札幌麦酒株式会社は1876年9月に設立された開拓使麦酒醸造所に端を発するため、2026年をもって創業150周年を迎える
サッポロホールディングスの業績・歴史・IR要約
Sapporo Holdings Limited ・ 証券コード 2501 ・ 確認日 2026/10/31
「サッポロ」「ヱビス」を擁する酒類・食品飲料グループ。2026年7月にサッポロビールへ商号変更し事業持株会社へ移行
3行でわかるサッポロホールディングス
- 2025年12月期の売上収益は506,861百万円↓ 前期比-1.1%と減収だったが、営業利益は24,437百万円↑ 同+332.9%、親会社の所有者に帰属する当期利益は19,498百万円↑ 同+152.8%と大幅増益となり、ROEは9.4%だった(決算短信)。
- 1876年の開拓使麦酒醸造所に端を発し、1949年に日本麦酒株式会社として発足した酒類・食品飲料グループ。当期から不動産事業を非継続事業に分類し、報告セグメントは酒類事業と食品飲料事業の2事業となった。2026年7月1日にはサッポロビール株式会社を吸収合併し、商号をサッポロビール株式会社へ変更して事業持株会社へ移行した。
- 連結従業員数は6,102人。提出会社(単体)の平均年間給与は10,139千円(約1,014万円)、平均年齢44.8歳、平均勤続年数18.5年(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2025年12月期 決算の要約
- 売上収益506,861百万円↓ 前期比-1.1%と減収の一方、事業利益25,009百万円↑ 同+48.6%、営業利益24,437百万円↑ 同+332.9%、親会社の所有者に帰属する当期利益19,498百万円↑ 同+152.8%と大幅増益。ROEは9.4%
- セグメント別の営業利益は酒類事業30,318百万円、食品飲料事業1,886百万円(決算短信・セグメント情報)。不動産事業は非継続事業に分類し、報告セグメントから除外した
- 年間配当金は90.00円(株式分割前)、配当性向36.0%。2026年1月1日付で1株につき5株の株式分割を実施した
- 2026年12月期の業績予想は売上収益505,000百万円、営業利益6,000百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益296,000百万円。不動産事業における子会社の支配喪失に伴う利益約3,300億円の計上を見込む
出典: サッポロホールディングス株式会社 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(2026年2月13日、TDNet開示PDF) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るサッポロホールディングス
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
- 配当36.0%
- 内部留保など64.0%
ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債の算入範囲: 連結財政状態計算書の社債及び借入金の流動負債51,389百万円+非流動負債119,199百万円(リース負債は除く)
有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)
業績予想 — 2026年12月期 通期予想(決算短信)
予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探)。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1876
札幌麦酒株式会社の源流である開拓使麦酒醸造所が設立される(有価証券報告書・沿革)
- 1906
札幌・日本・大阪の3麦酒会社の合同により旧会社(大日本麦酒株式会社)が設立される(有価証券報告書・沿革)
- 1949
企業再建整備法に基づき日本麦酒株式会社として発足し、「サッポロ」「ヱビス」の両商標を受け継ぐ。同年、東京証券取引所に上場(有価証券報告書・沿革)
- 1964
サッポロビール株式会社へ社名変更(有価証券報告書・沿革)
- 1994
本店を東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号に移転し、恵比寿ガーデンプレイスが開業(有価証券報告書・沿革)
- 2003
純粋持株会社へ移行し、サッポロホールディングス株式会社となる(有価証券報告書・沿革)
- 2011
株式会社ポッカコーポレーションを主とした企業グループの株式を取得(有価証券報告書・沿革)
- 2026
サッポロビール株式会社を吸収合併し、商号をサッポロビール株式会社へ変更。事業持株会社へ移行(公式発表)
事業とシェア
- 酒類事業79.3%4,091億円
- 食品飲料事業20.7%1,068億円
構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。
各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。
酒類事業売上構成比 79.3%
酒類の製造・販売、各種業態の飲食店の経営等を行う主力事業。国内はサッポロビール、海外はカナダのSLEEMAN BREWERIES、米国のSTONE BREWING等が担う(決算短信・有価証券報告書)
- 規模・シェアなど
- 2025年12月期 売上収益409,064百万円、営業利益30,318百万円(セグメント間取引含む)。外部収益は400,244百万円(決算短信・セグメント情報)
食品飲料事業売上構成比 20.7%
食品・飲料水の製造・販売等を行う事業。ポッカサッポロフード&ビバレッジが国内、POKKA PTE. LTD.等が海外を担う(決算短信・有価証券報告書)
- 規模・シェアなど
- 2025年12月期 売上収益106,849百万円、営業利益1,886百万円(セグメント間取引含む)。外部収益は106,609百万円(決算短信・セグメント情報)
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
子会社・関連会社(連結子会社など 40社)
- サッポロビール株式会社
- ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
- 株式会社サッポロライオン
- サッポロ不動産開発株式会社
- SLEEMAN BREWERIES LTD.
- STONE BREWING CO., LLC
出典: サッポロホールディングス株式会社 第102期 有価証券報告書(関係会社の状況。子会社16社を個別掲記し「その他24社」と記載)。主要な子会社のみ抜粋しています。
海外展開
2025年12月期の海外売上収益は1,229億円で、連結売上収益の約24%を占める(前期比-4.4%)。北米ではカナダのSLEEMAN BREWERIES、米国のSTONE BREWING、アジアではベトナムのSAPPORO VIETNAMやシンガポールのPOKKA PTE. LTD.が事業を展開している(決算短信・有価証券報告書)
出典: サッポロホールディングス株式会社 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信補足説明資料(財務ハイライト)
今後の計画 — 中期経営計画(2023~26)
- ROE8%(2025年12月期に9.4%で1年前倒しで達成)
- EBITDA年平均成長率(CAGR)10%程度
- 海外売上高年平均成長率(CAGR)10%程度
出典: サッポロホールディングス株式会社 第102期 有価証券報告書(経営方針)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。
特徴
営業利益は24,437百万円↑ 前期比+332.9%と大幅増益。
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前期に計上したStone社の株式取得に伴うのれんの減損損失の反動等が寄与(2025年12月期決算短信)
中期経営計画(2023~26)の財務目標ROE8%を
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2025年12月期のROE9.4%で1年前倒しで達成(決算短信・有価証券報告書)
不動産事業を非継続事業に分類し
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報告セグメントは酒類事業・食品飲料事業の2事業に変更。2026年12月期は不動産事業の子会社の支配喪失に伴う利益約3,300億円の計上を見込む(決算短信)
2026年7月1日にサッポロビール株式会社を吸収合併し商号をサッポロビール株式会社へ変更
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事業持株会社へ移行した(公式発表)
企業トリビア
1949年の発足時、旧会社(大日本麦酒)から「サッポロ」「ヱビス」の両商標を受け継いだ
ライバル企業 — 食品の掲載企業
同じ業界カテゴリ(食品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
| 企業 | 売上収益 | 営業利益率 | ROE | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| サッポロホールディングス東証プライム | 5,069億円 | 4.8% | 9.4% | 1,013.9万円 |
| 味の素東証プライム | 1兆5,837億円 | — | 17.7% | — |
| アサヒグループホールディングス東証プライム | 2兆8,947億円 | 6.4% | 4.3% | 1,335.2万円 |
| カルビー東証プライム | 3,402億円 | 7.7% | 8.3% | 686万円 |
| コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社東証プライム | 8,938億円 | -8.1% | -12% | — |
| 江崎グリコ東証プライム | 3,614億円 | 2.4% | 1.8% | 860万円 |
| 不二製油東証プライム | 7,723億円 | 3.9% | 5% | 833万円 |
よくある質問
サッポロホールディングスの平均年収はいくらですか?
2025年12月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は10,139千円(約1,014万円)です。平均年齢44.8歳、平均勤続年数18.5年、単体従業員数144人と記載されています。純粋持株会社の数値で、連結従業員数6,102人全体の平均ではありません。
サッポロホールディングスの配当はいくらですか?
2025年12月期の年間配当金は1株当たり90.00円(株式分割前の金額)で、配当性向は36.0%です。2026年1月1日付で1株につき5株の株式分割を行っており、分割後換算では18円となります。2026年12月期は分割後の40.00円(中間20円+期末20円)への増配を予想しています(決算短信)。
サッポロホールディングスは社名が変わったのですか?
はい。2026年7月1日付で完全子会社のサッポロビール株式会社を吸収合併し、商号をサッポロビール株式会社へ変更しました。純粋持株会社から事業持株会社へ移行しています(公式発表)。そのため直近本決算(2025年12月期)の開示主体はサッポロホールディングス株式会社です。
サッポロホールディングスのROE(自己資本利益率)は?
2025年12月期のROEは9.4%です(出典: サッポロホールディングス株式会社 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(TDNet開示PDF))。
サッポロホールディングスの自己資本比率は?
2025年12月期の自己資本比率は33.5%です(出典: サッポロホールディングス株式会社 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(TDNet開示PDF))。
サッポロホールディングスは実質無借金ですか?
2025年12月期の有利子負債は1,706億円、現金及び現金同等物は224億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: サッポロホールディングス株式会社 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(TDNet開示PDF))。
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出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- サッポロホールディングス株式会社 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(TDNet開示PDF) (2026/10/31確認)
- サッポロホールディングス株式会社 第102期 有価証券報告書(EDINET DB掲載のEDINET原文テキスト、沿革・従業員の状況) (2026/10/31確認)
- コーポレートサイトを全面リニューアル(サッポロビール公式サイト、2026年7月1日付の商号変更・事業持株会社移行) (2026/10/31確認)
- 株探 (2026/10/31確認)