特集ページ食品東証プライム証券コード 2212

山崎製パンの業績・歴史・IR要約

YAMAZAKI BAKING CO., LTD. ・ 証券コード 2212 ・ 確認日 2026/10/31

ロイヤルブレッドとランチパックで国内製パン最大手、売上高1.3兆円の食品グループ

3行でわかる山崎製パン

  1. 山崎製パンは1948年創業の国内最大の製パンメーカーで、連結売上高は1兆3,114億円。食パン・菓子パンを軸に、不二家や東ハトなど食品メーカー群とコンビニ事業を抱える。
  2. 2025年12月期は価格改定と品質向上策で営業利益が611億円(前期比17.9%増)と伸び、配当も45円から60円へ増配した。
  3. 一方でコンビニ等の流通事業は営業赤字が続き、原材料・人件費の上昇が続く中での収益改善が課題となっている。

IRかんたん要約 — 2025年12月期 決算の要約

2025年12月期
  • 売上高は1,311,430百万円(前期比5.4%増)、営業利益は61,141百万円(同17.9%増)と増収増益。新規技術による品質向上策と2025年1月実施の価格改定が寄与した
  • 食品事業は売上高1,215,940百万円、セグメント利益58,448百万円。菓子パンが484,674百万円で最大部門となった
  • 流通事業は売上高79,790百万円まで回復したが、営業損失884百万円と赤字が続く。デイリーヤマザキ等の総店舗数は1,251店
  • 営業キャッシュ・フローは78,870百万円。現金及び現金同等物は155,423百万円まで積み上がった
  • 2026年12月期の通期予想は売上高1,338,000百万円、営業利益64,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益42,500百万円。配当は年間60円を継続予想

出典: 2025年12月期 決算短信(2026年2月12日開示)に基づく要約 (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る山崎製パン

売上高1兆3,114億円2025年12月期
営業利益611億円2025年12月期
当期利益409億円2025年12月期
平均年収627万円2025年12月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢39.6歳2025年12月期(提出会社単体)
平均勤続年数15.3年2025年12月期(提出会社単体)
従業員数(連結)33,545人連結従業員数(2025年12月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
4.7%
2025年12月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
9.4%
2025年12月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
49.3%
2025年12月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2025年12月期)
配当性向29%
  • 配当29.0%
  • 内部留保など71.0%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2025年12月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金56,129+長期借入金39,303(リース債務を除く。決算短信の連結貸借対照表)

実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)

総資産9,319億円2025年12月期
自己資本4,599億円2025年12月期
年間配当(1株当たり)60円2025年12月期

業績予想 — 2026年12月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1兆3,380億円2026年12月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)640億円2026年12月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)425億円2026年12月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,916円2026-10-30時点
PER18.93倍2026-10-30時点
時価総額8,626億円2026-10-30時点
配当利回り1.53%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1948年

    創業者・飯島藤十郎により千葉県市川市に山崎製パン所を開業し、パンの委託加工を開始。同年6月、山崎製パン株式会社を設立

  2. 1962年

    東京証券取引所市場第二部に株式上場。1966年に市場第一部へ

  3. 1977年

    サンエブリーを設立しコンビニエンスストア事業に進出。1982年にデイリーヤマザキとして本格展開

  4. 2006年

    東ハトの株式を取得

  5. 2007年

    不二家と業務資本提携。2008年に持株比率51%として連結子会社化

  6. 2013年

    デイリーヤマザキを吸収合併

  7. 2023年

    神戸屋から製パン事業のYKベーキングカンパニーの全株式を取得

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2025年12月期)
売上構成3事業
  • 食品事業92.7%1兆2,159億円
  • 流通事業6.1%798億円
  • その他事業1.2%157億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

食品事業

食パン、菓子パン、和・洋菓子、調理パン・米飯類、製菓・米菓等。セグメント利益584億円。菓子パンが4,847億円と最大で、ロイヤルブレッド、ランチパック、まるごとソーセージ等の主力品が伸長した。不二家、東ハト、ヤマザキビスケット等も含む。

規模・シェアなど
売上高1兆2,159億円(外部顧客売上高)
流通事業

コンビニ「デイリーヤマザキ」等1,251店と食品スーパーの経営。売上高は増えたが人件費等のコスト上昇で8億8,400万円の営業損失(前期は12億3,500万円の営業損失)。

規模・シェアなど
売上高798億円(外部顧客売上高)
その他事業

物流事業、食品製造設備の設計・請負、損害保険代理業等。セグメント利益34億円。

規模・シェアなど
売上高157億円(外部顧客売上高)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 41社)

  • 不二家
  • サンデリカ
  • YKベーキングカンパニー
  • ヤマザキビスケット
  • 東ハト
  • ヴィ・ド・フランス
  • イケダパン
  • PT.ヤマザキインドネシア

出典: 有価証券報告書(企業の概況・関係会社の状況)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

出典:

今後の計画 —

    出典: 。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

    特徴

    • 1948年に千葉県市川市で創業した国内最大の製パンメーカー。

      続きを読む

      売上高1兆3,114億円は食品業界でも有数の規模

    • ロイヤルブレッド

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      ダブルソフト、ランチパック、まるごとソーセージなど日常食の定番ブランドを持つ

    • 不二家(連結子会社)

      続きを読む

      東ハト、ヤマザキビスケット、サンデリカなど食品メーカーを多数グループに抱える

    • コンビニ「デイリーヤマザキ」を1,251店展開する流通事業も持つが

      続きを読む

      同事業は営業赤字が続く

    • 2025年12月期は価格改定と品質向上策が寄与し営業利益が17.9%増。

      続きを読む

      配当は45円から60円へ増配した

    企業トリビア

    創業は千葉県市川市でのパンの委託加工から始まった。1948年3月に山崎製パン所を開業し、同年6月に資本金100万円で株式会社化している。

    グループの販売店舗数は108,395店舗(会社概要)に上り、全国の量販店・コンビニ等へ毎日製品を届ける物流網を持つ。連結の臨時従業員は年間平均21,237名と、正社員の6割超に相当する規模である。

    ライバル企業 — 食品の掲載企業

    同じ業界カテゴリ(食品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

    企業売上高営業利益率ROE平均年収
    山崎製パン東証プライム1兆3,114億円4.7%9.4%627万円
    味の素東証プライム1兆5,837億円—17.7%—
    アサヒグループホールディングス東証プライム2兆8,947億円6.4%4.3%1,335.2万円
    カルビー東証プライム3,402億円7.7%8.3%686万円
    コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社東証プライム8,938億円-8.1%-12%—
    江崎グリコ東証プライム3,614億円2.4%1.8%860万円
    不二製油東証プライム7,723億円3.9%5%833万円

    よくある質問

    山崎製パンの最新の売上高・利益はいくらですか?

    2025年12月期の連結売上高は1兆3,114億3,000万円(前期比5.4%増)、営業利益は611億4,100万円(同17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は408億9,300万円(同13.5%増)でした(2025年12月期決算短信)。

    配当金はいくらですか?

    2025年12月期の期末配当は60円(年間60円)で、前期の45円から増配しました。配当性向は29.0%です。2026年12月期も年間60円を予想しています(2025年12月期決算短信)。

    平均年収や従業員数はどのくらいですか?

    提出会社(単体)の平均年間給与は626万5,496円、平均年齢39.6歳、平均勤続年数15.3年です。連結従業員数は33,545名です(2025年12月期有価証券報告書)。

    どの製品部門の売上が一番大きいですか?

    食品事業の中では菓子パンが最大で、売上高は4,846億7,400万円です。次いで製菓・米菓・その他商品類1,952億5,600万円、調理パン・米飯類1,731億7,900万円の順となっています(2025年12月期決算短信)。

    山崎製パンのROE(自己資本利益率)は?

    2025年12月期のROEは9.4%です(出典: 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイト掲載PDF))。

    山崎製パンの自己資本比率は?

    2025年12月期の自己資本比率は49.3%です(出典: 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイト掲載PDF))。

    山崎製パンは実質無借金ですか?

    2025年12月期の有利子負債は954億円、現金及び現金同等物は1,554億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイト掲載PDF))。

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    出典・確認日(4件)

    このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。