特集ページ鉄鋼業東証プライム証券コード 5406

神戸製鋼所の業績・歴史・IR要約

Kobe Steel, Ltd. ・ 証券コード 5406 ・ 確認日 2026/10/31

鉄鋼アルミ・機械・建設機械・電力まで展開する複合経営メーカー「KOBELCO」

3行でわかる神戸製鋼所

  1. 2026年3月期の売上高は2,436,581百万円↓ 前期比4.6%減、営業利益129,883百万円、経常利益121,336百万円、親会社株主に帰属する当期純利益93,717百万円だった(決算短信)。
  2. 鉄鋼アルミ、素形材、溶接の素材系に、機械、エンジニアリング、建設機械の機械系と電力事業を加えた複合経営で、機械と電力が利益の柱となっている。
  3. 自己資本比率は44.0%。連結従業員数は38,614人、提出会社の平均年間給与は8,322千円(約832万円)(有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高2,436,581百万円↓ 前期比△4.6%、営業利益129,883百万円↓ 同△18.2%、経常利益121,336百万円、親会社株主に帰属する当期純利益93,717百万円。ROEは7.7%
  • セグメント利益(経常損益ベース)は機械46,703百万円、電力34,764百万円が大きく、鉄鋼アルミは売上高961,469百万円に対し2,885百万円にとどまった
  • 自己資本比率44.0%。有利子負債は借入金・社債・コマーシャルペーパーの合計743,073百万円(リース債務を除く)
  • 2027年3月期は売上高2,560,000百万円、営業利益150,000百万円、純利益100,000百万円を予想。年間配当は80円(配当性向33.6%)で次期も80円を予想

出典: 株式会社神戸製鋼所 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る神戸製鋼所

売上高2兆4,366億円2026年3月期
営業利益1,299億円2026年3月期
当期利益937億円2026年3月期
平均年収832万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢40.1歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数15.5年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)38,614人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
5.3%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
7.7%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
44%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向33.6%
  • 配当33.6%
  • 内部留保など66.4%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金143,700百万円+コマーシャル・ペーパー26,000百万円+1年内償還予定の社債10,000百万円+社債135,000百万円+長期借入金428,373百万円(連結貸借対照表。リース債務は除く)

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産2兆8,652億円2026年3月期
自己資本1兆2,613億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)80円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)2兆5,600億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)1,500億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)1,000億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価2,000円2026-10-30時点
PER8.41倍2026-10-30時点
時価総額7,990億円2026-10-30時点
配当利回り4%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1905

    鈴木商店が小林製鋼所を買収し神戸製鋼所と改称(発祥)

  2. 1911

    株式会社神戸製鋼所を設立

  3. 1949

    東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所に上場

  4. 1959

    灘浜工場の第1号高炉に火入れし、銑鋼一貫メーカーとなる

  5. 1970

    加古川製鉄所を新設

  6. 1999

    建設機械事業をコベルコ建機株式会社に一元化

  7. 2023

    神戸発電所4号機の営業運転を開始

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成8事業
  • 鉄鋼アルミ39.5%9,615億円
  • 素形材13.2%3,202億円
  • 溶接3.9%956億円
  • 機械11.0%2,690億円
  • エンジニアリング7.9%1,915億円
  • 建設機械16.0%3,895億円
  • 電力8.3%2,032億円
  • その他0.2%41億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

鉄鋼アルミ

鉄鋼とアルミ・銅などの素材事業。セグメント利益は経常損益ベースで、鉄鋼市況や原料価格の影響を受けやすい(決算短信・セグメント情報。売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高961,469百万円、セグメント利益2,885百万円
素形材

鋳鍛鋼品、チタン、アルミ鋳鍛造品などの素形材事業(決算短信・セグメント情報。セグメント利益は経常損益ベース、売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高320,218百万円、セグメント利益8,704百万円
溶接

溶接材料と溶接ロボットなどの溶接事業(決算短信・セグメント情報。セグメント利益は経常損益ベース、売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高95,610百万円、セグメント利益5,861百万円
機械

圧縮機や樹脂機械などの産業機械事業。セグメント利益は全社最大(決算短信・セグメント情報。セグメント利益は経常損益ベース、売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高269,014百万円、セグメント利益46,703百万円
エンジニアリング

各種プラントのエンジニアリングと環境ソリューション事業(決算短信・セグメント情報。セグメント利益は経常損益ベース、売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高191,521百万円、セグメント利益12,627百万円
建設機械

コベルコ建機による油圧ショベルやクレーンの建設機械事業(決算短信・セグメント情報。セグメント利益は経常損益ベース、売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高389,472百万円、セグメント利益12,366百万円
電力

神戸発電所などによる電力卸供給事業(IPP)。セグメント利益は機械に次ぐ規模(決算短信・セグメント情報。セグメント利益は経常損益ベース、売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高203,201百万円、セグメント利益34,764百万円
その他

その他の事業(決算短信・セグメント情報。セグメント利益は経常損益ベース、売上高は外部顧客への売上高)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高4,083百万円、セグメント利益5,090百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社(連結子会社など 188社)

  • コベルコ建機株式会社
  • 株式会社神鋼環境ソリューション
  • 関西熱化学株式会社
  • コベルコ・コンプレッサ株式会社
  • 神鋼鋼線工業株式会社
  • Midrex Technologies, Inc.

出典: 神戸製鋼所 有価証券報告書(事業の内容。子会社188社・関連会社44社)。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

米国のMidrex Technologies, Inc.(還元鉄プラント技術)をはじめ海外に多数の事業拠点を持ち、関係会社は子会社188社・関連会社44社にのぼる(有価証券報告書)

特徴

  • 素材系(鉄鋼アルミ・素形材・溶接)

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    機械系(機械・エンジニアリング・建設機械)、電力の3事業領域を持つ複合経営。統一ブランドは「KOBELCO」

  • 2026年3月期は減収減益だったが

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    機械と電力でセグメント利益(経常損益ベース)の6割超を占める収益構造

  • 1905年発祥、1911年設立。

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    2025年に創業120周年を迎えた

  • 年間配当80円で配当性向33.6%。

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    2026年10月30日終値ベースの配当利回りは4.00%(みんかぶ)

企業トリビア

統一商標・国際ブランド名は「KOBELCO」。1905年に鈴木商店が小林製鋼所を買収したことが発祥で、2025年に創業120周年を迎えた

ライバル企業 — 鉄鋼業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(鉄鋼業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
神戸製鋼所東証プライム2兆4,366億円5.3%7.7%832万円
愛知製鋼東証プライム3,044億円5.7%——
中部鋼鈑東証プライム511億円1.8%1.7%—
大同特殊鋼東証プライム5,781億円7.3%7.2%870万円
合同製鐵東証プライム1,918億円5.1%——
JFEホールディングス東証プライム4兆5,393億円2.5%2.7%1,228万円
栗本鐵工所東証プライム1,281億円6.3%7.4%—

よくある質問

神戸製鋼所の平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は8,322千円(約832万円)です。平均年齢40.1歳、平均勤続年数15.5年、単体従業員数12,253人、連結従業員数は38,614人と記載されています。

神戸製鋼所の配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり80円(中間40円+期末40円)で、配当性向は33.6%です。2027年3月期も80円の配当を予想しています(決算短信)。

神戸製鋼所の利益の柱はどの事業ですか?

売上高が最大のセグメントは鉄鋼アルミの961,469百万円ですが、セグメント利益(経常損益ベース)では機械46,703百万円、電力34,764百万円が主力です(決算短信)。

神戸製鋼所のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは7.7%です(出典: 株式会社神戸製鋼所 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式IR PDF))。

神戸製鋼所の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は44%です(出典: 株式会社神戸製鋼所 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式IR PDF))。

神戸製鋼所は実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は7,431億円、現金及び現金同等物は1,890億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 株式会社神戸製鋼所 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公式IR PDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。