特集ページ化学東証プライム証券コード 4410

ハリマ化成グループの業績・歴史・IR要約

Harima Chemicals Group, Inc. ・ 証券コード 4410 ・ 確認日 2026/10/31

松ヤニ由来の「パインケミカル」を核とする化学メーカー。2027年3月期は一転して8期ぶり最高益予想へ上方修正

3行でわかるハリマ化成グループ

  1. 2026年3月期の連結売上高は103,763百万円↑ 前期比2.7%増、営業利益3,283百万円(同57.6%増)、経常利益2,996百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,345百万円(同207.5%増)と大幅増益となった(決算短信)。
  2. 松の樹脂(ロジン)を原料とするパインケミカルを核に、塗料・印刷インキ用樹脂、製紙用薬品、電子材料などを展開し、海外ではローター(Lawter)事業を手がける。
  3. 2027年3月期第2四半期決算に合わせ、通期の売上高予想を125,000百万円、経常利益予想を5,000百万円へ上方修正し、8期ぶりの最高益更新見通しとなった。年間配当予想も50円へ増額した。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高103,763百万円(+2.7%)、営業利益3,283百万円(+57.6%)、経常利益2,996百万円(+125.2%)、純利益2,345百万円(+207.5%)(決算短信)
  • 総資産102,886百万円、自己資本40,800百万円、自己資本比率39.7%、ROE6.0%。現金及び現金同等物の期末残高は6,177百万円
  • 年間配当42円(配当性向43.5%)。2027年3月期は第2四半期時点で売上高125,000百万円・経常利益5,000百万円へ上方修正し、配当予想を50円へ増額した

出典: ハリマ化成グループ株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るハリマ化成グループ

売上高1,038億円2026年3月期
営業利益33億円2026年3月期
当期利益23億円2026年3月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
3.2%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
6%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
39.7%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向43.5%
  • 配当43.5%
  • 内部留保など56.5%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産1,029億円2026年3月期
自己資本408億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)42円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1,250億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価1,355円2026-10-30時点
PER14.03倍2026-10-30時点
時価総額329億円2026-10-30時点
配当利回り3.69%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub(2026-10-30終値1,355円、ストップ高)。時価総額は株価×自己株式を除く発行済株式数約24.31百万株による算出値(329億円)。PERは株価÷EPS96.56円による算出値。配当利回りは2027年3月期の増額後予想配当50円÷株価による算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 2026

    ニュージーランド子会社のロジン事業から撤退する方針を公表した。2027年6月末で生産を停止し、約28億円の特別損失を計上する予定とされる(会社発表に基づく報道)

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

樹脂・トール油事業(パインケミカル)

塗料用樹脂、印刷インキ用樹脂、接着剤用樹脂、合成ゴム用乳化剤などを製造販売する。2027年3月期上期は塗料用樹脂が増収となり、半導体レジスト用樹脂の販売も好調だった

規模・シェアなど
松ヤニ由来のロジン等を原料とする主力分野(公式製品情報)
製紙用薬品事業

紙のにじみを防ぐサイズ剤や紙の強度を高める紙力増強剤など、製紙工程向けの薬品を提供する

規模・シェアなど
サイズ剤・紙力増強剤・塗工剤等を展開(公式製品ページ)
電子材料事業・ローター事業

電子部品用はんだ材料等の電子材料と、海外子会社ローターによる路面標示塗料用樹脂やガムロジン・テレピン油の販売を行う

規模・シェアなど
ローター事業は北米・南米等で展開(株探ニュース)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

海外子会社ローター(Lawter)が北米で路面標示塗料用樹脂、南米でガムロジンやテレピン油を販売するなど、グローバルに展開している。一方、ニュージーランドのロジン事業は2027年6月末の生産停止・撤退が決まっている(会社発表に基づく報道)

特徴

  • 2026年3月期は純利益が↑ 前期比207.5%増の2,345百万円と大幅増益。

    続きを読む

    営業利益も57.6%増となった

  • 2027年3月期は売上高125,000百万円・経常利益5,000百万円へ上方修正され

    続きを読む

    8期ぶりの最高益更新見通し

  • 年間配当42円(配当性向43.5%)。

    続きを読む

    2027年3月期は50円への増配を計画

  • 松ヤニを原料とするパインケミカルで

    続きを読む

    塗料・インキ用樹脂から半導体レジスト用樹脂まで展開

ライバル企業 — 化学の掲載企業

同じ業界カテゴリ(化学)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
ハリマ化成グループ東証プライム1,038億円3.2%6%—
信越化学工業東証プライム2兆5,740億円24.7%10.4%899万円
旭化成東証プライム3兆745億円7.5%8%848万円
ADEKA東証プライム4,166億円10%9.1%795万円
アイカ工業東証プライム2,518億円11.6%10.2%817万円
有沢製作所東証プライム565億円10.3%—677万円
artience東証プライム3,500億円5.9%3.9%—

よくある質問

ハリマ化成グループの主力事業は何ですか?

松ヤニ(ロジン)を原料とするパインケミカル事業です。塗料や印刷インキ向けの樹脂、製紙用薬品、電子材料などを製造販売しています。

ハリマ化成グループの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当は1株当たり42円(配当性向43.5%)でした。2027年3月期は50円(特別配当4円を含む)への増配を計画しています。

2027年3月期の業績予想は?

2026年10月30日に上方修正され、売上高125,000百万円、経常利益5,000百万円と、8期ぶりの最高益更新が見込まれています。

ハリマ化成グループのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは6%です(出典: ハリマ化成グループ株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet PDF))。

ハリマ化成グループの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は39.7%です(出典: ハリマ化成グループ株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet PDF))。

ハリマ化成グループの配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり42円、配当性向は43.5%です。配当利回りは3.69%(2026-10-30時点)(出典: ハリマ化成グループ株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet PDF))。

同じ業界の企業と、次に読む

出典・確認日(3件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。