特集ページ卸売業・商社東証プライム証券コード 9934

因幡電機産業の業績・歴史・IR要約

Inaba Denki Sangyo Co., Ltd. ・ 証券コード 9934 ・ 確認日 2026/10/31

電設資材の商社機能と空調部材・パトライトのメーカー機能を併せ持つ「技術商社」で、自己資本比率62.9%の堅固な財務を持つ専門商社

3行でわかる因幡電機産業

  1. 2026年3月期の売上高は417,023百万円↑ 前期比8.6%増、営業利益は29,711百万円(同16.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23,420百万円(同24.7%増)と過去最高業績を更新し、ROEは12.7%だった(決算短信)。
  2. 電設資材・産業機器の商社部門と、空調部材やパトライト製品を手がける自社製品事業(メーカー部門)を併せ持ち、利益面では自社製品事業が大きな柱となっている(決算短信)。
  3. 自己資本比率は62.9%、有利子負債は短期借入金247百万円のみと財務は堅固で、総還元性向60%程度を目安とする株主還元方針のもと2025年12月に株式分割(1株→2株)を実施した(決算短信・説明会転載)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高417,023百万円↑ 前期比+8.6%、営業利益29,711百万円↑ 同+16.3%、経常利益31,756百万円↑ 同+18.9%、親会社株主に帰属する当期純利益23,420百万円↑ 同+24.7%と過去最高業績を更新。ROEは12.7%
  • セグメント別(内部取引含む)では電設資材事業が売上高295,901百万円、産業機器事業が売上高43,878百万円、自社製品事業が売上高84,975百万円。セグメント利益は税引前ベースで自社製品事業が16,267百万円と大きい
  • 配当金は株式分割前換算で年間170円(配当性向40.8%、期末配当には特別配当15円を含む)。2025年12月1日に1:2の株式分割を実施した
  • 2027年3月期の予想は売上高436,000百万円、営業利益32,900百万円、当期純利益23,700百万円、年間配当85円(分割後)

出典: 因幡電機産業株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る因幡電機産業

売上高4,170億円2026年3月期
営業利益297億円2026年3月期
当期利益234億円2026年3月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
7.1%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
12.7%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
62.9%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向40.8%
  • 配当40.8%
  • 内部留保など59.2%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金247百万円のみ(連結貸借対照表に長期借入金・社債の計上なし、決算短信)

実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)

総資産3,133億円2026年3月期
自己資本1,970億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)170円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)4,360億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)329億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)237億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価2,889円2026-10-30時点
PER13.9倍2026-10-30時点
時価総額3,243億円2026-10-30時点
配当利回り2.94%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub銘柄ページで確認した2026-10-30終値。時価総額・PER・配当利回りは株価と発行済株式数(自己株式控除後112,254,092株、株式分割後)・1株当たり当期純利益208.49円・2027年3月期予想配当85円から算出した算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 2025

    2027年夏頃の竣工を目指し、研究開発施設「イノベーションセンター」の建設を発表(2025年5月、決算説明会転載)

  2. 2025

    普通株式1株を2株に分割(2025年12月1日効力発生、決算短信)

  3. 2026

    2026年3月期に売上高・各利益とも過去最高業績を更新(決算短信)

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成3事業
  • 電設資材事業69.7%2,959億円
  • 産業機器事業10.3%439億円
  • 自社製品事業20.0%850億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

電設資材事業

電線ケーブル類、照明器具、受配電機器等の卸販売を行う商社部門の中核事業。大都市圏の再開発や工場・データセンター向け納入が好調だった(決算短信)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高295,901百万円、セグメント利益18,511百万円(セグメント間取引含む。外部顧客への売上高は293,289百万円。セグメント利益は税金等調整前当期純利益ベース)
産業機器事業

制御機器、電子部品、FA関連機器等の卸販売事業。省力化・自動化需要を背景に制御機器・電子部品の販売が増加した(決算短信)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高43,878百万円、セグメント利益2,459百万円(セグメント間取引含む。外部顧客への売上高は43,365百万円。セグメント利益は税金等調整前当期純利益ベース)
自社製品事業

空調用被覆銅管や配管化粧カバー「スリムダクト」、表示灯・回転灯(パトライト)等を製造販売するメーカー部門。売上構成比は約2割ながら利益構成比は高い(決算短信)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高84,975百万円、セグメント利益16,267百万円(セグメント間取引含む。外部顧客への売上高は80,368百万円。セグメント利益は税金等調整前当期純利益ベース)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

今後の計画 — 中期経営計画(ローリング方式)

ローリング方式(毎年度3ヵ年計画を見直し)。2027年度目標は2025年11月の第2四半期決算説明で示された数値
  • 2027年度 売上高4,300億円
  • 営業利益295億円

出典: 因幡電機産業 2026年3月期第2四半期決算説明会 発言録(転載)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 2026年3月期は売上高417,023百万円↑ 前期比+8.6%

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    営業利益29,711百万円↑ 同+16.3%、当期純利益23,420百万円↑ 同+24.7%と過去最高業績を更新。ROEは12.7%(決算短信)

  • 自己資本比率62.9%と高く

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    有利子負債は短期借入金247百万円のみ。現金及び現金同等物は76,202百万円を保有する(決算短信)

  • 商社部門(電設資材・産業機器)が売上の大半を占める一方

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    利益では自社製品事業(メーカー部門)が大きな柱となる事業構造(決算説明会資料転載)

  • 配当と自己株式取得を合わせた中期的な総還元性向60%程度を株主還元方針とし

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    2025年12月に1株を2株に株式分割した(決算短信・説明会転載)

企業トリビア

自社製品の省施工吊りバンド「ホールドワン SST」は、2025年度グッドデザイン賞を受賞した(公式サイト)

ライバル企業 — 卸売業・商社の掲載企業

同じ業界カテゴリ(卸売業・商社)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
因幡電機産業東証プライム4,170億円7.1%12.7%—
伊藤忠商事東証プライム14兆8,231億円4.7%14.6%1,991万円
あいホールディングス東証プライム850億円12.7%10.5%602万円
アルコニックス東証プライム2,197億円4.4%9.6%953万円
アルフレッサ ホールディングス東証プライム3兆1,041億円1.2%8.4%839万円
あらた東証プライム1兆47億円1.3%8.4%619万円
アズワン東証プライム1,107億円11.6%13.3%712.3万円

よくある質問

因幡電機産業の配当はいくらですか?

2026年3月期の配当金は、株式分割前換算で年間170円(中間70円+期末100円、期末には特別配当15円を含む)で、配当性向は40.8%です。2025年12月1日に1株を2株に分割しており、分割後表示の期末配当は50円です。2027年3月期は分割後で年間85円の配当を予想しています(決算短信)。

因幡電機産業の2026年3月期の業績はどうでしたか?

2026年3月期の売上高は417,023百万円(前期比8.6%増)、営業利益は29,711百万円(同16.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23,420百万円(同24.7%増)と、過去最高業績を更新しました。ROEは12.7%です(決算短信)。

中期経営計画の目標はどうなっていますか?

同社は毎年度、向こう3ヵ年の数値目標を見直すローリング方式の中期経営計画を採用しています。2025年11月の決算説明では、2027年度の目標として売上高4,300億円、営業利益295億円が示されました(決算説明会の発言転載)。

因幡電機産業のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは12.7%です(出典: 因幡電機産業株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(開示短信の転載ページ))。

因幡電機産業の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は62.9%です(出典: 因幡電機産業株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(開示短信の転載ページ))。

因幡電機産業は実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は2億円、現金及び現金同等物は762億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 因幡電機産業株式会社 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(開示短信の転載ページ))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。