特集ページ化学東証プライム証券コード 4061

デンカの業績・歴史・IR要約

Denka Company Limited ・ 証券コード 4061 ・ 確認日 2026/10/31

1915年創立の総合化学メーカー。電子材料とワクチン・診断薬を両輪に、前期の最終赤字から黒字転換

3行でわかるデンカ

  1. 2026年3月期の売上高は384,247百万円↓ 前期比4.0%減、営業利益26,225百万円、親会社株主に帰属する当期純利益15,695百万円で、前期の当期純損失から黒字に転換した(決算短信)。
  2. 1915年創立の総合化学メーカー。電子・先端材料、ワクチン・診断薬、合成ゴム、スチレン系樹脂など幅広い事業を展開する。
  3. 自己資本比率は45.6%。連結従業員数は6,454人、提出会社の平均年間給与は7,555,075円(約756万円)(有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高384,247百万円↓ 前期比-4.0%、営業利益26,225百万円、経常利益19,295百万円、親会社株主に帰属する当期純利益15,695百万円。前期の当期純損失(-12,300百万円)から黒字に転換し、ROEは5.2%
  • 電子・先端プロダクツが売上高104,430百万円・セグメント利益13,886百万円と利益の柱。エラストマー・インフラソリューションのセグメント利益は68百万円にとどまった(外部売上高ベース)
  • 米国子会社デンカパフォーマンスエラストマーの操業暫定停止に伴い、事業整理損21,112百万円を特別損失に計上した
  • 年間配当は100円(配当性向54.9%)。2027年3月期は売上高450,000百万円、営業利益30,000百万円、当期純利益16,000百万円を予想

出典: デンカ株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るデンカ

売上高3,842億円2026年3月期
営業利益262億円2026年3月期
当期利益157億円2026年3月期
平均年収756万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢40.8歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数16.4年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)6,454人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
6.8%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
5.2%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
45.6%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向54.9%
  • 配当54.9%
  • 内部留保など45.1%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金51,797百万円+コマーシャル・ペーパー20,000百万円+1年内返済予定の長期借入金150百万円+1年内償還予定の社債15,000百万円+社債10,000百万円+長期借入金124,766百万円(連結貸借対照表。リース債務は除く)

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産6,810億円2026年3月期
自己資本3,107億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)100円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)4,500億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)300億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)160億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,055円2026-10-30時点
PER16.46倍2026-10-30時点
時価総額2,705億円2026-10-30時点
配当利回り3.27%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Yahoo!ファイナンス)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1915

    設立(電気化学工業)

  2. 1949

    東京証券取引所などに上場

  3. 1962

    青海工場で国産クロロプレンゴムの製造に成功

  4. 2015

    商号をデンカ株式会社に変更

  5. 2020

    デンカ生研を吸収合併

  6. 2026

    カイノスを公開買付けにより子会社化

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成5事業
  • 電子・先端プロダクツ27.2%1,044億円
  • ライフイノベーション10.5%405億円
  • エラストマー・インフラソリューション25.4%976億円
  • ポリマーソリューション32.3%1,242億円
  • その他4.6%176億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

電子・先端プロダクツ

アセチレンブラック、機能性セラミックス・フィルム・テープ、放熱材料・基板、接着剤などを手がける最大の利益源(決算短信・セグメント情報、外部売上高ベース)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高104,430百万円、セグメント利益13,886百万円
ライフイノベーション

インフルエンザワクチンや各種ウイルス抗原迅速診断キットなどを手がける事業(決算短信・セグメント情報、外部売上高ベース)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高40,520百万円、セグメント利益6,247百万円
エラストマー・インフラソリューション

クロロプレンゴムなどの機能性エラストマー、特殊混和材、肥料、コルゲート管などを手がける事業(決算短信・セグメント情報、外部売上高ベース)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高97,583百万円、セグメント利益68百万円
ポリマーソリューション

スチレン系機能樹脂、アセチル系化成品、ウィッグ用合成繊維、食品包装材料などを手がける最大の売上セグメント(決算短信・セグメント情報、外部売上高ベース)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高124,161百万円、セグメント利益3,574百万円
その他

上記以外の事業(決算短信・セグメント情報、外部売上高ベース)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高17,552百万円、セグメント利益2,427百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 57社)

  • デンカシンガポールPte.Ltd.
  • デンカアドバンテックPte.Ltd.
  • デンカパフォーマンスエラストマーLLC
  • 東洋スチレン
  • カイノス
  • YKアクロス

出典: デンカ 有価証券報告書(事業の内容:子会社57社・関連会社11社。社名は関係会社の状況に記載の連結子会社から)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

出典:

今後の計画 — 経営計画「Mission 2030」フェーズ2

2026〜2028年度
  • 営業利益の過去最高益更新
  • ROE8%

出典: 有価証券報告書。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 電子・先端プロダクツがセグメント利益13,886百万円と

    続きを読む

    全社利益の過半を占める利益の柱

  • インフルエンザワクチンや迅速診断キットを手がけるライフイノベーション事業を持ち

    続きを読む

    2026年には臨床検査薬のカイノスを子会社化した

  • 前期の最終赤字から黒字転換した一方

    続きを読む

    米国子会社デンカパフォーマンスエラストマーの操業暫定停止に伴う事業整理損21,112百万円を計上した

  • 海外売上高は169,906百万円で連結売上高の44.2%を占める

ライバル企業 — 化学の掲載企業

同じ業界カテゴリ(化学)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
デンカ東証プライム3,842億円6.8%5.2%756万円
信越化学工業東証プライム2兆5,740億円24.7%10.4%899万円
旭化成東証プライム3兆745億円7.5%8%848万円
ADEKA東証プライム4,166億円10%9.1%795万円
アイカ工業東証プライム2,518億円11.6%10.2%817万円
ダイセル東証プライム5,796億円7.3%2.8%866万円
ダイワボウホールディングス東証プライム1兆3,509億円3.3%19.9%932万円

よくある質問

デンカの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は7,555,075円(約756万円)です。平均年齢40.8歳、平均勤続年数16.4年、単体従業員数4,234人、連結従業員数は6,454人と記載されています。

デンカの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり100円で、配当性向は54.9%です(決算短信)。

デンカは前期の赤字から回復しましたか?

2025年3月期は親会社株主に帰属する当期純損失12,300百万円でしたが、2026年3月期は当期純利益15,695百万円となり、黒字に転換しました(決算短信)。

デンカのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは5.2%です(出典: デンカ株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(公式IR PDF))。

デンカの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は45.6%です(出典: デンカ株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(公式IR PDF))。

デンカは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は2,217億円、現金及び現金同等物は353億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: デンカ株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(公式IR PDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。