特集ページパルプ・紙東証プライム証券コード 3877

中越パルプ工業の業績・歴史・IR要約

Chuetsu Pulp & Paper Co., Ltd. ・ 証券コード 3877 ・ 確認日 2026/10/31

紙・パルプと発電を両輪に、構造転換とGXを進める製紙メーカー

3行でわかる中越パルプ工業

  1. クラフト紙・印刷用紙・衛生用紙などの紙とパルプの製造販売を中核に、発電事業も営む製紙メーカー。紙の販売数量は年間約60万トン
  2. 2025年度(2026年3月期)は売上高1,103億8,600万円、営業利益27億4,100万円。原燃料価格や物流費の上昇で減益となり、中期経営計画2025の最終年度目標(営業利益40億円・ROE5%以上)は未達となった
  3. 2026年度は売上高1,140億円・営業利益23億円を予想。2030年度に営業利益80億円・ROE8%を目指す「中期経営計画2030」を掲げ、年間配当は120円への増配を予定する

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高は110,386百万円(前期比623百万円減)、営業利益は2,741百万円(同2,102百万円減)
  • 経常利益は3,375百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,440百万円(前期は中越エコプロダクツの減損があり増益)
  • ROEは4.2%。年間配当は90円(20円増配)を予定
  • 営業キャッシュ・フローは4,671百万円、現金及び現金同等物の期末残高は4,882百万円

出典: 中越パルプ工業 2025年度決算説明会(会社提供資料の書き起こし:ログミーファイナンス) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る中越パルプ工業

売上高1,104億円2026年3月期
営業利益27億円2026年3月期
当期利益24億円2026年3月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
2.5%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
4.2%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

年間配当(1株当たり)90円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1,140億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)23億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)16億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価2,061円2026-10-30時点
配当利回り4.37%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub市場データ(2026-10-30終値2,061円)。配当利回りは年間配当90円÷2,061円の自社算出。EPS前提の株式数と時価総額前提の株式数が食い違うため、時価総額・PERは算出しない)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 2025

    2025年11月に中期経営計画2030の基本方針を公表

  2. 2026

    2026年3月31日付で連結子会社の中越エコプロダクツを解散

  3. 2026

    2026年5月29日の決算説明会で中期経営計画2030を発表し、中期経営計画2025の目標未達を総括

事業とシェア

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

紙・パルプ製造事業

クラフト紙・印刷用紙・衛生用紙などの紙とパルプの製造販売。2025年度のセグメント利益は1,692百万円(前期比1,971百万円減)。紙の販売数量は約60万トン

発電事業

発電設備による電力事業。2025年度は前期並みで推移した

その他事業

2025年度は売上高が前期比491百万円増、損益は53百万円減となった

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

紙の輸出はアジア地域を中心に拡販に努めている(決算説明会資料)

今後の計画 — 中期経営計画2030

2030年度まで(基本方針は2025年11月公表、2026年5月29日の決算説明会で発表)
  • 2030年度 営業利益80億円
  • 2030年度 ROE 8%
  • 化石燃料由来CO2排出量(製造部門)を2030年度に2013年度比55%削減

出典: 中越パルプ工業 2025年度決算説明会(ログミーファイナンス書き起こし)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 紙・パルプ製造事業が売上の大半を占め

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    発電事業・その他事業を併営する

  • 2025年度の年間配当は90円(前年度から20円増配)

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    2026年度は120円を予定

  • 中期経営計画2030では紙パルプ事業基盤強化・新規事業・GX推進を柱に構造転換を図る

  • 環境目標として、化石燃料由来CO2排出量(製造部門)を2030年度に2013年度比55%

    続きを読む

    削減を掲げる

トホホな失敗と、そこからの教訓

中期経営計画2025の最終年度目標未達

中期経営計画2025の最終年度(2025年度)目標は営業利益40億円・ROE5%以上だったが、実績は営業利益27億4,100万円・ROE4.2%にとどまり、会社自身が決算説明会で目標未達を総括した。環境ビジネスの拡大も進まず、連結子会社の中越エコプロダクツは2026年3月31日付で解散した

読み方: 原燃料・物流費の上昇など外部環境の変化に対し、価格転嫁とコスト削減の速度が追いつかなければ収益目標は崩れる。新規事業は撤退判断の基準を事前に持つことが重要になる

出典: 中越パルプ工業 2025年度決算説明会(ログミーファイナンス書き起こし) (2026/10/31確認)

ライバル企業 — パルプ・紙の掲載企業

同じ業界カテゴリ(パルプ・紙)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
中越パルプ工業東証プライム1,104億円2.5%4.2%—
大王製紙東証プライム6,668億円3.6%3.8%637.3万円
北越コーポレーション東証プライム2,877億円2.6%2.8%633.1万円
三菱製紙東証プライム1,575億円———
日本製紙東証プライム1兆1,926億円2.1%2.4%—
王子ホールディングス東証プライム1兆8,617億円1.9%5%850万円
レンゴー東証プライム1兆83億円3.7%4.4%818万円

よくある質問

中越パルプ工業の主力製品は何ですか?

クラフト紙・印刷用紙・衛生用紙などの紙とパルプです。紙の販売数量は年間約60万トンで、発電事業も営んでいます

2026年3月期の業績と配当はどうでしたか?

売上高1,103億8,600万円、営業利益27億4,100万円、当期純利益24億4,000万円でした。年間配当は90円(前年度から20円増配)の予定で、2026年度は120円への増配を予定しています

中期経営計画2030の目標は何ですか?

2030年度に営業利益80億円・ROE8%を目指し、紙パルプ事業基盤強化・新規事業・GX推進を柱とする事業構造転換を進めています

中越パルプ工業のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは4.2%です(出典: 中越パルプ工業 公式サイト 決算短信(英語版)一覧)。

中越パルプ工業の配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり90円です。配当利回りは4.37%(2026-10-30時点)(出典: 中越パルプ工業 公式サイト 決算短信(英語版)一覧)。

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出典・確認日(2件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。