特集ページ建設業東証プライム証券コード 6330

東洋エンジニアリングの業績・歴史・IR要約

TOYO ENGINEERING CORPORATION ・ 証券コード 6330 ・ 確認日 2026/10/31

プラントEPCの専業大手。2026年3月期はブラジル発電案件の損失で最終赤字、新中計で再建へ

3行でわかる東洋エンジニアリング

  1. 石油・石油化学・肥料・発電などのプラントの設計・調達・建設(EPC)を手がける総合エンジニアリング会社。本社は千葉県千葉市美浜区で、三井化学の前身企業の工務部門が分離独立して1961年に設立された。
  2. 2026年3月期は売上高1,829億円、営業損失190億円、純損失149億円と、ブラジル発電プロジェクトの損失が響いて最終赤字となった(決算説明資料)。一方で受注高は持分法適用会社分を含め4,204億円を確保した。
  3. 2027年3月期は売上高1,900億円、純利益60億円への黒字転換を計画し、粗利率14.7%の高収益構造への転換を掲げる。新5ヵ年中期経営計画(2026〜2030年度)と長期ビジョン「TOYO VISION 2040」も発表した。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高1,829億円、粗利64億円(粗利率3.5%)、営業損失190億円、経常損失113億円、純損失149億円。ROEは-28.9%(決算説明資料はいずれも億円単位の表示)
  • 受注高は連結1,758億円、持分法適用会社分を含めると4,204億円。期末受注残高は連結2,693億円
  • 2027年3月期は売上高1,900億円、営業利益30億円、純利益60億円、粗利率14.7%を計画。期末配当は無配、2027年3月期の期末配当は25円を予想

出典: 東洋エンジニアリング FY2025(2026年3月期)決算説明資料(公式開示) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

ROE(自己資本利益率)
-28.9%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産2,611億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)0円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高(予想)1,900億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)30億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)60億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価2,182円2026-10-30時点
時価総額1,279億円2026-10-30時点
配当利回り1.1%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub(2026-10-30終値2,182円)。時価総額1,279億円は株式数約58.6百万株×2,182円の算出値(Finnhub表示137.29B円は株式数前提が不整合のため不採用)。純損失のためPERは null。利回り1.1%は配当予想25円ベースの算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1961

    東洋高圧工業(現・三井化学)の工務部門を分離独立し、東洋エンジニアリングを設立

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

総合エンジニアリング事業

各種産業プラントの企画、設計、機器調達、建設、試運転までを一括で請け負うEPC事業(決算説明資料)

規模・シェアなど
2026年3月期 受注高1,758億円(持分法適用会社分を含むと4,204億円)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 14社)

  • テックプロジェクトサービス株式会社
  • テック航空サービス株式会社
  • テックビジネスサービス株式会社
  • 株式会社千葉データーセンター

出典: 東洋エンジニアリング Financial Report 2026(連結子会社14社・持分法適用会社3社)。主要子会社名はプロフィール転載のため再検証対象。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

海外プラントのEPCを広く手がけ、2026年3月期の受注高は持分法適用会社分を含め4,204億円に達した(決算説明資料)

特徴

  • 2026年3月期はブラジルの発電プロジェクトの損失で純損失149億円・ROE-28.9%と悪化したが

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    受注は持分法適用会社分を含め4,204億円と拡大した

  • 2027年3月期は粗利率14.7%を掲げ

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    高収益案件への選別受注で黒字転換を計画する

  • 新5ヵ年中期経営計画(2026〜2030年度)と長期ビジョン「TOYO VISION 2040」

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    を発表(数値目標は未確認のため midTermPlan は null)

トホホな失敗と、そこからの教訓

ブラジル発電プロジェクトの損失で2026年3月期は最終赤字

2026年3月期はブラジルの発電プロジェクトにおける損失等が響き、営業損失190億円、親会社株主に帰属する当期純損失149億円を計上した。同プロジェクトでは追加工事を巡る協議がまとまらず、仲裁手続きに至ったことが会社資料で説明されている。

読み方: 海外大型EPC案件では、追加工事の契約条件とリスク分担の明確化が収益を大きく左右する

出典: 東洋エンジニアリング FY2025(2026年3月期)決算説明資料・Q&A要旨(公式開示) (2026/10/31確認)

ライバル企業 — 建設業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(建設業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
東洋エンジニアリング東証プライム——-28.9%—
朝日工業社東証プライム1,048億円11.1%19.9%1,216万円
淺沼組東証プライム1,753億円4.1%10.9%935万円
アジアパイルホールディングス東証プライム1,160億円9.4%15.5%—
中電工東証プライム2,279億円11.5%7.9%845万円
中外炉工業東証プライム373億円—15.7%1,003万円
コムシスホールディングス東証プライム6,307億円8.1%9.4%962万円

よくある質問

東洋エンジニアリングの事業内容は?

石油・石油化学・肥料・発電などのプラントについて、設計・調達・建設を一括で請け負う総合エンジニアリング(EPC)事業です。

2026年3月期が赤字になった理由は?

ブラジルの発電プロジェクトにおける損失が主因で、営業損失190億円、純損失149億円となりました(決算説明資料)。

東洋エンジニアリングの配当は?

2026年3月期は無配です。2027年3月期は期末配当25円を予想しています。

東洋エンジニアリングのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは-28.9%です(出典: 東洋エンジニアリング FY2025(2026年3月期)決算説明資料(公式開示))。

東洋エンジニアリングの配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり0円です。配当利回りは1.1%(2026-10-30時点)(出典: 東洋エンジニアリング FY2025(2026年3月期)決算説明資料(公式開示))。

東洋エンジニアリングの時価総額は?

2026-10-30時点の時価総額は1,279億円です(出典: Finnhub(2026-10-30終値2,182円)。時価総額1,279億円は株式数約58.6百万株×2,182円の算出値(Finnhub表示137.29B円は株式数前提が不整合のため不採用)。純損失のためPERは null。利回り1.1%は配当予想25円ベースの算出値)。株価で変動するため参考値です。

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出典・確認日(3件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。