1970年に、プロピレンからの直接酸化によりアクリル酸をつくる製法を世界で初めて生み出した
日本触媒の業績・歴史・IR要約
Nippon Shokubai Co., Ltd. ・ 証券コード 4114 ・ 確認日 2026/10/31
アクリル酸と高吸水性樹脂で世界トップクラス。配当性向100%超の積極還元を行う触媒技術の会社
3行でわかる日本触媒
- 2026年3月期の売上収益は399,898百万円↓ 前期比2.3%減、営業利益17,530百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益16,764百万円、ROEは4.3%だった(決算短信、IFRS)。
- アクリル酸と高吸水性樹脂で世界トップクラスの化学メーカー。自社開発の触媒技術を核に、ソリューションズ事業の拡大による事業ポートフォリオの変革を進める。
- 自己資本比率は68.4%。連結従業員数は4,880人、提出会社の平均年間給与は8,590千円(約859万円)(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
- 売上収益399,898百万円↓ 前期比-2.3%、営業利益17,530百万円、税引前利益21,493百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益16,764百万円。ROEは4.3%
- マテリアルズ事業は売上収益278,810百万円・セグメント利益11,943百万円、ソリューションズ事業は売上収益121,088百万円・同5,996百万円(セグメント利益は営業利益に持分法による投資損益を加えた会社定義)
- 年間配当は113円で配当性向は100.8%。自己株式取得70億円を含む総還元性向は141.6%
- 2027年3月期の業績予想・配当予想は未定とした。2025年4月にイーテックを連結子会社化した
出典: 株式会社日本触媒 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見る日本触媒
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債の算入範囲: 借入金58,731百万円(流動23,107百万円+非流動35,624百万円。IFRSの連結財政状態計算書。リース負債は除く)
有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: Yahoo!ファイナンス)。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1941
ヲサメ合成化学工業株式会社を設立
- 1949
日本触媒化学工業株式会社に社名を変更
- 1952
大阪証券取引所に株式を上場
- 1970
姫路工場でアクリル酸及びアクリル酸エステルの製造を開始
- 1983
姫路製造所で高吸水性樹脂の製造を開始
- 1991
株式会社日本触媒に社名を変更
- 2025
株式会社イーテックを取得し、連結子会社化
事業とシェア
- マテリアルズ事業69.7%2,788億円
- ソリューションズ事業30.3%1,211億円
構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。
各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。
マテリアルズ事業売上構成比 69.7%
アクリル酸・アクリル酸エステル、高吸水性樹脂、酸化エチレン、エチレングリコール、プロセス触媒などを手がける事業。セグメント利益は営業利益に持分法による投資損益を加えた会社定義の数値(決算短信・セグメント情報、外部売上高ベース)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高278,810百万円、セグメント利益11,943百万円
ソリューションズ事業売上構成比 30.3%
コンクリート混和剤用ポリマー、電池材料、電子情報材料、自動車・環境触媒などを手がける事業で、中期経営計画では成長領域として資源投入を優先する。セグメント利益は営業利益に持分法による投資損益を加えた会社定義の数値(決算短信・セグメント情報、外部売上高ベース)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高121,088百万円、セグメント利益5,996百万円
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
子会社・関連会社(連結子会社など 28社)
- ニッポンショクバイ・アメリカ・インダストリーズ Inc.
- PT.ニッポンショクバイ・インドネシア
- ニッポンショクバイ・ヨーロッパ N.V.
- 日本乳化剤
- イーテック
- 日触物流
出典: 日本触媒 有価証券報告書(事業の内容:子会社28社・関連会社および共同支配企業16社。関係会社の状況の個別記載16社とその他12社の合計が28社)。主要な子会社のみ抜粋しています。
海外展開
生産・販売拠点を米国、インドネシア、ベルギー、シンガポール、中国などに展開し、アクリル酸・高吸水性樹脂のグローバルな生産・供給ネットワークを持つ(有価証券報告書)
今後の計画 — 中期経営計画2027
- 環境貢献製品の売上収益550億円(2027年度)
- 環境貢献製品の売上収益1,350億円(2030年度)
- 事業ポートフォリオ変革を最優先としてソリューションズ事業へ積極的に資源を投入
出典: 有価証券報告書。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。
特徴
紙おむつ向け高吸水性樹脂とその原料であるアクリル酸で
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世界トップクラスの地位を持つ(公式サイト)
自己資本比率(親会社所有者帰属持分比率)68.4%と財務は堅固。
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配当性向100.8%、自己株式取得を含む総還元性向は141.6%と還元を強化している
自社開発の触媒技術を核に
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電池材料や電子情報材料などのソリューションズ事業の拡大を進める
2027年3月期の業績予想・配当予想は
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中東情勢の影響を見極めるため本決算発表時点で未定とした
企業トリビア
ライバル企業 — 化学の掲載企業
同じ業界カテゴリ(化学)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
日本触媒の平均年収はいくらですか?
2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は8,590千円(約859万円)です。平均年齢39.4歳、平均勤続年数16.6年、単体従業員数2,573人、連結従業員数は4,880人と記載されています。
日本触媒の配当はいくらですか?
2026年3月期の年間配当金は1株当たり113円で、配当性向は100.8%です。配当性向100%またはDOE(株主資本配当率)2.0%のいずれか大きい方とする株主還元方針に基づきます(決算短信、IFRS)。
日本触媒の高吸水性樹脂とは何ですか?
高吸水性樹脂は紙おむつの吸収体などに使われる素材で、原料のアクリル酸とともに世界トップクラスのシェアを持ちます(公式サイト)。マテリアルズ事業の2026年3月期の売上収益は278,810百万円でした(決算短信)。
日本触媒のROE(自己資本利益率)は?
2026年3月期のROEは4.3%です(出典: 株式会社日本触媒 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)(JPX開示PDF))。
日本触媒の自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は68.4%です(出典: 株式会社日本触媒 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)(JPX開示PDF))。
日本触媒は実質無借金ですか?
2026年3月期の有利子負債は587億円、現金及び現金同等物は518億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 株式会社日本触媒 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)(JPX開示PDF))。
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出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- 株式会社日本触媒 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)(JPX開示PDF) (2026/10/31確認)
- 株式会社日本触媒 有価証券報告書(EDINET DB掲載の全文テキスト。原本は金融庁EDINET) (2026/10/31確認)
- 日本触媒 公式サイト 会社概要 (2026/10/31確認)
- Yahoo!ファイナンス (2026/10/31確認)