特集ページ建設業東証スタンダード証券コード 1434

JESCOホールディングスの業績・歴史・IR要約

JESCO Holdings, Inc. ・ 証券コード 1434 ・ 確認日 2026/10/31

1970年創業の電気・通信インフラEPC企業。ベトナム設計拠点と不動産事業を持つ

3行でわかるJESCOホールディングス

  1. 1970年創業の電気設備・電気通信設備工事のEPC企業グループの持株会社。国内EPC、アセアンEPC(ベトナム)、不動産の3事業を展開する。
  2. 2026年8月期は売上高18,063百万円と↓ 前期比5.3%減収だったが、営業利益は1,927百万円と同11.9%増益で、受注残高は13,597百万円と前期末比48.5%増えた(決算短信)。
  3. 中期経営計画では2028年8月期に売上高250億円・営業利益25億円・ROE15%以上・配当性向40%・時価総額150億円の実現を目指すとしている。

IRかんたん要約 — 2026年8月期 決算の要約

2026年8月期
  • 売上高18,063百万円↓ 前期比5.3%減、営業利益1,927百万円(同11.9%増)、経常利益1,929百万円(同14.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,209百万円(同12.4%増)、EPS174.06円、ROE15.2%(2026年10月14日発表の決算短信)
  • 受注高21,665百万円(同8.7%増)、受注残高13,597百万円(同48.5%増)。2026年8月期末の総資産18,972百万円、自己資本8,453百万円、自己資本比率44.6%、現金及び現金同等物の期末残高2,886百万円
  • 2027年8月期の会社予想は売上高21,200百万円、営業利益2,300百万円、当期純利益1,350百万円。年間配当は60円への増配を予想

出典: JESCOホールディングス株式会社 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月14日、公式サイト掲載) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るJESCOホールディングス

売上高181億円2026年8月期
営業利益19億円2026年8月期
当期利益12億円2026年8月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
10.7%
2026年8月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
15.2%
2026年8月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
44.6%
2026年8月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年8月期)
配当性向27.6%
  • 配当27.6%
  • 内部留保など72.4%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年8月期)

有利子負債の算入範囲: 短信BSの内訳(短期借入金1,300百万円+1年内返済長期借入金147百万円+長期借入金4,923百万円+リース債務流動11百万円+リース債務固定30百万円)の合計

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産190億円2026年8月期
自己資本85億円2026年8月期
年間配当(1株当たり)48円2026年8月期

業績予想 — 2027年8月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)212億円2027年8月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)23億円2027年8月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)14億円2027年8月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価1,578円2026-10-30時点
PER9.1倍2026-10-30時点
時価総額110億円2026-10-30時点
配当利回り3.04%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株価1,578円は2026-10-30終値(みんかぶ)。時価総額110億円は株価×自己株式控除後の株式数6,958,520株(発行済6,975,400株−自己株式16,880株、決算短信)による算出値。PER9.1倍は株価÷EPS174.06円、配当利回り3.04%は年間配当48円÷株価の算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1970

    電気工事会社として創業(1970年)。その後、電気通信工事へ事業を拡大

  2. 2001

    ベトナムへ進出

  3. 2022

    不動産事業を立ち上げ、事業の多角化を開始

  4. 2025

    「JESCO VISION 2035」と中期経営計画(2026年8月期〜2028年8月期)を公表(2025年8月)

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年8月期)
売上構成3事業
  • 国内EPC事業68.7%124億円
  • アセアンEPC事業8.0%15億円
  • 不動産事業23.3%42億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

国内EPC事業

通信システム、電気設備、太陽光発電設備等の企画・設計・施工・保守を一貫して手掛ける主力事業。受注高16,825百万円、受注残高13,552百万円(2026年8月期末)

規模・シェアなど
2026年8月期の売上高12,401百万円(売上構成比68.7%)、セグメント利益1,624百万円
アセアンEPC事業

ベトナムを中心に設計・積算業務と電気・通信工事を行う事業。不採算の工事子会社を譲渡し、設計・積算への集中を進めている

規模・シェアなど
2026年8月期の売上高1,453百万円(同8.0%)、セグメント損失69百万円
不動産事業

2022年に立ち上げた事業。再生可能な不動産を取得しバリューアップして売却・賃貸する「不動産再生型ビジネスモデル」を推進

規模・シェアなど
2026年8月期の売上高4,207百万円(同23.3%)、セグメント利益805百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

ベトナムに拠点を持ち、設計・積算業務(5拠点体制)と電気・通信工事を展開する。ロンタイン国際空港ターミナルビルの電気設備・ICT施工監理業務にも参画(決算短信)

今後の計画 — 中期経営計画「JESCO VISION 2035」

2026年8月期〜2028年8月期(長期ビジョン「JESCO VISION 2035」)
  • 最終年度(2028年8月期):売上高250億円
  • 最終年度(2028年8月期):営業利益25億円
  • ROE15%以上
  • 配当性向40%
  • 時価総額150億円

出典: JESCOホールディングス株式会社 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)(中期経営計画の目標値を記載)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 2026年8月期は受注高21,665百万円↑ 前期比8.7%増

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    受注残高13,597百万円(同48.5%増)と受注が好調

  • ROE15.2%と高水準で

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    中期経営計画でもROE15%以上・配当性向40%・時価総額150億円を目標に掲げる

  • 設計業務をベトナム子会社で行うオフショア体制で

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    国内の技術者不足に対応するコスト競争力を持つ

  • ベトナムの若手人材を採用し

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    群馬県の自社トレーニングセンターで研修してグループ各社へ配属する育成の仕組みを構築

トホホな失敗と、そこからの教訓

ベトナム工事子会社の譲渡と特別損失の計上

ベトナムで電気設備工事を行っていた連結子会社JESCO PEICO ENGINEERING JSCについて、現地企業からの受注を控える中で事業環境が厳しく、今中期経営計画期間内のアセアンEPC事業の黒字化と成長事業への集中を目的として、2026年8月期に全株式を譲渡した。これに伴い特別損失45百万円(子会社株式売却損)を計上した(2026年8月期決算短信)。

読み方: 現地企業向け工事の代金回収リスクを踏まえ、工事部門からは撤退し、日系・欧米企業向け受注と設計・積算業務への集中に転換した

出典: undefined (2026/10/31確認)

企業トリビア

2001年のベトナム進出以来、現地大学と提携して学生を採用し、日本語研修と群馬県の自社トレーニングセンターでの研修を経て電気工事士等の資格取得まで一貫支援する外国人材育成の仕組みを持つ(決算短信)

ライバル企業 — 建設業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(建設業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
JESCOホールディングス東証スタンダード181億円10.7%15.2%—
朝日工業社東証プライム1,048億円11.1%19.9%1,216万円
淺沼組東証プライム1,753億円4.1%10.9%935万円
アジアパイルホールディングス東証プライム1,160億円9.4%15.5%—
ベステラ東証プライム111億円6.7%——
キャンディル東証スタンダード139億円3%——
中電工東証プライム2,279億円11.5%7.9%845万円

よくある質問

JESCOホールディングスの事業内容は?

国内EPC事業(通信・電気・太陽光発電設備の設計・施工)、アセアンEPC事業(ベトナムでの設計・工事)、不動産事業の3つです。

JESCOホールディングスの2026年8月期の業績はどうでしたか?

売上高18,063百万円↓ 前期比5.3%減でしたが、営業利益1,927百万円(同11.9%増)、経常利益1,929百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,209百万円と減収増益でした。受注高は21,665百万円と↑ 前期比8.7%増えました(決算短信)。

JESCOホールディングスの配当はいくらですか?

2026年8月期の年間配当は1株当たり48円(配当性向27.6%)です。2027年8月期は60円への増配を予想し、中期経営計画では最終年度に配当性向40%を目指しています。

JESCOホールディングスのROE(自己資本利益率)は?

2026年8月期のROEは15.2%です(出典: JESCOホールディングス株式会社 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイトPDF))。

JESCOホールディングスの自己資本比率は?

2026年8月期の自己資本比率は44.6%です(出典: JESCOホールディングス株式会社 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイトPDF))。

JESCOホールディングスは実質無借金ですか?

2026年8月期の有利子負債は64億円、現金及び現金同等物は29億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: JESCOホールディングス株式会社 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイトPDF))。

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出典・確認日(2件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。