特集ページガラス・土石製品東証プライム証券コード 5351

品川リフラの業績・歴史・IR要約

SHINAGAWA REFRA CO., LTD. ・ 証券コード 5351 ・ 確認日 2026/10/31

1875年創業の耐火物最大手で、海外M&Aにより連結従業員数が9,000人規模へ拡大

3行でわかる品川リフラ

  1. 2026年3月期の売上高は177,738百万円↑ 前期比23.4%増と大幅増収で、純利益は固定資産売却益の計上により26,071百万円(同166.6%増)となった(決算短信)。
  2. 耐火物が売上の中心で、窯炉エンジニアリングや断熱材も展開する。海外M&Aにより連結従業員数は9,089人へ拡大した(有報転載集計)。
  3. 自己資本比率は46.1%。年間配当は90円で、新還元方針のもと2027年3月期は95円を予想している。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高177,738百万円↑ 前期比+23.4%、EBITDA22,134百万円、営業利益13,609百万円、経常利益15,986百万円、親会社株主に帰属する当期純利益26,071百万円(+166.6%)。ROE26.6%
  • 純利益には固定資産売却益37,245百万円の特別利益と、減損損失9,716百万円の特別損失が含まれる
  • 総資産231,818百万円、自己資本106,939百万円、自己資本比率46.1%。現金及び現金同等物期末残高26,213百万円
  • 年間配当90円、配当性向15.7%。還元方針をDOE4%以上+累進配当に変更し、2027年3月期は95円を予想

出典: 品川リフラ株式会社 2026年3月期 決算短信(TDnet PDFの転載をeir-partsで確認) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る品川リフラ

売上高1,777億円2026年3月期
営業利益136億円2026年3月期
当期利益261億円2026年3月期
平均年収690万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢44.7歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数17.3年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)9,089人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
7.7%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
26.6%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
46.1%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向15.7%
  • 配当15.7%
  • 内部留保など84.3%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金16,622百万円+リース債務(流動)489百万円+長期借入金22,391百万円+リース債務(固定)4,699百万円=44,201百万円。短信のキャッシュ・フロー指標(有利子負債÷営業CF3.2年×13,861百万円≒44,355百万円)とも概ね整合

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産2,318億円2026年3月期
自己資本1,069億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)90円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1,890億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)130億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)100億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価1,910円2026-10-30時点
PER3.34倍2026-10-30時点
時価総額872億円2026-10-30時点
配当利回り4.71%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株価はFinnhub(2026-10-30終値1,910円)。PER3.34倍は株価÷2026年3月期EPS571.45円の算出値で、固定資産売却益による一時的な増益を反映し低く出ている。時価総額872億円は株価×発行済株式数(自己株式控除後45,633,120株)からの算出値で、Finnhub表示の91.83B円とは差がある。配当利回りは年間配当90円÷株価の参考値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1875

    西村勝三が東京芝浦で耐火れんがの製造を開始(創業)

  2. 1903

    品川白煉瓦株式会社を設立

  3. 2009

    JFE炉材と合併し、品川リフラクトリーズが発足

  4. 2025

    創業150周年。社名を品川リフラに変更

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成4事業
  • 耐火物事業62.1%1,109億円
  • エンジニアリング事業25.7%459億円
  • 断熱材事業9.9%177億円
  • 先端機材事業2.3%41億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

耐火物事業

製鉄向けを中心とする耐火れんが・不定形耐火物の製造販売。売上の6割超を占める主力

規模・シェアなど
2026年3月期セグメント売上高110,901百万円、セグメント利益8,575百万円(セグメント間取引を含む)
エンジニアリング事業

工業窯炉の設計・施工・メンテナンス。ブラジルのReframax Engenhariaを2025年5月から連結した

規模・シェアなど
2026年3月期セグメント売上高45,856百万円、セグメント利益2,714百万円(セグメント間取引を含む)
断熱材事業

断熱材の製造販売

規模・シェアなど
2026年3月期セグメント売上高17,708百万円、セグメント利益2,480百万円(セグメント間取引を含む)
先端機材事業

ファインセラミックスなどの先端機材。2026年3月期はセグメント赤字だった

規模・シェアなど
2026年3月期セグメント売上高4,101百万円、セグメント損失115百万円(セグメント間取引を含む)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

1997年の中国進出以降、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、米国、インドなどに生産拠点を展開している。2024年にオランダのGouda Refractories Group、2025年にブラジルのReframax Engenhariaを連結子会社化した

出典: SHINAGAWA REFRA 公式サイト History(英語版)

特徴

  • 2026年3月期は売上高177,738百万円(+23.4%)と大幅増収。

    続きを読む

    海外子会社の連結化が寄与

  • 純利益は固定資産売却益372億円の計上で26,071百万円(+166.6%)

    続きを読む

    ROE26.6%となったが一時要因が大きい

  • 株主還元方針を変更し

    続きを読む

    DOE4%以上+累進配当を導入。2027年3月期は95円を予想

  • 1875年創業で2025年に150周年。

    続きを読む

    同年10月に品川リフラクトリーズから品川リフラへ社名変更

トホホな失敗と、そこからの教訓

減損損失97億円の計上と先端機材事業の赤字

2026年3月期に減損損失9,716百万円を特別損失に計上した(同時に固定資産売却益37,245百万円を特別利益に計上)。先端機材事業はセグメント損失115百万円の赤字だった。会社は配当性向が目標の40%を下回った理由として、売却益を借入金返済や成長投資に充当する方針を説明している。

出典: 品川リフラ株式会社 2026年3月期 決算短信(TDnet PDF転載) (2026/10/31確認)

ライバル企業 — ガラス・土石製品の掲載企業

同じ業界カテゴリ(ガラス・土石製品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
品川リフラ東証プライム1,777億円7.7%26.6%690万円
AGC東証プライム2兆588億円6.2%4.7%905万円
フジミインコーポレーテッド東証プライム694億円19.9%11.3%892万円
MARUWA東証プライム745億円33.5%13.2%884万円
NGK東証プライム6,701億円14.2%7.8%920万円
ニチアス東証プライム2,519億円14.7%13.9%760万円
日本カーボン東証プライム377億円12.8%—792万円

よくある質問

品川リフラの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり90円(中間45円+期末45円)で、配当性向は15.7%です。2027年3月期は新方針(DOE4%以上+累進配当)のもと95円を予想しています(決算短信)。

品川リフラの業績はどうでしたか?

2026年3月期は売上高177,738百万円(前期比+23.4%)、営業利益13,609百万円、純利益26,071百万円(+166.6%)でした。純利益には固定資産売却益372億円の特別利益が含まれます(決算短信)。

品川リフラの平均年収はいくらですか?

有価証券報告書ベースの転載集計では、連結従業員数9,089人、提出会社単体の平均年間給与690万円、平均年齢44.7歳、平均勤続年数17.3年とされています(2026年3月期)。連結従業員数は海外子会社の連結化で前期の3,732人から大きく増えました。

品川リフラのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは26.6%です(出典: 品川リフラ株式会社 2026年3月期 決算短信(TDnet PDF転載・eir-parts))。

品川リフラの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は46.1%です(出典: 品川リフラ株式会社 2026年3月期 決算短信(TDnet PDF転載・eir-parts))。

品川リフラは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は442億円、現金及び現金同等物は262億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 品川リフラ株式会社 2026年3月期 決算短信(TDnet PDF転載・eir-parts))。

同じ業界の企業と、次に読む

出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。