本社のある江東区木場には、創業者・藤倉善八が大切に世話をした珊瑚樹が残る。関東大震災(1923年)と東京大空襲(1945年)で2度焼けながら、そのたびに根から新しい芽を吹いて蘇ったという
フジクラの業績・歴史・IR要約
Fujikura Ltd. ・ 証券コード 5803 ・ 確認日 2026/10/31
データセンター向け光配線ソリューションが急成長する、“つなぐ”テクノロジーの電線・光ファイバメーカー
3行でわかるフジクラ
- 2026年3月期の売上高は1,182,358百万円↑ 前年同期比+20.7%、営業利益は188,707百万円↑ 同+39.2%、親会社株主に帰属する当期純利益は157,163百万円↑ 同+72.5%と大幅増収増益となった(決算短信)。
- 1885年創業の電線・光ファイバメーカー。情報通信、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、不動産の5事業部門体制で、データセンタ向けの情報通信事業部門が利益の大半を稼ぐ。
- 連結従業員数は50,586人(2026年3月31日現在)。提出会社(単体)の平均年間給与は9,348,000円(約935万円)、平均年齢43.4歳、平均勤続年数15.4年(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
- 売上高1,182,358百万円↑ 前年同期比+20.7%、営業利益188,707百万円↑ 同+39.2%、親会社株主に帰属する当期純利益157,163百万円↑ 同+72.5%と大幅増収増益。ROEは32.5%
- 情報通信事業部門のセグメント利益は152,729百万円と、連結営業利益の大部分を占める。データセンタ向け光配線ソリューションの需要拡大が牽引
- 自己資本比率は57.8%。年間配当金は225円(中間95円+期末130円)で配当性向は39.5%
- 2027年3月期の業績予想は売上高1,243,000百万円、営業利益211,000百万円、当期純利益156,000百万円
出典: 株式会社フジクラ 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るフジクラ
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
- 配当39.5%
- 内部留保など60.5%
ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債の算入範囲: 短期借入金24,727百万円+1年内償還予定の社債10,000百万円+社債10,000百万円+長期借入金40,250百万円(連結貸借対照表。リース負債は除く)
実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)
業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)
予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1885
創業(藤倉善八が電線事業を開始)
- 1910
藤倉電線護謨合名会社から電線部門を分離独立し、藤倉電線株式会社を設立
- 1923
本社・工場を現在地(江東区木場)に移転
- 1949
東京証券取引所に上場
- 1992
商号を藤倉電線株式会社から株式会社フジクラに変更
- 2005
電力事業全般を株式会社ビスキャスへ営業譲渡し、古河電気工業株式会社との事業統合を完了
- 2022
東京証券取引所プライム市場へ移行
- 2024
導体事業を分割して株式会社フジクラ・ダイヤケーブルに承継し、銅電線製造販売事業を同社に集約
事業とシェア
- 情報通信事業部門55.7%6,530億円
- 自動車事業部門15.3%1,794億円
- エレクトロニクス事業部門14.7%1,723億円
- エネルギー事業部門13.4%1,570億円
- 不動産事業部門0.9%110億円
構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。
各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。
情報通信事業部門売上構成比 55.7%
光ファイバ・光ケーブル、通信部品、光部品、光ファイバ融着接続機、光配線ソリューション等。売上高・利益とも最大で、生成AIの普及に伴うデータセンタ需要が追い風(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高652,977百万円、セグメント利益152,729百万円(外部顧客に対する売上高)
自動車事業部門売上構成比 15.3%
自動車用ワイヤハーネス、電装品等(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高179,370百万円、セグメント利益6,809百万円(外部顧客に対する売上高)
エレクトロニクス事業部門売上構成比 14.7%
フレキシブルプリント配線板(FPC)、電子ワイヤ、ハードディスク用部品、各種コネクタ等(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高172,305百万円、セグメント利益7,666百万円(外部顧客に対する売上高)
エネルギー事業部門売上構成比 13.4%
電力ケーブル、通信ケーブル、アルミ線、被覆線等(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高156,983百万円、セグメント利益18,941百万円(外部顧客に対する売上高)
不動産事業部門売上構成比 0.9%
不動産賃貸等。売上高は小さいが利益率が高い(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高11,032百万円、セグメント利益4,956百万円(外部顧客に対する売上高)
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
子会社・関連会社(連結子会社など 92社)
- AFL Telecommunications LLC
- America Fujikura Ltd.
- フジクラ電装株式会社
- 株式会社フジクラ・ダイヤケーブル
- 西日本電線株式会社
出典: 株式会社フジクラ 有価証券報告書(関係会社の状況、2026年3月31日現在。記載13社+その他79社)。主要な子会社のみ抜粋しています。
海外展開
米国子会社AFL Telecommunications LLCの売上高は355,383百万円で、連結売上高に占める割合が10%を超えている(有価証券報告書・関係会社の状況)。情報通信事業は北米のハイパースケールデータセンタ向け需要が中心となっている
今後の計画 — 2028年中期経営計画(28中期)
- 2028年度 売上高1兆6,000億円
- 2028年度 営業利益3,150億円
- 2028年度 ROE28.5%
- 2028年度 ROIC21.6%
- 株主還元は連結配当性向40%を目安
出典: 株式会社フジクラ 有価証券報告書(経営方針、経営環境及び対処すべき課題等)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。
特徴
2026年3月期は売上高+20.7%・営業利益+39.2%・純利益+72.5%と大幅増収増益で
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ROEは32.5%に達した(決算短信)
情報通信事業部門のセグメント利益152,729百万円が連結営業利益の大部分を占める(決算短信)
2028年中期経営計画では最終年度(2028年度)に売上高1兆6,000億円・営業利益3,150億円
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・ROE28.5%を目標とする(有価証券報告書)
光ファイバケーブルについて2026年3月に日米で合計最大3,000億円を投じ
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生産能力を現状の最大3倍に拡大する方針を決定した(有価証券報告書)
企業トリビア
1885年の創業以来、「進取の精神」と「技術のフジクラ」がグループのDNAとして受け継がれている
ライバル企業 — 電気機器・電子部品の掲載企業
同じ業界カテゴリ(電気機器・電子部品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
フジクラの平均年収はいくらですか?
2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は9,348,000円(約935万円)です。平均年齢43.4歳、平均勤続年数15.4年、単体従業員数2,333人と記載されています。
フジクラの配当はいくらですか?
2026年3月期の年間配当金は1株当たり225円(中間95円+期末130円)で、配当性向は39.5%です。2026年4月1日付の株式分割(1株→6株)後の2027年3月期は年間38円の配当を予想しています(決算短信)。
フジクラのROE(自己資本利益率)は?
2026年3月期のROEは32.5%です(出典: 株式会社フジクラ 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(JPX開示PDF))。
フジクラの自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は57.8%です(出典: 株式会社フジクラ 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(JPX開示PDF))。
フジクラは実質無借金ですか?
2026年3月期の有利子負債は850億円、現金及び現金同等物は1,789億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 株式会社フジクラ 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(JPX開示PDF))。
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出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- 株式会社フジクラ 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(JPX開示PDF) (2026/10/31確認)
- 株式会社フジクラ 有価証券報告書 全文(EDINET DB、EDINET原本の全文) (2026/10/31確認)
- フジクラ 会社概要(公式サイト) (2026/10/31確認)
- みんかぶ (2026/10/31確認)