ROEは、自己資本に対して当期利益がどれだけ出たかを示す割合です。掲載企業でROEを確認できるのは​2,047社で、そのうち​151社は当期利益が赤字などのためマイナスになっています。

ROEトップの顔ぶれと注意点

ROE上位企業(各社の直近本決算)
千代田化工建設123.1%
スリー・ディー・マトリックス100.4%
データホライゾン93.5%
マークスライフ84.9%
C Channel83.3%
RAVIPA82.5%
JSecurity80.8%
KOMPEITO80.4%

トップの千代田化工建設は​123.1%と突出しています。ROEは「利益÷自己資本」なので、過去の損失で自己資本が薄くなった会社では、分母が小さくなってROEが跳ね上がることがあります。高いROEは効率の良さを示す一方で、自己資本比率とセットで見ないと、財務の薄さを見落とします。

自己資本比率と並べて読む

たとえばキーエンスはROEこそ突出しませんが自己資本比率​94.6%と財務が厚く、銀行の三菱UFJフィナンシャル・グループは自己資本比率​5.2%でもROEは​11%台です(企業比較ページの数値)。産業ごとに自己資本の厚みの「普通」が違うため、ROEは同業の中で比べるのが基本です。

ROEがマイナスの会社

当期赤字の会社はROEがマイナスになります。赤字の理由が一時的な費用なのか、事業の構造の問題なのかは、企業ページのIRかんたん要約と「トホホな失敗と教訓」で確認できます。数字1つで切り捨てず、赤字の中身を見ることが大切です。

ROEランキングの全体はランキングページにあります。

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出典