設立前年の1995年に起きた阪神・淡路大震災で多くの木造家屋が倒壊したことが、木造住宅に構造計算の仕組みを広める同社設立の契機となった
エヌ・シー・エヌの業績・歴史・IR要約
New Constructor's Network Co., Ltd. ・ 証券コード 7057 ・ 確認日 2026/11/01
木造建築の構造計算「SE構法」を軸に、安心・安全な木構造の普及を目指す
3行でわかるエヌ・シー・エヌ
- エヌ・シー・エヌは1996年にセブン工業と日商岩井(現・双日)の合弁で設立された木造建築の耐震設計会社で、全棟構造計算を行う独自の建築システム「SE構法」を軸に、木造耐震設計事業、建築環境設計事業、BIM事業を展開する。
- 2026年3月期の連結業績は売上高8,414百万円↑ 前期比3.6%増、営業利益152百万円、親会社株主に帰属する当期純利益144百万円だった。期末の総資産は6,058百万円、自己資本は2,118百万円、自己資本比率は35.0%だった(決算短信)。
- 配当は年間31円で配当性向は63.6%だった(決算短信)。2027年3月期は配当性向40%を基準とする方針のもと、年間33円の配当を計画しているとされる(FISCO Research Memo)。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
- 売上高8,414百万円↑ 前期比+3.6%、営業利益152百万円↓ 同-14.6%、経常利益187百万円、当期純利益144百万円↓ 同-25.2%、EPS48.72円、ROE6.9%
- 期末の総資産6,058百万円、純資産2,396百万円、自己資本2,118百万円、自己資本比率35.0%
- 年間配当31.00円(配当金総額92百万円)、配当性向63.6%、株主資本配当率(DOE)4.4%
出典: エヌ・シー・エヌ 2026年3月期 決算短信(2026年5月14日) (2026/11/01確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るエヌ・シー・エヌ
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
- 配当63.6%
- 内部留保など36.4%
ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: 株価902円は2026-10-30終値(Finnhub)。PERは決算短信のEPS48.72円から算出(902÷48.72≒18.5)。配当利回りは年間配当31円÷株価で算出。時価総額は発行済株式数(自己株式控除後)との整合を検証できないためnull(Finnhub表示2.89B円))。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1995
阪神・淡路大震災で木造住宅の倒壊が相次ぎ、構造計算の不在が課題として認識された(設立の背景、決算説明資料)
- 1996
設立(1996年12月11日、セブン工業と日商岩井(現・双日)の合弁)
- 1997
SE構法の販売を開始
- 2019
JASDAQスタンダード市場に上場
- 2021
SE構法の累計出荷数が25,000棟を突破(2021年4月、報道)
事業とシェア
各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。
木造耐震設計事業(SE構法)
全棟構造計算を実施し、強度の明確な集成材を用いる独自の木造建築システム「SE構法」を工務店・住宅会社向けに提供する主力事業
建築環境設計事業
省エネ・環境設計分野の事業。省エネ適合義務化に伴う需要の取り込みを進める(決算説明資料)
BIM事業
BIMを活用した設計支援事業
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
子会社・関連会社
- 株式会社木構造デザイン
- 株式会社KINO BIM
- 株式会社翠豊
- SE住宅ローンサービス株式会社
- 株式会社MUJI HOUSE
- YADOKARI株式会社
- 株式会社一宮リアライズ
- N&S開発株式会社
- 株式会社イデーユニバーサル
特徴
全棟構造計算と強度の明確な集成材を使う独自の建築システム「SE構法」を提供する
SE構法の累計出荷数は2021年に25,000棟を突破した(報道)
配当は連結業績に基づく年間配当性向40%を基準とする方針(FISCO Research Memo)
企業トリビア
ライバル企業 — サービス業の掲載企業
同じ業界カテゴリ(サービス業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
SE構法とは何ですか?
木造建築向けの独自の建築システムで、全棟構造計算を実施し、材料には強度のわかる集成材を使用します。住宅分野から大規模木造建築(非住宅)分野まで展開しています(決算説明資料)。
エヌ・シー・エヌ設立の経緯は?
前年の1995年に阪神・淡路大震災で多くの木造家屋が倒壊し、木造住宅に構造計算が普及していないことが課題となったことが契機です(決算説明資料)。
配当方針はどうなっていますか?
連結業績に基づいた年間配当性向40%を基準とし、継続的かつ安定的に実施することを基本方針としています。2027年3月期は年間33.0円(配当性向40.0%)を計画しているとされます(FISCO Research Memo)。
エヌ・シー・エヌのROE(自己資本利益率)は?
2026年3月期のROEは6.9%です(出典: エヌ・シー・エヌ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet原典ミラー))。
エヌ・シー・エヌの自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は35%です(出典: エヌ・シー・エヌ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet原典ミラー))。
エヌ・シー・エヌの配当は?
2026年3月期の年間配当は1株当たり31円、配当性向は63.6%です。配当利回りは3.44%(2026-10-30時点)(出典: エヌ・シー・エヌ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet原典ミラー))。
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出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/11/01 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- エヌ・シー・エヌ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet原典ミラー) (2026/10/31確認)
- エヌ・シー・エヌ 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(JPX掲載PDF) (2026/11/01確認)
- エヌ・シー・エヌ Research Memo(9)(FISCO、2026年7月3日) (2026/11/01確認)
- 株価902円は2026-10-30終値(Finnhub)。PERは決算短信のEPS48.72円から算出(902÷48.72≒18.5)。配当利回りは年間配当31円÷株価で算出。時価総額は発行済株式数(自己株式控除後)との整合を検証できないためnull(Finnhub表示2.89B円) (2026/10/31確認)