特集ページ建設業東証スタンダード証券コード 1905

テノックスの業績・歴史・IR要約

TENOX CORPORATION ・ 証券コード 1905 ・ 確認日 2026/10/31

テノコラム工法を持つ工法開発型の基礎工事専業会社

3行でわかるテノックス

  1. 杭工事と地盤改良工事を専門とする基礎工事会社。テノコラム工法など自社開発工法を持ち、1970年の設立以来、住宅から鉄道・道路まで幅広い構造物の基礎を担う。
  2. 2026年3月期は北海道新幹線工事のピークアウトで売上高が計画を下回った一方、売上総利益率が19.0%に向上し、純利益は9億3,900万円となった。年間配当は60円50銭。
  3. 2026年1月にジャパンホームシールドの株式30%を取得し、戸建て住宅の地盤市場へ基盤を広げた。2027年3月期は売上高230億円・純利益10億円を予想する。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 親会社株主に帰属する当期純利益は9億3,900万円(期初計画比44.5%増)、ROE7.1%。売上高は210億円と計画を大幅に下回ったが売上総利益率は19.0%に向上(決算説明会、2026年5月21日開催)
  • 年間配当は60円50銭(中間26円+期末34円50銭)、DOE3.0%を達成(2026年5月12日の修正発表)
  • 2027年3月期の予想は売上高230億円、営業利益11億5,000万円、純利益10億円、ROE7.2%(決算説明会)。中期経営計画の最終年度にあたる
  • 2026年1月にジャパンホームシールドへ約26億円を出資し株式30%を取得。北海道新幹線工事は2027年3月期に概ね完了する見込みで、リニア中央新幹線の収益貢献は2029年3月期頃からと想定

出典: 株式会社テノックス 2026年3月期決算説明会(ログミーFinance書き起こし)・業績予想の修正および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ(2026年5月12日) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るテノックス

当期利益9億円2026年3月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

ROE(自己資本利益率)
7.1%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

年間配当(1株当たり)60.5円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高(予想)230億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)12億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)10億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価1,450円2026-10-30時点
配当利回り4.17%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub・株探(2026-10-30終値1,450円)。時価総額は株探表示の約106億円(発行済7,347,680株ベース)とFinnhub表示の約92.8億円が整合しないためnull。PERも出典間で不一致のためnull。配当利回りは確定配当60.5円÷1,450円の算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1970

    創業者の安田善次郎氏によって設立。旭化成工業(現・旭化成)の代理店としてコンクリート杭の販売・施工を開始(FISCO Research Memo)

  2. 1984

    地盤改良のテノコラム工法の特許を取得(FISCO Research Memo)

  3. 1991

    日本証券業協会に株式を店頭登録(FISCO Research Memo)

  4. 2015

    ベトナム・ホーチミン市にTENOX ASIA COMPANY LIMITEDを設立(FISCO Research Memo)

  5. 2026

    ジャパンホームシールドの株式30%を取得し資本業務提携を開始(決算説明会)

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

建設事業

杭工事(コンクリートパイル・鋼管パイルの販売と杭打工事の請負)と地盤改良工事(テノコラム工法など自社開発工法)を手がける主力事業。決算説明会では土木・建築・海外に分けて説明している

規模・シェアなど
2025年3月期のセグメント売上高は建設事業23,169百万円(決算短信)
土木建築コンサルティング事業

子会社を通じた土木建築分野のコンサルティング全般

規模・シェアなど
2025年3月期のセグメント売上高は524百万円(決算短信)
その他

川崎市での不動産賃貸など

規模・シェアなど
2025年3月期のセグメント売上高は23百万円(決算短信)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

ベトナム・ホーチミン市に子会社TENOX ASIA COMPANY LIMITEDを持ち、地盤改良工事を展開。2018年にベトナムでテノコラム工法の技術認証を取得した(FISCO Research Memo)

今後の計画 — 中期経営計画(2025年3月期〜2027年3月期)

2025年3月期〜2027年3月期(2027年3月期が最終年度)
  • 最終年度(2027年3月期)の経常利益15億円
  • ROE8%以上
  • 配当指標を配当性向からDOE(純資産配当率)へ変更し計画期間中DOE2%以上を方針化(2026年3月期実績はDOE3.0%)

出典: テノックス 中期経営計画に関する会社発表(2024年5月10日)および2026年3月期決算説明会。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 地盤改良のテノコラム工法(1984年に特許取得)など自社開発工法を持つ工法開発型の基礎工事会社

  • 北海道新幹線延伸工事がピークアウトする中

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    地盤改良を中心とする基礎収益力が主軸に移行

  • 2026年1月にジャパンホームシールドの株式30%を取得し

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    戸建て住宅の地盤調査・地盤保証市場へ進出

  • 配当はDOE(純資産配当率)を指標とし

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    2026年3月期はDOE3.0%・年間配当60円50銭

  • ベトナム子会社TENOX ASIAを通じ海外でも地盤改良工事を展開

トホホな失敗と、そこからの教訓

ベトナムSPCC買収の断念

ベトナムのパイル製造事業SPCC(SINO-PACIFIC CONSTRUCTION CONSULTANCY CO.,LTD)の買収について、2025年7月にMOUを締結し数か月交渉したが、回避できないリスクを解決できず買収を断念した(2026年3月期決算説明会で会社が説明)

読み方: 海外M&Aでは現地リスクの見極めと撤退判断の早さが重要になる

出典: undefined (2026/10/31確認)

企業トリビア

社名「TENOX」は、設立当初の10名の青年が雄牛のように力強くまい進することを願い、10名の「TEN」と雄牛の「OX」を組み合わせて名付けられた

ライバル企業 — 建設業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(建設業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
テノックス東証スタンダード——7.1%—
暁飯島工業東証スタンダード101億円———
朝日工業社東証プライム1,048億円11.1%19.9%1,216万円
淺沼組東証プライム1,753億円4.1%10.9%935万円
アジアパイルホールディングス東証プライム1,160億円9.4%15.5%—
ベステラ東証プライム111億円6.7%—654万円
カドス・コーポレーション東証スタンダード————

よくある質問

テノックスは何をしている会社ですか?

杭工事と地盤改良工事を専門とする基礎工事会社です。地盤改良のテノコラム工法など自社開発工法を持ち、住宅・商業施設・鉄道・道路などの基礎工事を請け負います(会社説明資料)。

テノックスの2026年3月期の業績はどうでしたか?

親会社株主に帰属する当期純利益は9億3,900万円、ROEは7.1%でした。売上高は210億円と計画を下回りましたが、売上総利益率が19.0%に向上しました(2026年3月期決算説明会)。

テノックスの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当は1株当たり60円50銭(中間26円+期末34円50銭)で、純資産配当率(DOE)3.0%を達成しました(業績予想・配当予想の修正に関するお知らせ、2026年5月12日)。

テノックスのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは7.1%です(出典: 株式会社テノックス 2026年3月期決算説明会(ログミーFinance書き起こし)・業績予想の修正および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ(2026年5月12日))。

テノックスの配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり60.5円です。配当利回りは4.17%(2026-10-30時点)(出典: 株式会社テノックス 2026年3月期決算説明会(ログミーFinance書き起こし)・業績予想の修正および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ(2026年5月12日))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。