前身は広島の松尾糧食工業で、1955年にカルビー製菓、1973年にカルビーへと社名を変更した。ポテトチップスの発売は1975年で、「かっぱえびせん」(1964年)の方が10年以上早い。
カルビーの業績・歴史・IR要約
Calbee, Inc. ・ 証券コード 2229 ・ 確認日 2026/10/31
ポテトチップスとじゃがりこ、フルグラで知られるスナック菓子最大手
3行でわかるカルビー
- カルビーはポテトチップス、じゃがりこ、かっぱえびせん、フルグラを擁するスナック菓子最大手で、連結売上高は3,402億円と過去最高を更新した。
- 2026年3月期は海外が11.6%増と伸びた一方、新工場の減価償却費とばれいしょ収量減で営業利益は262億円(前期比10.0%減)となった。
- 配当は66円へ増配し、新戦略では累進配当を明示。自己資本比率64.3%と財務基盤は安定している。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
- 売上高は340,151百万円(前期比5.5%増)と過去最高を更新。国内・海外とも増収で、海外は11.6%増の88,604百万円まで拡大した
- 営業利益は26,173百万円(同10.0%減)。せとうち広島工場の稼働に伴う減価償却費等の固定費増と、北海道産ばれいしょの収量減が国内事業の減益要因となった
- ポテトチップスの売上高は102,504百万円と前期並みにとどまった一方、じゃがりこは50,326百万円、その他スナックは81,391百万円と伸長した
- 営業キャッシュ・フローは35,596百万円。自己株式取得に約100億円を投じ、財務キャッシュ・フローは17,002百万円の支出となった
- 2027年3月期の通期予想は売上高370,000百万円、営業利益26,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益17,400百万円。配当は累進配当方針で69円へ増配予想
出典: 2026年3月期 決算短信(2026年5月14日開示)に基づく要約 (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るカルビー
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
- 配当47.2%
- 内部留保など52.8%
ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債の算入範囲: 短期借入金1,766+1年内返済予定の長期借入金10,000+長期借入金25,000(リース債務を除く。決算短信の連結貸借対照表)
実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)
業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)
予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1949年
広島県広島市で松尾糧食工業所を法人に改組し、松尾糧食工業株式会社を設立
- 1964年
「かっぱえびせん」発売
- 1973年
カルビー株式会社に社名変更。下妻工場が操業開始しポテトチップスを発売
- 1991年
「フルーツグラノーラ」(現フルグラ)発売
- 1995年
「じゃがりこ」発売
- 2009年
米ペプシコと資本提携し、ジャパンフリトレーを子会社化
- 2011年
東京証券取引所市場第一部に株式を上場
- 2025年
せとうち広島工場が操業開始。北米のHodo, Inc.を子会社化し食と健康事業に参入
事業とシェア
- 国内食品製造販売事業73.9%2,515億円
- 海外食品製造販売事業26.1%886億円
構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。
各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。
国内食品製造販売事業売上構成比 73.9%
ポテトチップス(1,025億円)、じゃがりこ(503億円)等のスナック菓子と、フルグラ等のシリアル食品(301億円)が柱。営業利益は約221億円(決算説明会資料)。2025年1月操業開始のせとうち広島工場の減価償却費増や、北海道産ばれいしょの収量減が響き減益となった。
- 規模・シェアなど
- 売上高2,515億円
海外食品製造販売事業売上構成比 26.1%
北米、英国、中国、インドネシア、韓国、タイ、オーストラリア等で展開し、売上高は前期比11.6%増。営業利益は約41億円(決算説明会資料)と増益。2025年8月には北米で豆腐・大豆加工食品のHodo, Inc.を連結子会社化し「食と健康」領域に参入した。
- 規模・シェアなど
- 売上高886億円
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
子会社・関連会社(連結子会社など 23社)
- カルビーポテト
- ジャパンフリトレー
- カルビーロジスティクス
- Calbee America, Inc.
- Calbee Group (UK) Ltd
- PT. Calbee-Wings Food
- Haitai-Calbee Co., Ltd.
- Hodo, Inc.
出典: 有価証券報告書(企業の概況・事業の内容)。主要な子会社のみ抜粋しています。
今後の計画 —
特徴
1949年に広島で創業。
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1964年発売の「かっぱえびせん」以来、ポテトチップス、じゃがりこ、フルグラなど国民的ブランドを持つ
米ペプシコが約22%を出資する資本提携先で
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カルビーはペプシコの持分法適用関連会社という珍しい関係にある
海外売上高は886億円(全体の約26%)まで拡大し
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北米・英国・アジアで現地生産を展開
2026年3月期は新工場の減価償却費とばれいしょ収量減で営業利益が10.0%減となったが
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配当は58円から66円へ増配
新成長戦略「Accelerate the Future」を策定し
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累進配当(毎期3円以上の増配)を掲げる
企業トリビア
1970年に米国カリフォルニア州へ進出して以来、海外子会社は16社に広がった。2009年には米ペプシコと資本提携し、現在ペプシコ側が約22%を出資する「その他の関係会社」となっている。
ライバル企業 — 食品の掲載企業
同じ業界カテゴリ(食品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
| 企業 | 売上高 | 営業利益率 | ROE | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| カルビー東証プライム | 3,402億円 | 7.7% | 8.3% | 686万円 |
| 味の素東証プライム | 1兆5,837億円 | — | 17.7% | — |
| アサヒグループホールディングス東証プライム | 2兆8,947億円 | 6.4% | 4.3% | 1,335.2万円 |
| コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社東証プライム | 8,938億円 | -8.1% | -12% | — |
| 江崎グリコ東証プライム | 3,614億円 | 2.4% | 1.8% | 860万円 |
| 不二製油東証プライム | 7,723億円 | 3.9% | 5% | 833万円 |
| ハウス食品グループ本社東証プライム | 3,170億円 | 5.8% | 2.5% | 840万円 |
よくある質問
カルビーの最新の売上高・利益はいくらですか?
2026年3月期の連結売上高は3,401億5,100万円(前期比5.5%増)、営業利益は261億7,300万円(同10.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は173億2,900万円(同17.0%減)でした(2026年3月期決算短信)。
配当金はいくらですか?
2026年3月期の配当は期末66円(年間66円)で前期の58円から増配し、配当性向は47.2%でした。新方針の累進配当に基づき、2027年3月期は69円を予想しています(2026年3月期決算短信)。
平均年収や従業員数はどのくらいですか?
提出会社(単体)の平均年間給与は685万6,000円、平均年齢42.2歳、平均勤続年数12.6年です。連結従業員数は6,974名です(2026年3月期有価証券報告書)。
海外事業の規模はどのくらいですか?
海外事業の売上高は886億400万円で全体の約26%を占め、前期比11.6%増と国内(3.4%増)を上回る伸びでした。北米と中華圏が増益をけん引しました(2026年3月期決算短信)。
カルビーのROE(自己資本利益率)は?
2026年3月期のROEは8.3%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイト掲載PDF))。
カルビーの自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は64.3%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイト掲載PDF))。
カルビーは実質無借金ですか?
2026年3月期の有利子負債は368億円、現金及び現金同等物は456億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイト掲載PDF))。
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出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式サイト掲載PDF) (2026/10/31確認)
- 有価証券報告書 全文(EDINET DB、EDINET原本の全文) (2026/10/31確認)
- 会社概要(公式サイト) (2026/10/31確認)
- みんかぶ (2026/10/31確認)