自己資本比率は、総資産のうち返済不要の自己資本がどれだけあるかを示します。高いほど借金への依存が小さく、景気の変動に強い財務だと言えます。掲載企業では​90%を超える会社もあり、トップはノイルイミューン・バイオテックの​97.8%です。

自己資本比率が高い会社

自己資本比率の上位企業(各社の直近本決算)
ノイルイミューン・バイオテック97.8%
ティムス95.5%
ツツミ95.1%
レナサイエンス94.85%
キーエンス94.6%
日本ファルコム94.6%
Heartseed93.7%
アルメディオ93.6%

上位には研究開発型のバイオ企業や、キーエンス(​94.6%)、日本ファルコム(​94.6%)のように借入に頼らない経営の会社が並びます。ただし自己資本比率が高いことは、借入を使った成長投資をしていない裏返しでもあります。「安全」と「成長への投資」は別の物差しで見る必要があります。

銀行の自己資本比率はなぜ低いのか

三菱UFJフィナンシャル・グループの自己資本比率は​5.2%、三井住友フィナンシャルグループは​4.8%、みずほフィナンシャルグループは​3.7%です。銀行は預金という形で大きな負債を抱えて資産を運用する事業なので、自己資本比率は構造的に低くなります。銀行の健全性は自己資本比率ではなく、銀行規制上の自己資本比率(国際基準行で​8%超が求められる別指標)で測るのが本来の姿で、このサイトの単純な自己資本比率と混同しないよう注意してください。

有利子負債と現金も一緒に見る

自己資本比率が高くても、手元資金が乏しければ別の注意が要ります。企業ページでは有利子負債と現金及び現金同等物を並べて表示しているので、借金の重さと支払い余力をあわせて確認できます。

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出典