特集ページ情報・通信業東証プライム証券コード 3774

インターネットイニシアティブの業績・歴史・IR要約

Internet Initiative Japan Inc. ・ 証券コード 3774 ・ 確認日 2026/10/31

日本のインターネット接続のパイオニア。法人向けネットワークとSIを手がける技術者集団

3行でわかるインターネットイニシアティブ

  1. 2026年3月期の売上収益は345,395百万円↑ 前期比9.0%増、営業利益34,835百万円(同15.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益24,188百万円(同21.3%増)で、ROEは16.2%を計上した(決算短信)。
  2. 1992年に設立された日本のISPのパイオニア。法人・官公庁向けにインターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーションを複合的に提供し、ATM運営事業も手がける。
  3. 自己資本比率45.5%、年間配当39円(配当性向28.6%)。連結従業員数は5,533人、提出会社の平均年間給与は約747万円(有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上収益345,395百万円↑ 前期比+9.0%、営業利益34,835百万円↑ 同+15.7%、税引前利益35,242百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益24,188百万円↑ 同+21.3%。ROEは16.2%
  • ネットワークサービス及びSI事業が売上収益342,411百万円・セグメント利益33,603百万円。ATM運営事業は売上収益3,018百万円・同1,232百万円
  • 国際事業の売上高は45,700百万円↑ 前期比+12.9%と拡大した
  • 年間配当は39円で配当性向28.6%。2027年3月期の予想は売上収益385,000百万円、営業利益38,500百万円、当期利益25,000百万円、配当予想43円

出典: 株式会社インターネットイニシアティブ 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るインターネットイニシアティブ

売上収益3,454億円2026年3月期
営業利益348億円2026年3月期
当期利益242億円2026年3月期
平均年収747万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢37.5歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数9.3年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)5,533人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
10.1%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
16.2%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
45.5%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向28.6%
  • 配当28.6%
  • 内部留保など71.4%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 連結財政状態計算書の「借入金」(流動)35,570百万円のみを集計。非流動の借入金は「その他の金融負債」(非流動36,785百万円、主としてリース負債)に含まれ、内訳が開示されていないため含めていない

実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)

総資産3,469億円2026年3月期
自己資本1,580億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)39円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上収益:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)3,850億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)385億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)250億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,544円2026-10-30時点
PER25.1倍2026-10-30時点
時価総額6,502億円2026-10-30時点
配当利回り1.21%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1992

    日本におけるインターネットの商用化を目的とし、資本金18百万円にて東京都千代田区に設立(社名は株式会社インターネットイニシアティブ企画)

  2. 1993

    インターネット接続サービスの提供を開始

  3. 1999

    米国ナスダック市場に米国預託証券(ADR)を登録し米国公開(2019年4月に上場廃止)

  4. 2005

    東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

  5. 2009

    クラウドコンピューティングサービス「IIJ GIO」の提供を開始

  6. 2019

    システムモジュール型工法を取り入れた白井データセンターキャンパスを千葉県白井市に開設

  7. 2023

    筆頭株主であったNTTの株式一部売却によりNTTの持分法適用関連会社から除外。KDDIと資本業務提携

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成2事業
  • ネットワークサービス及びSI事業99.1%3,424億円
  • ATM運営事業0.9%30億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

ネットワークサービス及びSI事業

インターネット接続、アウトソーシング、WANサービス、システムインテグレーション、機器販売を複合的に提供する主力事業。役務別ではネットワークサービス売上収益178,738百万円、SI同163,639百万円(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高342,411百万円、セグメント利益33,603百万円
ATM運営事業

連結子会社の株式会社トラストネットワークスが銀行ATMとそのネットワークシステムを構築・運営し、手数料収入を得る事業(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高3,018百万円、セグメント利益1,232百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 18社)

  • 株式会社IIJエンジニアリング
  • 株式会社IIJグローバルソリューションズ
  • 株式会社IIJプロテック
  • 株式会社トラストネットワークス
  • ネットチャート株式会社
  • IIJ America Inc.

出典: インターネットイニシアティブ 有価証券報告書(事業の内容・関係会社の状況、連結子会社18社)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

国際事業の売上高は45,700百万円(前期比12.9%増)。米国・欧州・アジアに現地法人12社を有し、海外でもネットワークサービスやシステムインテグレーション、クラウドサービスを提供している(決算短信・有価証券報告書)

特徴

  • 2026年3月期は売上収益345,395百万円↑ 前期比+9.0%

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    営業利益34,835百万円↑ 同+15.7%と増収増益。ROEは16.2%

  • 1992年設立の日本におけるISPの先駆け。

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    「技術のIIJ」との市場認知を強みとする(有価証券報告書)

  • 法人向けモバイルサービスやフルMVNO

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    クラウド「IIJ GIO」、データセンターまでネットワーク周辺を幅広く展開

  • 年間配当39円(配当性向28.6%)。

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    2027年3月期は売上収益385,000百万円、営業利益38,500百万円を予想

トホホな失敗と、そこからの教訓

2003年8月、持分法適用関連会社であった株式会社クロスウェイブ コミュニケーションズ及びその連結子会社が会社更生手続開始を申し立て、同年12月にNTTグループへ営業譲渡された(有価証券報告書・沿革)。当社は同年9月に第三者割当増資により12,000百万円を調達し、NTTの持分法適用関連会社となった

企業トリビア

有価証券報告書によれば、IIJは日本のISPで初めてインターネット接続サービスにサービス品質保証制度(SLA)を導入し、日本で初めてIPv6によるインターネット接続サービスの商用提供を開始した

ライバル企業 — 情報・通信業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(情報・通信業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上収益営業利益率ROE平均年収
インターネットイニシアティブ東証プライム3,454億円10.1%16.2%747万円
NTT東証プライム14兆4,091億円11.8%10.4%1,056万円
ANYCOLOR東証プライム557億円36.2%57.6%540万円
Appier Group東証プライム437億円6.8%7.2%—
BIPROGY東証プライム4,337億円9.8%17.9%885万円
ブロードリーフ東証プライム208億円9.9%——
チェンジホールディングス東証プライム528億円21.2%15.8%—

よくある質問

インターネットイニシアティブ(IIJ)の平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は約747万円です。平均年齢37.5歳、平均勤続年数9.3年、単体従業員数3,174人、連結従業員数は5,533人と記載されています。

IIJの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり39円(中間19.50円+期末19.50円)で、配当性向は28.6%です。2027年3月期は43円の配当を予想しています(決算短信)。

IIJの法人顧客基盤はどのくらいですか?

法人向けインターネット接続サービスの契約総帯域は16,532.1Gbps(2026年3月期末)で、官公庁を含む法人顧客数は約16,000社です(有価証券報告書)。

インターネットイニシアティブのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは16.2%です(出典: 株式会社インターネットイニシアティブ 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(公式IR PDF))。

インターネットイニシアティブの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は45.5%です(出典: 株式会社インターネットイニシアティブ 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(公式IR PDF))。

インターネットイニシアティブは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は356億円、現金及び現金同等物は384億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 株式会社インターネットイニシアティブ 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(公式IR PDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。