他0.9%149億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

ライフ&ヘルスケア・ソリューション

ヘルスケア・医療関連材料や農業化学品などを展開する事業

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益259,100百万円、セグメント利益34,200百万円(コア営業利益、決算概要の概況値)
モビリティソリューション

自動車向け材料などを展開する事業で、コア営業利益は最大のセグメント

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益515,400百万円、セグメント利益51,000百万円(コア営業利益、決算概要の概況値)
ICTソリューション

半導体・電子材料などを展開する事業

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益279,500百万円、セグメント利益36,900百万円(コア営業利益、決算概要の概況値)
ベーシック&グリーン・マテリアルズ

石油化学・基礎化学品の事業。売上収益は最大だが当期は赤字で、中国フェノール事業の持分法適用会社投資に係る減損損失も計上した

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益599,900百万円、セグメント利益△18,400百万円(コア営業利益、決算概要の概況値)
その他

上記4事業に含まれない事業

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益14,900百万円、セグメント利益△100百万円(コア営業利益、決算概要の概況値)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 129社)

出典: 三井化学 決算短信・決算概要(連結の範囲、連結子会社129社)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

公式会社概要では、連結対象会社154社のうち海外は105社(2026年3月31日現在)。なお決算短信の連結の範囲では連結子会社は129社とされている。

特徴

  • IFRS適用の総合化学メーカー。

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    2026年3月期の売上収益は1,668,754百万円、コア営業利益は100,028百万円

  • モビリティ・ICT・ライフ&ヘルスケアの3事業が利益を担い

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    基礎化学品のベーシック&グリーン・マテリアルズは赤字

  • 2026年1月に1株→2株の株式分割を実施。

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    配当性向は81.9%と高い

  • 連結子会社は129社

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    連結従業員数は16,967人(2026年3月末)

トホホな失敗と、そこからの教訓

2026年3月期、中国のフェノール事業の持分法適用会社投資に係る減損損失を計上した(決算短信)。基礎化学品を担うベーシック&グリーン・マテリアルズはコア営業損失18,400百万円の赤字となった。

ライバル企業 — 化学の掲載企業

同じ業界カテゴリ(化学)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上収益営業利益率ROE平均年収
三井化学東証プライム1兆6,688億円4.4%4%872万円
信越化学工業東証プライム2兆5,740億円24.7%10.4%899万円
旭化成東証プライム3兆745億円7.5%8%848万円
ADEKA東証プライム4,166億円10%9.1%795万円
アイカ工業東証プライム2,518億円11.6%10.2%817万円
有沢製作所東証プライム565億円10.3%—677万円
artience東証プライム3,500億円5.9%3.9%—

よくある質問

三井化学の売上高と利益はいくらですか?

2026年3月期(IFRS)の売上収益は1,668,754百万円、営業利益は73,809百万円、親会社株主に帰属する当期利益は34,378百万円です。事業の実力を見るコア営業利益は100,028百万円です(決算短信)。

三井化学の平均年収はいくらですか?

有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は8,717,118円(約872万円)、平均年齢40.0歳、平均勤続年数15.1年です。連結従業員数は16,967人です。

三井化学の配当はいくらですか?

2026年3月期は中間75円(株式分割前)+期末37.50円(分割後)で、2026年1月の1株→2株分割を考慮した年間配当は75円相当、配当性向は81.9%です。2027年3月期も年間75円(分割後)を予想しています(決算短信)。

三井化学のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは4%です(出典: 三井化学株式会社 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(公式IR PDF、2026年5月13日))。

三井化学の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は40.2%です(出典: 三井化学株式会社 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(公式IR PDF、2026年5月13日))。

三井化学は実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は7,958億円、現金及び現金同等物は1,831億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 三井化学株式会社 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(公式IR PDF、2026年5月13日))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。