特集ページ小売業東証プライム証券コード 8005

スクロールの業績・歴史・IR要約

Scroll Corporation ・ 証券コード 8005 ・ 確認日 2026/10/31

浜松発の通販会社。通販の仕組みを外販するソリューション事業が最大事業に成長

3行でわかるスクロール

  1. 2026年3月期の売上高は88,548百万円、営業利益5,727百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,768百万円だった(公式決算説明資料)。ROEは7.5%。
  2. 通販事業で培った物流・決済・BPOの仕組みを外部企業に提供するソリューション事業の売上高が37,605百万円と、通販事業を上回り最大事業となった(決算説明会)。
  3. 自己資本比率は63.9%と高い。2027年3月期からは累進配当を導入し、配当性向60%またはDOE8.5%のいずれか高い方を還元方針とする(公式サイト)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高88,548百万円、営業利益5,727百万円、経常利益6,166百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,768百万円。ROE7.5%(公式の2027年3月期第1四半期決算説明資料に掲載された2026年3月期実績)
  • 総資産59,028百万円、純資産37,694百万円、自己資本比率63.9%(同説明資料)
  • ソリューション事業の売上高は37,605百万円と最大事業になった(決算説明会)。eコマース事業(並行輸入品EC)からの撤退等で特別損失1,615百万円を計上した
  • 2026年3月期の年間配当は59円。2027年3月期は売上高90,000百万円・営業利益6,100百万円・純利益4,700百万円(2026年7月31日修正)、年間配当102円(記念配当5円を含む)を予想

出典: スクロール 2027年3月期第1四半期 決算説明資料(公式、TDnet開示)および決算説明会の書き起こし(ログミーファイナンス)による。2026年3月期決算短信の原典PDFは本検証で未開示(再検証キュー) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るスクロール

売上高885億円2026年3月期
営業利益57億円2026年3月期
当期利益28億円2026年3月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
6.5%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
7.5%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
63.9%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産590億円2026年3月期
自己資本377億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)59円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)900億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)61億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)47億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価1,712円2026-10-30時点
PER18.45倍2026-10-30時点
時価総額587億円2026-10-30時点
配当利回り5.96%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub(2026-10-30終値1,712円、PER18.45倍、時価総額58.71B円)。配当利回り5.96%は2027年3月期予想配当102円÷株価からの算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1939

    浜松で武藤洋裁所として創業(公式サイト沿革)

  2. 1943

    静岡布帛工業株式会社を設立して法人化(公式サイト沿革)

  3. 1986

    東京証券取引所市場第一部に上場(公式サイト沿革)

  4. 1996

    インターネット通販を開始(公式サイト沿革)

  5. 2009

    株式会社ムトウから株式会社スクロールへ社名変更(公式サイト沿革)

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

ソリューション事業

通販事業で構築した物流代行、決済代行、BPO、マーケティング支援等の仕組みを、EC・通販事業者をはじめ外部の事業者にワンストップで提供する事業

規模・シェアなど
2026年3月期の売上高37,605百万円(決算説明会)。グループ最大の事業
通販事業

婦人衣料を中心としたカタログ通販・インターネット通販を行う事業

規模・シェアなど
セグメント別の売上高は本検証では確認できなかったため数値を記載しない
生協事業

全国の生協・組合員向けにカタログ配布と商品販売を行う事業

規模・シェアなど
セグメント別の売上高は本検証では確認できなかったため数値を記載しない
eコマース事業

ECサイトでの販売事業。2026年3月期に並行輸入品ECからは撤退した(決算説明会)

規模・シェアなど
セグメント別の売上高は本検証では確認できなかったため数値を記載しない

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

中国・上海に子会社(SCROLL TRADING (SHANGHAI) Co., Ltd.)を持ち、越境EC支援等も手がける(公式サイト沿革)

特徴

  • ソリューション事業の売上高37,605百万円が通販事業を上回り

    続きを読む

    最大事業となった(2026年3月期、決算説明会)

  • 自己資本比率63.9%(2026年3月期、公式決算説明資料)

  • 2027年3月期から累進配当を導入し

    続きを読む

    配当性向60%またはDOE8.5%のいずれか高い方を配当方針とする。2029年度にROE15%以上を目指すビジョンを掲げる(公式サイト株式情報)

  • 2027年3月期の年間配当予想は102円(記念配当5円を含む)

トホホな失敗と、そこからの教訓

並行輸入品EC事業からの撤退

2026年3月期に、eコマース事業のうち並行輸入品ECから撤退し、のれんの減損等と合わせて特別損失1,615百万円を計上した(決算説明会の会社説明による)

読み方: 不採算のECモデルからは早期に撤退し、通販で培った物流・決済等のソリューション事業へ経営資源を集中させる選択をした

出典: スクロール 2026年3月期決算説明会の書き起こし(ログミーファイナンス) (2026/10/31確認)

ライバル企業 — 小売業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(小売業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
スクロール東証プライム885億円6.5%7.5%—
セカンドリテイリング東証プライム4,812億円3%9.3%577万円
エービーシー・マート東証プライム3,786億円16.7%12.1%441万円
アインホールディングス東証プライム6,478億円4.6%11.5%761万円
アルビス東証プライム1,010億円2.1%4.1%—
アルペン東証プライム2,860億円3%5.1%570万円
あみやき亭東証プライム377億円5.9%——

よくある質問

スクロールの2026年3月期の業績はどうでしたか?

売上高88,548百万円、営業利益5,727百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,768百万円、ROE7.5%でした(公式決算説明資料)。eコマース事業の撤退等で特別損失1,615百万円を計上しています。

スクロールの配当方針は?

2026年3月期の年間配当は59円でした。2027年3月期からは累進配当を導入し、配当性向60%またはDOE8.5%のいずれか高い方を目安とする方針で、2027年3月期の年間配当は102円(記念配当5円を含む)を予想しています(公式サイト・決算説明資料)。

スクロールの最大の事業は何ですか?

ソリューション事業です。2026年3月期の売上高は37,605百万円で、通販事業を上回りました。物流代行・決済代行・BPO等、通販の仕組みを外部企業に提供しています(決算説明会)。

スクロールのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは7.5%です(出典: スクロール 2027年3月期第1四半期 決算説明資料(公式、TDnet開示)および決算説明会の書き起こし(ログミーファイナンス)による。2026年3月期決算短信の原典PDFは本検証で未開示(再検証キュー))。

スクロールの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は63.9%です(出典: スクロール 2027年3月期第1四半期 決算説明資料(公式、TDnet開示)および決算説明会の書き起こし(ログミーファイナンス)による。2026年3月期決算短信の原典PDFは本検証で未開示(再検証キュー))。

スクロールの配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり59円です。配当利回りは5.96%(2026-10-30時点)(出典: スクロール 2027年3月期第1四半期 決算説明資料(公式、TDnet開示)および決算説明会の書き起こし(ログミーファイナンス)による。2026年3月期決算短信の原典PDFは本検証で未開示(再検証キュー))。

同じ業界の企業と、次に読む

出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。