小売の大手は、売上の規模と利益率の関係が読みやすい産業です。イオンの営業収益は​10兆7,153億円、セブン&アイ・ホールディングスは​10兆4,303億円と、どちらも​10兆円規模です(両社とも2026年2月期)。

規模の2社と利益率の1社

小売大手の売上高(各社の直近本決算)
イオン10兆7,153億円
セブン&アイ・ホールディングス10兆4,303億円
ファーストリテイリング3兆9,634億円

一方、ファーストリテイリングは売上収益​3兆9,634億円(2026年8月期)と規模では半分以下ですが、営業利益率は​18.7%と、イオンの​2.5%、セブン&アイの​4.1%を大きく上回ります。食品や日用品を薄い利益で大量に売るモデルと、衣料品を自社で企画して世界で売るモデルの違いが、利益率に表れています。

従業員数の数え方が違う

小売はパート・アルバイトの比率が高く、従業員数の開示方法で見え方が変わります。イオンの連結従業員数は​179,230人、セブン&アイは有価証券報告書の就業人員で​35,967人(臨時従業員​50,395人を別枠で併記)です。人数の単純比較はできない産業の代表例です。

決算月もバラバラ

イオンとセブン&アイは2月決算、ファーストリテイリングは8月決算です。同じ「今期」でも対象期間が半年ずれます。比べるときは対象期の確認を忘れずに。

ファーストリテイリングとセブン&アイの企業比較、イオンとセブン&アイの企業比較で詳しく並べています。

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出典