特集ページ医薬品東証プライム証券コード 4540

ツムラの業績・歴史・IR要約

TSUMURA & CO. ・ 証券コード 4540 ・ 確認日 2026/10/31

医療用漢方製剤の最大手。中国でも生薬・飲片事業を拡大する漢方薬メーカー

3行でわかるツムラ

  1. 2026年3月期の売上高は192,615百万円↑ 前期比6.4%増と増収だったが、売上原価率の上昇や販管費の増加で営業利益は35,219百万円(同12.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は28,117百万円(同13.3%減)と減益だった(決算短信)。
  2. 医療用漢方製剤129処方を製造・販売する漢方薬メーカーで、国内事業の売上高は161,172百万円。中国事業は上海虹橋中薬飲片有限公司の連結もあり、売上高31,442百万円(同52.4%増)と拡大した。
  3. 自己資本比率は54.3%、ROEは9.0%。連結従業員数は4,923人、提出会社の平均年間給与は9,114千円(約911万円)(有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高192,615百万円↑ 前期比+6.4%と増収の一方、営業利益35,219百万円↓ 同△12.2%、経常利益40,036百万円↓ 同△5.7%、親会社株主に帰属する当期純利益28,117百万円↓ 同△13.3%と減益。ROEは9.0%
  • 国内事業は売上高161,172百万円・営業利益35,024百万円、中国事業は売上高31,442百万円・営業利益195百万円。中国事業は上海虹橋中薬飲片有限公司の連結で大きく伸びた
  • 年間配当は147円(中間68円+期末79円)で配当性向39.4%。自己資本比率は54.3%、現金及び現金同等物は78,261百万円
  • 2027年3月期の予想は売上高213,600百万円、営業利益37,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益26,200百万円。年間配当は158円を予想

出典: 株式会社ツムラ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るツムラ

売上高1,926億円2026年3月期
営業利益352億円2026年3月期
当期利益281億円2026年3月期
平均年収911万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢41.9歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数15.5年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)4,923人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
18.3%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
9%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
54.3%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向39.4%
  • 配当39.4%
  • 内部留保など60.6%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金3,329百万円+1年内返済予定の長期借入金9,377百万円+社債45,000百万円+長期借入金77,454百万円(連結貸借対照表。リース債務は除く)

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産5,928億円2026年3月期
自己資本3,217億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)147円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)2,136億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)375億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)262億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,821円2026-10-30時点
PER10.15倍2026-10-30時点
時価総額2,933億円2026-10-30時点
配当利回り4.13%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1893

    中将湯本舗 津村順天堂を創立

  2. 1936

    東京都中央区に株式会社津村順天堂を設立し、婦人薬中将湯や浴用剤バスクリン等の製造販売を開始

  3. 1976

    医療用漢方製剤が健康保険に採用され、薬価収載された

  4. 1980

    東京証券取引所市場第二部に上場

  5. 1988

    株式会社ツムラに商号変更

  6. 2007

    本社を東京都港区へ移転

  7. 2016

    中国事業の地域統括会社として津村(中国)有限公司を設立

  8. 2022

    東京証券取引所プライム市場へ移行

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成2事業
  • 国内事業83.7%1,612億円
  • 中国事業16.3%314億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

国内事業

医療用漢方製剤129処方と一般用漢方製剤等のヘルスケア製品を製造・販売する事業。129処方の売上高は153,918百万円、ヘルスケア製品の売上高は6,206百万円だった(決算短信)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高161,172百万円、セグメント利益35,024百万円
中国事業

中国で原料生薬の調達・選別加工、飲片(刻み生薬)や漢方エキス粉末の製造・販売を行う事業。当期は上海虹橋中薬飲片有限公司を連結した(決算短信・有価証券報告書)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高31,442百万円、セグメント利益195百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 16社)

  • 株式会社ロジテムツムラ
  • 津村(中国)有限公司
  • 上海津村製薬有限公司
  • 深セン津村薬業有限公司
  • TSUMURA USA, INC.

出典: ツムラ 有価証券報告書(関係会社の状況。連結子会社は個別記載13社とその他3社の計16社)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

中国事業の売上高は31,442百万円で連結売上高の約16%を占める。中国には地域統括会社の津村(中国)有限公司、漢方エキス粉末を製造する上海津村製薬・天津津村製薬、生薬調達の深セン津村薬業などを置き、米国ではTSUMURA USA, INC.が大建中湯(TU-100)の開発を進める(決算短信・有価証券報告書)

今後の計画 — 第2期中期経営計画

2025年度〜2027年度
  • 2027年度 売上高2,340億円
  • 2027年度 営業利益460億円
  • 2027年度 ROE 9%

出典: 株式会社ツムラ 有価証券報告書(第2期中期経営計画の数値目標。2025年11月10日に修正)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 医療用漢方製剤129処方を製造・販売。

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    2026年3月期の129処方の売上高は153,918百万円で、売上1位は大建中湯

  • 供給制約で続けていた医療用漢方製剤の限定出荷は

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    2025年4月11日に129処方すべてを解除した(決算短信)

  • 中国事業の売上高が31,442百万円と↑ 前期比52.4%増。

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    生薬の栽培・調達から製剤まで一貫した漢方バリューチェーンを持つ

  • 自己資本比率54.3%

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    ROE9.0%。株主還元はDOE(株主資本配当率)を指標とし、2031年度にDOE5%を目指す方針(有価証券報告書)

企業トリビア

1936年の設立当初は、婦人薬「中将湯」や浴用剤「バスクリン」等の製造販売から始まった

医療用漢方製剤129処方のうち売上高1位は大建中湯で14,688百万円、2位は抑肝散の11,053百万円だった

ライバル企業 — 医薬品の掲載企業

同じ業界カテゴリ(医薬品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
ツムラ東証プライム1,926億円18.3%9%911万円
アステラス製薬東証プライム2兆1,392億円17.9%17.4%1,132万円
中外製薬東証プライム1兆2,579億円47.6%22.1%1,351万円
第一三共東証プライム2兆1,230億円12.2%16.9%1,098万円
エーザイ東証プライム8,254億円5.3%4.4%1,123万円
栄研化学東証プライム419億円7%8.5%—
JCRファーマ東証プライム403億円1.4%4.6%—

よくある質問

ツムラの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は9,114千円(約911万円)です。平均年齢41.9歳、平均勤続年数15.5年、単体従業員数2,858人、連結従業員数は4,923人と記載されています。

ツムラの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり147円(中間68円+期末79円)で、配当性向は39.4%です。2027年3月期は158円の配当を予想しています(決算短信)。

ツムラの海外事業はどのくらいですか?

2026年3月期の中国事業の売上高は31,442百万円で、連結売上高192,615百万円の約16%です。中国では津村(中国)有限公司を地域統括会社とし、生薬の調達・加工から飲片(刻み生薬)の販売まで展開しています(決算短信・有価証券報告書)。

ツムラのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは9%です(出典: 株式会社ツムラ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet開示PDF))。

ツムラの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は54.3%です(出典: 株式会社ツムラ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet開示PDF))。

ツムラは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は1,352億円、現金及び現金同等物は783億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 株式会社ツムラ 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(TDnet開示PDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。