特集ページ電気機器・電子部品東証プライム証券コード 6762

TDKの業績・歴史・IR要約

TDK Corporation ・ 証券コード 6762 ・ 確認日 2026/10/31

フェライト発祥の総合電子部品メーカー、売上高の9割超が海外

3行でわかるTDK

  1. 2026年3月期の売上高は2,504,820百万円↑ 前年同期比+13.6%、営業利益は272,415百万円↑ 同+21.5%、親会社の所有者に帰属する当期利益は195,663百万円↑ 同+17.0%と、いずれも過去最高を更新した(決算短信)。
  2. 1935年にフェライトの工業化を目的として設立された総合電子部品メーカー。エナジー応用製品(二次電池等)が売上高の過半を占め、海外売上高比率は92.7%に達する。
  3. 連結従業員数は106,545人(2026年3月31日現在)。提出会社(単体)の平均年間給与は9,211,552円(約921万円)、平均年齢43.0歳、平均勤続年数16.9年(有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高2,504,820百万円↑ 前年同期比+13.6%、営業利益272,415百万円↑ 同+21.5%、親会社の所有者に帰属する当期利益195,663百万円↑ 同+17.0%と、いずれも過去最高を更新。ROEは9.8%
  • エナジー応用製品が売上高1,370,304百万円・セグメント利益246,682百万円と最大。海外売上高は2,321,360百万円で全体の92.7%を占める
  • 親会社所有者帰属持分比率は49.5%。年間配当金は36円(中間16円+期末20円)で配当性向は34.9%
  • 2027年3月期の業績予想(本決算短信発表時点)は売上高2,580,000百万円、営業利益295,000百万円、当期利益225,000百万円

出典: TDK株式会社 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見るTDK

売上高2兆5,048億円2026年3月期
営業利益2,724億円2026年3月期
当期利益1,957億円2026年3月期
平均年収921.2万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢43歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数16.9年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)106,545人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
10.9%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
9.8%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
49.5%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向34.9%
  • 配当34.9%
  • 内部留保など65.1%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 社債及び借入金(流動)210,953百万円+社債及び借入金(非流動)332,678百万円(連結財政状態計算書。リース負債は除く)

実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)

総資産4兆4,152億円2026年3月期
自己資本2兆1,872億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)36円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)2兆5,800億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)2,950億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)2,250億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価2,572円2026-10-30時点
PER24.94倍2026-10-30時点
時価総額4兆9,996億円2026-10-30時点
配当利回り1.94%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1935

    フェライトコアの工業化を目的とし、東京電気化学工業株式会社を設立

  2. 1961

    株式を東京証券取引所第一部へ上場

  3. 1983

    社名をTDK株式会社(TDK Corporation)に変更

  4. 2005

    リチウムイオン電池製造・販売会社Amperex Technology Limitedを買収

  5. 2008

    電子デバイスメーカーEPCOS AGをTOBにより買収

  6. 2017

    センサメーカーInvenSense, Inc.を買収

  7. 2022

    国際的な環境イニシアティブ「RE100」に加盟

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成5事業
  • エナジー応用製品54.7%1兆3,703億円
  • 受動部品23.7%5,932億円
  • 磁気応用製品10.5%2,629億円
  • センサ応用製品9.0%2,246億円
  • その他2.1%538億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

エナジー応用製品

二次電池(リチウムイオン電池)や電源。売上高・利益とも最大のセグメント(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高1,370,304百万円、セグメント利益246,682百万円(外部顧客に対する売上高)
受動部品

セラミックコンデンサ、インダクティブデバイス、高周波部品、圧電材料部品・回路保護部品等(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高593,201百万円、セグメント利益41,831百万円(外部顧客に対する売上高)
磁気応用製品

HDD用ヘッド、HDD用サスペンション、マグネット(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高262,903百万円、セグメント利益26,951百万円(外部顧客に対する売上高)
センサ応用製品

温度・圧力センサ、磁気センサ、MEMSセンサ(決算短信・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高224,623百万円、セグメント利益20,748百万円(外部顧客に対する売上高)
その他

メカトロニクス(製造設備)、スマートフォン向けカメラモジュール用マイクロアクチュエータ等(決算短信・有価証券報告書)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高53,789百万円、セグメント損失10,230百万円(外部顧客に対する売上高)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 152社)

  • Amperex Technology Limited
  • TDK Electronics AG
  • InvenSense, Inc.
  • SAE Magnetics (H.K.) Ltd.
  • TDKラムダ株式会社

出典: TDK 有価証券報告書(事業の内容、2026年3月31日現在。連結子会社152社・持分法適用関連会社6社)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

2026年3月期の海外売上高は2,321,360百万円で、売上高全体の92.7%を占める(決算短信)

出典: TDK株式会社 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)

今後の計画 — 中期経営計画「TDK Transformation ~Accelerating transformation for a sustainable future~」

2025年3月期〜2027年3月期
  • 2027年3月期 売上高2兆5,000億円(年率換算成長率約5%)
  • 2027年3月期 営業利益率11%以上
  • 2027年3月期 ROE10%以上
  • 2027年3月期 事業ROA(ROIC)8%以上

出典: TDK 公式サイト「中期経営計画」。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 2026年3月期は売上高・営業利益・当期利益のいずれも過去最高を更新した(決算短信)

  • 海外売上高比率は92.7%と

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    日本の電子部品大手の中でも海外比率が高い(決算短信)

  • エナジー応用製品(二次電池・電源)が売上高1,370,304百万円と全体の過半を占め

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    セグメント利益も最大(決算短信)

  • 年間配当金36円・配当性向34.9%。

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    2027年3月期は年間40円の配当を予定する(決算短信・決算説明資料)

企業トリビア

1930年に東京工業大学で発明された磁性材料フェライトの工業化を目的として1935年に設立された。「フェライトの発明とその工業化」は2009年にIEEEマイルストーンに認定されている

社名のTDKは創業時の社名「東京電気化学工業」の頭文字(東京・電気・化学)をとったもので、1983年にTDK株式会社へ商号変更した

ライバル企業 — 電気機器・電子部品の掲載企業

同じ業界カテゴリ(電気機器・電子部品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
TDK東証プライム2兆5,048億円10.9%9.8%921.2万円
村田製作所東証プライム1兆8,309億円15.4%8.8%838万円
フジクラ東証プライム1兆1,824億円16%32.5%934.8万円
京セラ東証プライム2兆702億円5.7%4.3%739.7万円
住友電気工業東証プライム5兆1,102億円8.2%14.7%896万円

よくある質問

TDKの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は9,211,552円(約921万円)です。平均年齢43.0歳、平均勤続年数16.9年、単体従業員数6,573人と記載されています。

TDKの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり36円(中間16円+期末20円)で、配当性向は34.9%です。2027年3月期は年間40円の配当を予定しています(決算短信・決算説明資料)。

TDKのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは9.8%です(出典: TDK株式会社 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)(公式サイト))。

TDKの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は49.5%です(出典: TDK株式会社 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)(公式サイト))。

TDKは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は5,436億円、現金及び現金同等物は8,428億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: TDK株式会社 2026年3月期 決算短信(IFRS・連結)(公式サイト))。

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出典・確認日(5件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。