特集ページ石油・エネルギー東証プライム証券コード 3315

日本コークス工業の業績・歴史・IR要約

Nippon Coke & Engineering Co., Ltd. ・ 証券コード 3315 ・ 確認日 2026/10/31

三井鉱山の流れを汲むコークス専業メーカー。北九州で年産110万トン体制へ

3行でわかる日本コークス工業

  1. 1889年の三池炭鉱払下げに起源を持つ、コークスの製造・販売を主力とする素材メーカー。燃料・資源リサイクル事業と化工機事業も展開する。旧社名は三井鉱山で、2009年に日本コークス工業へ商号変更した。
  2. 2026年3月期の連結売上高は91,386百万円、営業利益は607百万円、経常損失は276百万円、純損失は7,678百万円と2期連続の最終赤字だった。北九州事業所のコークス炉の休止に伴う生産体制の最適化と減損損失等の計上が響いた。
  3. 2026年3月期は無配。2027年3月期は売上高101,600百万円、営業利益3,600百万円、純利益500百万円の黒字回復を予想する(配当は未定)。自己資本比率は27.5%。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高91,386百万円↓ 前期比△7.7%、営業利益607百万円、経常損失276百万円、純損失7,678百万円(前期の純損失13,908百万円に続き2期連続の最終赤字)
  • 総資産126,544百万円、自己資本34,797百万円、自己資本比率27.5%、現金及び現金同等物6,388百万円。営業CFは8,511百万円の収入
  • 北九州事業所のコークス生産体制最適化(2炉団休止)に伴い減損損失等を計上。2026年3月期は無配、2027年3月期は純利益500百万円の黒字回復を予想

出典: 日本コークス工業 2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る日本コークス工業

売上高914億円2026年3月期
営業利益6億円2026年3月期
当期利益-77億円2026年3月期
従業員数(連結)983人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
0.7%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
-20.1%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
27.5%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産1,265億円2026年3月期
自己資本348億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)0円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1,016億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)36億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)5億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価84円2026-10-30時点
時価総額2,474億円2026-10-30時点
配当利回り0%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub(2026-10-30終値84円、時価総額24.74B円)。2026年3月期は純損失のためPERは未記入。配当利回りは無配のため0)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1889

    三井組が官営三池炭鉱の払下げを受ける(創業の起源)

  2. 2009

    三井鉱山から日本コークス工業へ商号変更

  3. 2015

    三池炭鉱関連施設がユネスコ世界文化遺産に登録

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

コークス事業

製鉄用コークスの製造・販売を担う主力事業。北九州事業所で生産体制の最適化を進めた

規模・シェアなど
セグメント別の売上高は本検証で未確認
燃料・資源リサイクル事業

石炭・石油コークスの販売や資源リサイクル、物流等を扱う事業

規模・シェアなど
セグメント別の売上高は本検証で未確認
化工機事業

化学プラント向け機器・装置の設計・製作等を行う事業

規模・シェアなど
セグメント別の売上高は本検証で未確認

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

特徴

  • コークス専業に近い素材メーカーで

    続きを読む

    業績は原料炭・コークス市況の影響を受けやすい

  • 2026年5月に北九州事業所のコークス炉を2炉団体制(年産110万トン)へ移行完了

  • 公式コーポレートガイドではコークス事業・燃料・資源リサイクル事業・化工機事業の3本柱を掲げる

トホホな失敗と、そこからの教訓

コークス生産体制の最適化と減損損失等の計上

北九州事業所のコークス炉4炉団のうち老朽化した2炉団を休止し、2026年5月に2炉団体制(年産110万トン)への移行を完了した。2026年3月期は当期純損失7,678百万円と2期連続の最終赤字(2025年3月期は純損失13,908百万円)となった。

読み方: 市況依存度の高いコークス事業では、生産体制の機動的な見直しと事業の多角化が欠かせない。

出典: 日本コークス工業 2026年3月期決算短信、2025年11月11日付「コークス生産体制最適化および減損損失等の計上に関するお知らせ」、2026年5月15日付完了のお知らせ (2026/10/31確認)

ライバル企業 — 石油・エネルギーの掲載企業

同じ業界カテゴリ(石油・エネルギー)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
日本コークス工業東証プライム914億円0.7%-20.1%—
中部電力東証プライム3兆5,460億円6.5%7.7%945万円
中国電力東証プライム1兆4,423億円6.3%9.2%—
コスモエネルギーホールディングス東証プライム2兆6,776億円5.4%12.4%1,188万円
ENEOSホールディングス東証プライム11兆7,655億円4%8%1,138万円
株式会社グリムス東証プライム339億円21.1%27.4%—
北海道電力東証プライム8,560億円8.6%10.4%—

よくある質問

日本コークス工業はどんな事業をしていますか?

製鉄用コークスの製造・販売が主力で、燃料・資源リサイクル事業と化工機事業も展開しています。起源は1889年の三池炭鉱払下げにさかのぼります。

日本コークス工業の配当はいくらですか?

2026年3月期は純損失のため無配でした。2027年3月期の配当予想は未定とされています。

日本コークス工業はなぜ赤字なのですか?

コークス市況の低迷に加え、北九州事業所のコークス炉休止に伴う生産体制の最適化と減損損失等の計上が響き、2026年3月期は純損失7,678百万円と2期連続の最終赤字となりました。

日本コークス工業のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは-20.1%です(出典: 日本コークス工業 2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結))。

日本コークス工業の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は27.5%です(出典: 日本コークス工業 2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結))。

日本コークス工業の配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり0円です。配当利回りは0%(2026-10-30時点)(出典: 日本コークス工業 2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結))。

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出典・確認日(3件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。