特集ページ医薬品東証プライム証券コード 4569

杏林製薬の業績・歴史・IR要約

KYORIN Pharmaceutical Co., Ltd. ・ 証券コード 4569 ・ 確認日 2026/10/31

創業100年を超える研究開発型製薬企業。新薬事業への集中を進める

3行でわかる杏林製薬

  1. 2026年3月期の売上高は126,257百万円、営業利益3,567百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,448百万円と、当初予想を下回る決算だった(決算短信の転載集計)。
  2. 1923年に東洋新薬社として創業した研究開発型製薬企業で、感染症・呼吸器・アレルギー領域の新医薬品事業を中核に、後発医薬品事業も展開してきた。
  3. 長期ビジョン「Vision 110」のもと新中期経営計画「Vision 110 -Stage2-」(2026〜2029年度)を進める一方、後発医薬品事業の外部への承継手続きを進め、新医薬品事業へ経営資源を集中させる方針である。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高126,257百万円、営業利益3,567百万円、経常利益4,031百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,448百万円と、当初予想(売上高127,000百万円、営業利益6,100百万円、当期純利益4,800百万円)を下回った(転載集計)
  • 2025年3月期は売上高130,087百万円、営業利益12,567百万円、当期純利益9,086百万円。2025年3月期末の総資産193,618百万円、自己資本136,285百万円、自己資本比率70.4%(第1四半期決算短信の比較数値)
  • 2026年9月30日、後発医薬品事業(キョーリン リメディオおよび高岡・井波両工場)をダイト・Meiji Seika ファルマ・日本政策投資銀行の連合へ承継する手続きの経過を公表(TDnet)
  • 新中期経営計画「Vision 110 -Stage2-」(2026〜2029年度)を2026年4月から開始。数値目標は本検証では確認できていない

出典: 杏林製薬 2026年3月期決算の転載集計(バリュートレンド予想履歴・Ullet)およびTDnet開示。本検証では短信原典PDFを直接取得できず転載依存 (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る杏林製薬

売上高1,263億円2026年3月期
営業利益36億円2026年3月期
当期利益34億円2026年3月期
平均年収856万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢45歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数19.2年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)1,982人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
2.8%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

年間配当(1株当たり)75円2026年3月期
配当性向124.9%2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1,218億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)20億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)15億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価1,105円2026-10-30時点
PER26.91倍2026-10-30時点
時価総額585億円2026-10-30時点
配当利回り6.79%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub(2026-10-30終値1,105円、PER26.91倍、時価総額58.48B円)。検算:当期純利益3,448百万円÷EPS60.04円から推計した株式数約57.4百万株×1,105円≒634億円となり、Finnhubの時価総額とは差がある。配当利回りは年間配当75円(転載値)÷株価からの算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1923

    荻原廣が東洋新薬社を創業

  2. 1940

    杏林製薬株式会社に改組・商号変更

  3. 1980

    世界初のニューキノロン系経口抗菌剤ノルフロキサシン(製品名バクシダール)を創製し、米国メルク社へ導出

  4. 2023

    キョーリン製薬ホールディングスが初代・杏林製薬を吸収合併して事業会社化し、杏林製薬株式会社に商号変更。創業100周年

  5. 2026

    後発医薬品事業の承継に向けた基本合意を公表。新中期経営計画「Vision 110 -Stage2-」を開始

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

新医薬品事業

感染症、呼吸器、アレルギー領域を重点領域として新薬の研究開発・製造・販売を行う。主な製品にニューキノロン系抗菌剤「ラスビック」、過活動膀胱治療剤「ベオーバ」、アレルギー性疾患治療剤「デザレックス」などがある

規模・シェアなど
セグメント別売上高は本検証では確認できなかったため数値を記載しない
後発医薬品事業

連結子会社のキョーリン リメディオが担うジェネリック医薬品事業。2026年4月24日にダイト、Meiji Seika ファルマ、日本政策投資銀行の連合への事業承継で基本合意し、同年9月30日に経過を公表した。キョーリン製薬グループ工場の高岡工場・井波工場も承継対象に含まれる

規模・シェアなど
セグメント別売上高は本検証では確認できなかったため数値を記載しない

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社

  • キョーリン リメディオ株式会社
  • キョーリン製薬グループ工場株式会社

特徴

  • 1923年創業。世界初のニューキノロン系経口抗菌剤ノルフロキサシン(バクシダール)

    続きを読む

    を創製した研究開発型製薬企業

  • 2025年3月期末の自己資本比率は70.4%と財務基盤は厚い

  • 長期ビジョン「Vision 110」のもと

    続きを読む

    新中期経営計画「Vision 110 -Stage2-」(2026〜2029年度)を2026年4月から推進

  • 後発医薬品事業の承継を進め

    続きを読む

    新医薬品事業へ経営資源を集中する方針

ライバル企業 — 医薬品の掲載企業

同じ業界カテゴリ(医薬品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
杏林製薬東証プライム1,263億円2.8%—856万円
アステラス製薬東証プライム2兆1,392億円17.9%17.4%1,132万円
中外製薬東証プライム1兆2,579億円47.6%22.1%1,351万円
第一三共東証プライム2兆1,230億円12.2%16.9%1,098万円
エーザイ東証プライム8,254億円5.3%4.4%1,123万円
栄研化学東証プライム419億円7%8.5%—
JCRファーマ東証プライム403億円1.4%4.6%—

よくある質問

杏林製薬の配当はいくらですか?

有価証券報告書ベースの転載集計(Ullet)では、2026年3月期の年間配当金は1株当たり75円とされています。なお第1四半期決算短信時点の予想は57円(中間20円+期末37円)でした。配当性向はEPS60.04円で割った算出値で約124.9%になります。

杏林製薬の業績はどうでしたか?

2026年3月期は売上高126,257百万円、営業利益3,567百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,448百万円でした(決算短信の転載集計)。当初予想の営業利益6,100百万円、当期純利益4,800百万円を下回りました。

杏林製薬のジェネリック事業はどうなりますか?

連結子会社のキョーリン リメディオと、キョーリン製薬グループ工場の高岡工場・井波工場が営む後発医薬品事業を、ダイト、Meiji Seika ファルマ、日本政策投資銀行の連合へ承継する手続きが進められています。2026年4月24日に基本合意し、9月30日に経過が公表されました(TDnet)。

杏林製薬の配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり75円、配当性向は124.9%です。配当利回りは6.79%(2026-10-30時点)(出典: 杏林製薬(4569)業績・予想履歴(バリュートレンド、決算短信の転載集計))。

杏林製薬の時価総額は?

2026-10-30時点の時価総額は585億円です(出典: Finnhub(2026-10-30終値1,105円、PER26.91倍、時価総額58.48B円)。検算:当期純利益3,448百万円÷EPS60.04円から推計した株式数約57.4百万株×1,105円≒634億円となり、Finnhubの時価総額とは差がある。配当利回りは年間配当75円(転載値)÷株価からの算出値)。株価で変動するため参考値です。

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出典・確認日(6件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。