特集ページガラス・土石製品東証プライム証券コード 5332

TOTOの業績・歴史・IR要約

TOTO LTD. ・ 証券コード 5332 ・ 確認日 2026/10/31

「ウォシュレット」を生んだ水まわり設備メーカー。中国事業の構造改革が課題

3行でわかるTOTO

  1. 2026年3月期の売上高は737,441百万円↑ 前期比1.8%増、営業利益53,759百万円、親会社株主に帰属する当期純利益40,257百万円(同230.8%増)と大幅な増益となった(決算短信)。
  2. 1917年に東洋陶器として北九州で創立された水まわり設備メーカー。「ウォシュレット」などの住設機器に加え、静電チャック等のセラミック新領域事業も展開する。
  3. 自己資本比率は63.8%。連結従業員数は30,324人、提出会社の平均年間給与は7,812,740円(約781万円)(有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高737,441百万円↑ 前期比+1.8%、営業利益53,759百万円↑ 同+10.9%、経常利益60,689百万円↑ 同+20.5%、親会社株主に帰属する当期純利益40,257百万円↑ 同+230.8%。ROEは7.7%
  • 日本住設事業は売上高479,663百万円・セグメント利益20,253百万円、新領域事業(セラミック)は売上高67,414百万円・同28,943百万円。中国大陸事業はセグメント損失6,934百万円
  • 中国大陸事業の構造改革に伴い事業再編費用15,176百万円と減損損失1,583百万円を計上した
  • 年間配当は110円(中間50円+期末60円)で配当性向45.3%。2027年3月期の予想は売上高785,000百万円、営業利益60,000百万円、純利益46,000百万円、年間配当120円(決算短信発表時点)

出典: TOTO株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るTOTO

売上高7,374億円2026年3月期
営業利益538億円2026年3月期
当期利益403億円2026年3月期
平均年収781万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢45.2歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数18.9年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)30,324人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
7.3%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
7.7%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
63.8%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向45.3%
  • 配当45.3%
  • 内部留保など54.7%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金23,271百万円+コマーシャル・ペーパー43,200百万円+長期借入金1,314百万円(連結貸借対照表。社債の発行残高はない)

実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)

総資産8,275億円2026年3月期
自己資本5,281億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)110円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)7,850億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)600億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)460億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価5,746円2026-10-30時点
PER20.5倍2026-10-30時点
時価総額9,560億円2026-10-30時点
配当利回り2.09%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1917

    東洋陶器株式会社を設立

  2. 1970

    東陶機器株式会社に社名を変更

  3. 1980

    温水洗浄便座「ウォシュレット」を発売

  4. 2007

    TOTO株式会社に社名を変更

  5. 2021

    共通価値創造戦略「TOTO WILL2030」を開始

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成6事業
  • 日本住設事業65.1%4,797億円
  • 米州事業10.3%756億円
  • アジア・オセアニア事業7.4%549億円
  • 中国大陸事業7.3%539億円
  • 欧州事業0.8%57億円
  • 新領域事業(セラミック)9.1%674億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

日本住設事業

日本国内の住宅設備機器事業。連結売上高の中心(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高479,663百万円、セグメント利益20,253百万円
米州事業

米州地域の住設事業。海外住設では最大の売上高(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高75,623百万円、セグメント利益4,790百万円
アジア・オセアニア事業

アジア・オセアニア地域の住設事業(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高54,914百万円、セグメント利益10,239百万円
中国大陸事業

中国大陸の住設事業。2026年3月期は構造改革を進める中でセグメント損失を計上した(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高53,863百万円、セグメント利益-6,934百万円
欧州事業

欧州地域の住設事業。2026年3月期はセグメント損失を計上した(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高5,677百万円、セグメント利益-428百万円
新領域事業(セラミック)

静電チャック等のファインセラミックスを扱う新領域事業。利益率が高い(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高67,414百万円、セグメント利益28,943百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

系列・グループ: 森村グループ

2019年に「森村グループ4社における合弁会社の設立」を公式に開示している

出典: TOTO株式会社 公式開示(2019年)

海外展開

出典:

特徴

  • 日本住設事業が売上高の中心で

    続きを読む

    海外住設は売上高190,077百万円と全体の25.8%(2026年3月期、決算短信)

  • 新領域事業(セラミック)は売上高67,414百万円に対しセグメント利益28,943百万円

    続きを読む

    と収益性が高い(決算短信)

  • 自己資本比率63.8%。

    続きを読む

    年間配当110円で配当性向は45.3%(決算短信)

  • 2027年3月期は売上高785,000百万円

    続きを読む

    営業利益60,000百万円、年間配当120円を予想(決算短信発表時点)

トホホな失敗と、そこからの教訓

中国大陸事業の構造改革(2026年3月期)

中国大陸事業は2026年3月期にセグメント損失6,934百万円を計上した。衛生陶器工場2拠点の閉鎖など構造改革を進め、事業再編費用15,176百万円と減損損失1,583百万円を計上。前期(2025年3月期)にも減損損失34,092百万円を計上している(決算短信・公式開示)。

読み方:

出典: TOTO株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)・公式開示 (2026/10/31確認)

ライバル企業 — ガラス・土石製品の掲載企業

同じ業界カテゴリ(ガラス・土石製品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
TOTO東証プライム7,374億円7.3%7.7%781万円
AGC東証プライム2兆588億円6.2%4.7%905万円
MARUWA東証プライム745億円33.5%13.2%884万円
NGK東証プライム6,701億円14.2%7.8%920万円
ニチアス東証プライム2,519億円14.7%13.9%760万円
日本電気硝子東証プライム3,114億円11%6.1%738万円
日本特殊陶業東証プライム7,312億円18.9%15.7%993万円

よくある質問

TOTOの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は7,812,740円(約781万円)です。平均年齢45.2歳、平均勤続年数18.9年、単体従業員数7,758人、連結従業員数は30,324人と記載されています。

TOTOの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり110円(中間50円+期末60円)で、配当性向は45.3%です。2027年3月期は120円の配当を予想しています(決算短信)。

TOTOの海外事業の業績はどうですか?

2026年3月期、中国大陸事業はセグメント損失6,934百万円、欧州事業も同428百万円の損失でした。一方、アジア・オセアニア事業はセグメント利益10,239百万円を計上しています(決算短信)。

TOTOのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは7.7%です(出典: TOTO株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(IRBANK掲載の短信PDF))。

TOTOの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は63.8%です(出典: TOTO株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(IRBANK掲載の短信PDF))。

TOTOは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は678億円、現金及び現金同等物は1,312億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: TOTO株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(IRBANK掲載の短信PDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。