特集ページ食品東証プライム証券コード 2282

日本ハムの業績・歴史・IR要約

NH Foods Ltd. ・ 証券コード 2282 ・ 確認日 2026/10/31

シャウエッセンとエスコンフィールドの食肉最大手。豪州牛肉がけん引し売上高・事業利益が過去最高に

3行でわかる日本ハム

  1. 日本ハムは売上高1兆4,574億円の食肉最大手で、食肉・加工食品・ボールパークの3事業を持ち、北海道日本ハムファイターズの親会社でもある。
  2. 2026年3月期は豪州牛肉と国産鶏肉の好調で事業利益が60.7%増の683億円と過去最高。一方で加工事業本部は減益となり明暗が分かれた。
  3. DOE3%・配当性向40%以上を目安に還元を拡大し、2027年3月期は売上高1兆5,000億円と配当180円を計画する。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高は1,457,391百万円(前期比6.3%増)、事業利益は68,342百万円(同60.7%増)と、ともに過去最高を更新した
  • 食肉事業本部は豪州牛肉の販売伸長と国産鶏肉の相場上昇で事業利益が前期比80.5%増の61,296百万円と全体をけん引した
  • 加工事業本部は販売数量の減少と工場稼働率の低下で事業利益が同28.6%減の7,183百万円と低迷した
  • ボールパーク事業は観客動員数が過去最高となり、売上高31,027百万円、事業利益5,418百万円(同61.9%増)
  • 2027年3月期の通期予想は売上高1,500,000百万円、事業利益61,000百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益38,000百万円。配当は180円への増配を予定

出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(2026年5月8日開示、TDNet開示PDF)に基づく要約 (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る日本ハム

売上高1兆4,574億円2026年3月期
営業利益683億円2026年3月期
当期利益351億円2026年3月期
平均年収875万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢40.1歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数15.4年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)15,790人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
4.7%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
6.6%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
53.8%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向44.3%
  • 配当44.3%
  • 内部留保など55.7%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 連結財政状態計算書の「有利子負債」流動47,949+非流動180,599の合計(IFRS、決算短信)

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産9,975億円2026年3月期
自己資本5,369億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)160円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1兆5,000億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)610億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)380億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価2,064.5円2026-10-30時点
PER17.15倍2026-10-30時点
時価総額5,837億円2026-10-30時点
配当利回り2.9%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1942年

    徳島市に徳島食肉加工場を創設(創業)。1951年に徳島ハム株式会社へ組織変更

  2. 1963年

    鳥清ハムを吸収合併し、商号を日本ハム株式会社に変更

  3. 1967年

    大阪・東京両証券取引所市場第一部に指定

  4. 1977年

    米ロサンゼルスのDay-Lee Foodsを買収し米国進出。豪州シドニーにも子会社を設立

  5. 2014年

    英文社名をNH Foods Ltd.に変更(旧 NIPPON MEAT PACKERS, INC.)

  6. 2023年

    「北海道ボールパークFビレッジ」とエスコンフィールド HOKKAIDOが開業

  7. 2026年

    株式会社北海道日本ハムファイターズの株式を追加取得し完全子会社化

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成3事業
  • 食肉事業本部64.9%1兆341億円
  • 加工事業本部33.2%5,303億円
  • ボールパーク事業1.9%310億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

食肉事業本部

国産鶏肉や豪州牛肉の生産・販売が主力。豪州牛肉の販売伸長と国産鶏肉の相場上昇、適切な価格転嫁で事業利益が前期比80.5%増と全体をけん引した。品目別では食肉が売上高の65.4%を占める。

規模・シェアなど
売上高1兆341億円・事業利益613億円(セグメント間取引を含む)
加工事業本部

「シャウエッセン」等のハム・ソーセージと「中華名菜」等の加工食品。北米子会社の寄与はあったが、販売数量の減少と工場稼働率の低下で事業利益は前期比28.6%減となった。

規模・シェアなど
売上高5,303億円・事業利益72億円(セグメント間取引を含む)
ボールパーク事業

北海道日本ハムファイターズと「エスコンフィールド HOKKAIDO」を擁する北海道ボールパークFビレッジの運営。観客動員数が過去最高を記録し、事業利益は前期比61.9%増。

規模・シェアなど
売上高310億円・事業利益54億円(セグメント間取引を含む)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 65社)

  • 日本ハムファクトリー
  • 日本ハム食品
  • 日本ホワイトファーム
  • 日本フードパッカー
  • 関東日本フード
  • NH Foods Australia Pty. Ltd.
  • Day-Lee Foods, Inc.
  • 株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント

出典: 有価証券報告書 事業の内容・関係会社の状況(子会社65社、関連会社5社、共同支配企業2社)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

出典:

今後の計画 —

    出典: 。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

    特徴

    • 1942年に徳島で創業した食肉最大手。

      続きを読む

      「シャウエッセン」「中華名菜」などの加工食品と、生産から販売まで一貫する食肉事業を持つ

    • 豪州に牛肉の生産・販売拠点(NH Foods Australia、Whyalla Beef)を持ち

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      豪州牛肉が2026年3月期の大幅増益の原動力となった

    • 北海道日本ハムファイターズとエスコンフィールド HOKKAIDOを擁し

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      2026年3月にファイターズを完全子会社化。ボールパーク事業は来場者数が過去最高

    • 2019年3月期からIFRSを任意適用。

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      独自指標「事業利益」で本業の収益力を示す

    • 配当はDOE3%程度・配当性向40%以上を目安とし

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      2026年3月期は160円、2027年3月期は180円への増配を予定。自己株式の取得も機動的に実施

    トホホな失敗と、そこからの教訓

    2026年3月期、加工事業本部は主力のハム・ソーセージや加工食品の販売数量が減少し、工場の稼働率低下による製造経費の高止まりも重なって、事業利益が前期比28.6%減の71億8,300万円にとどまった。食肉事業本部の大幅増益とは対照的に、加工事業の収益回復が課題として残っている(2026年3月期決算短信)。

    読み方:

    出典: undefined (2026/10/31確認)

    企業トリビア

    1976年には第1回CDR(大陸預託証券)を発行してルクセンブルク証券取引所に上場、1987年にはパリ証券取引所にも上場していた(いずれも現在は上場廃止)。日本の食品会社としては早い時期の海外上場だった。

    社名の由来は前身の徳島ハム。1963年に鳥清ハムを吸収合併した際に「日本ハム」へ商号変更し、本店も徳島から大阪へ移った。

    ライバル企業 — 食品の掲載企業

    同じ業界カテゴリ(食品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

    企業売上高営業利益率ROE平均年収
    日本ハム東証プライム1兆4,574億円4.7%6.6%875万円
    味の素東証プライム1兆5,837億円—17.7%—
    アサヒグループホールディングス東証プライム2兆8,947億円6.4%4.3%1,335.2万円
    カルビー東証プライム3,402億円7.7%8.3%686万円
    コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社東証プライム8,938億円-8.1%-12%—
    江崎グリコ東証プライム3,614億円2.4%1.8%860万円
    不二製油東証プライム7,723億円3.9%5%833万円

    よくある質問

    日本ハムの最新の売上高・利益はいくらですか?

    2026年3月期の連結売上高は1兆4,573億9,100万円(前期比6.3%増)、事業利益は683億4,200万円(同60.7%増)で、いずれも過去最高となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は350億6,600万円(同31.9%増)です(2026年3月期決算短信〔IFRS〕)。

    配当金はいくらですか?

    2026年3月期の年間配当は160円(期末一括)で、配当性向は44.3%です。2027年3月期は180円への増配を予定しています。同社はDOE3%程度への引き上げと配当性向40%以上を目安とする方針です(2026年3月期決算短信)。

    平均年収や従業員数はどのくらいですか?

    提出会社(単体)の平均年間給与は875万4,140円、平均年齢40.1歳、平均勤続年数15.4年です。連結従業員数は15,790名です(2026年3月期有価証券報告書)。

    事業別の業績はどうなっていますか?

    食肉事業本部が売上高1兆341億円・事業利益613億円と最大で、豪州牛肉と国産鶏肉が好調でした。加工事業本部は売上高5,303億円・事業利益72億円、ボールパーク事業は売上高310億円・事業利益54億円です(2026年3月期決算短信、セグメント間取引を含む数値)。

    日本ハムのROE(自己資本利益率)は?

    2026年3月期のROEは6.6%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(TDNet開示PDF))。

    日本ハムの自己資本比率は?

    2026年3月期の自己資本比率は53.8%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(TDNet開示PDF))。

    日本ハムは実質無借金ですか?

    2026年3月期の有利子負債は2,285億円、現金及び現金同等物は687億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(TDNet開示PDF))。

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    出典・確認日(3件)

    このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。