特集ページ情報・通信業東証プライム証券コード 4676

フジ・メディア・ホールディングスの業績・歴史・IR要約

FUJI MEDIA HOLDINGS, INC. ・ 証券コード 4676 ・ 確認日 2026/10/31

フジテレビを中核とする認定放送持株会社。都市開発・観光事業が収益を下支えする

3行でわかるフジ・メディア・ホールディングス

  1. 2026年3月期の売上高は551,865百万円↑ 前期比0.2%増と微増収だったが、営業損失8,766百万円、経常損失2,807百万円と赤字に転落した。親会社株主に帰属する当期純利益は6,499百万円だった(決算短信)。
  2. 子会社フジテレビジョンの事案の影響で地上波テレビ広告収入が大幅に減少し、メディア・コンテンツ事業は30,835百万円のセグメント損失。一方、都市開発・観光事業は25,185百万円のセグメント利益を確保した。
  3. 大規模な自己株式取得により自己資本比率は37.3%に低下した。連結従業員数は7,373人、提出会社の平均年間給与は15,770千円(約1,577万円)(有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高551,865百万円↑ 前期比+0.2%、営業損失8,766百万円、経常損失2,807百万円、親会社株主に帰属する当期純利益6,499百万円。ROEは1.0%
  • メディア・コンテンツ事業は外部売上高350,889百万円・セグメント損失30,835百万円。フジテレビジョン単体では売上高173,701百万円・営業損失32,515百万円だった
  • 都市開発・観光事業は外部売上高193,495百万円・セグメント利益25,185百万円と堅調。年間配当は125円(中間25円+期末100円)で配当性向380.6%
  • 2027年3月期の予想は売上高625,700百万円、営業利益40,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益26,100百万円。年間配当は200円への増配を予想

出典: 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るフジ・メディア・ホールディングス

売上高5,519億円2026年3月期
営業利益-88億円2026年3月期
当期利益65億円2026年3月期
平均年収1,577万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢50.5歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数23.3年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)7,373人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
-1.6%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
1%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
37.3%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金277,577百万円+社債22,000百万円+長期借入金315,557百万円(連結貸借対照表。1年内返済予定の長期借入金・1年内償還予定の社債の独立表示はなし。リース債務は除く)

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産1兆4,647億円2026年3月期
自己資本5,467億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)125円2026年3月期
配当性向380.6%2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)6,257億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)401億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)261億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,998円2026-10-30時点
PER21.82倍2026-10-30時点
時価総額6,762億円2026-10-30時点
配当利回り5%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Yahoo!ファイナンス)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1957

    株式会社富士テレビジョンを設立

  2. 1959

    フジテレビジョンが開局

  3. 1997

    本店を東京都港区台場へ移転し、東京証券取引所市場第一部に上場

  4. 2005

    株式会社ニッポン放送を完全子会社化

  5. 2008

    認定放送持株会社体制へ移行し、株式会社フジ・メディア・ホールディングスに商号変更。会社分割により株式会社フジテレビジョンを設立

  6. 2012

    株式会社サンケイビルを連結子会社化

  7. 2022

    東京証券取引所プライム市場へ移行

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成3事業
  • メディア・コンテンツ事業61.4%3,509億円
  • 都市開発・観光事業33.9%1,935億円
  • その他事業4.7%267億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

メディア・コンテンツ事業

フジテレビジョンのテレビ放送を中心に、BS・ラジオ放送、番組制作、映像・音楽ソフトの販売、通信販売、広告などを展開する事業

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高350,889百万円、セグメント損失30,835百万円
都市開発・観光事業

サンケイビルによるビル賃貸・不動産取引と、グランビスタホテル&リゾートによるホテルリゾート運営を行う事業

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高193,495百万円、セグメント利益25,185百万円
その他事業

動産リース・商品販売、ソフトウェア開発などを行う事業

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高26,681百万円、セグメント利益1,424百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 41社)

  • 株式会社フジテレビジョン
  • 株式会社サンケイビル
  • 株式会社ニッポン放送
  • 株式会社ポニーキャニオン
  • 株式会社ビーエスフジ
  • 株式会社dinos

出典: フジ・メディア・ホールディングス 有価証券報告書(関係会社の状況。連結子会社は個別記載20社とその他21社の計41社)。主要な子会社のみ抜粋しています。

今後の計画 — Group Vision 2026-2030 Ver.1.0

2026年度〜2030年度
  • 2030年度に営業利益を2025年度比で660億円程度伸長させる
  • ROEは2030年度に6%、2033年度に8%の達成を目指す
  • 2030年度までに総額1,500億円規模の成長投資を実行する

出典: 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 有価証券報告書(経営方針、経営環境及び対処すべき課題等)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • フジテレビジョンの事案の影響で地上波広告収入が落ち込み

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    2026年3月期は営業赤字に転落した(決算短信)

  • サンケイビルを中核とする都市開発・観光事業がセグメント利益25,185百万円と

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    収益の下支え役になっている

  • 2026年2月に総額2,350億円の自己株式取得を実施し

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    自己資本比率は前期末の56.8%から37.3%に低下した(有価証券報告書)

  • 2026年5月に「Group Vision 2026-2030」を公表し

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    2030年度にROE6%、2033年度に同8%の達成を目指す(有価証券報告書)

トホホな失敗と、そこからの教訓

フジテレビジョンの事案に伴う広告収入の大幅減少と営業赤字(2026年3月期)

子会社フジテレビジョンの事案の影響で、地上波テレビ広告収入が上期を中心に大幅に減少した。メディア・コンテンツ事業は30,835百万円のセグメント損失となり、連結でも営業損失8,766百万円・経常損失2,807百万円と赤字に転落した(フジテレビジョン単体では売上高173,701百万円、営業損失32,515百万円)

読み方: 基幹事業における信頼の毀損が、グループ全体の収益基盤に直結するリスクを示した事例

出典: 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)

企業トリビア

1957年に交付されたテレビ放送の予備免許のチャンネルは8chで、フジテレビジョンの呼出符号はJOCXだった

ライバル企業 — 情報・通信業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(情報・通信業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
フジ・メディア・ホールディングス東証プライム5,519億円-1.6%1%1,577万円
NTT東証プライム14兆4,091億円11.8%10.4%1,056万円
ANYCOLOR東証プライム557億円36.2%57.6%540万円
Appier Group東証プライム437億円6.8%7.2%—
BIPROGY東証プライム4,337億円9.8%17.9%885万円
ブロードリーフ東証プライム208億円9.9%——
チェンジホールディングス東証プライム528億円21.2%15.8%—

よくある質問

フジ・メディア・ホールディングスの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(認定放送持株会社)の平均年間給与は15,770千円(約1,577万円)です。平均年齢50.5歳、平均勤続年数23.3年、単体従業員数122人、連結従業員数は7,373人と記載されています。

フジ・メディア・ホールディングスの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり125円(中間25円+期末100円)で、配当性向は380.6%です。2027年3月期は200円への増配を予想しています(決算短信)。

フジ・メディア・ホールディングスは2026年3月期なぜ営業赤字だったのですか?

子会社フジテレビジョンの事案の影響で地上波テレビ広告収入が大幅に減少し、メディア・コンテンツ事業が30,835百万円のセグメント損失となったため、連結でも営業損失8,766百万円となりました(決算短信)。

フジ・メディア・ホールディングスのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは1%です(出典: 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet開示PDF))。

フジ・メディア・ホールディングスの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は37.3%です(出典: 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet開示PDF))。

フジ・メディア・ホールディングスは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は6,151億円、現金及び現金同等物は1,289億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet開示PDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。