「時価総額」という言葉は、会社の値段を表します。売上高が「1年間にどれだけ売ったか」という活動の大きさなのに対して、時価総額は「市場がその会社全体に付けた値札」です。決まり方はとても単純です。
式は1つだけ: 株価 × 発行済株式数
時価総額 = 株価 × 発行済株式数。当サイトの時価総額は、2026年10月30日の終値と、発行済株式数(自社株として会社が持っている分を除いた数)から算出しています。株価が2倍になれば時価総額も2倍、株式数が増えればその分だけ大きくなります。
首位はトヨタ自動車の44兆8,066億円です。三菱UFJフィナンシャル・グループが40兆9,079億円で続きます。どちらも「日本を代表する会社」ですが、値札の付き方は株価と株式数の組み合わせで決まっている点は同じです。
売上と時価総額は別物: リクルートの例
リクルートホールディングスの売上収益は3兆6,974億円(2026年3月期)ですが、時価総額は28兆2,720億円と、売上収益の約7.6倍あります。一方トヨタは営業収益50兆6,850億円に対して時価総額44兆8,066億円で、売上の方が大きい。時価総額は「今の売上」ではなく「将来にわたって稼ぐ力」への評価で決まるため、利益率や成長見通しが高い会社ほど、売上に対して大きな値札が付きやすくなります。
株式分割では時価総額は変わらない
株式分割(たとえば1株を2株に分ける)をすると、株価はおよそ半分になり、株式数は2倍になります。掛け算の結果である時価総額は変わりません。「分割で株価が下がった=会社が安くなった」ではない、というのがこの式から分かることです。逆に、会社が自社株買いをして株式数を減らすと、株価が同じでも時価総額は小さくなります。
時価総額を見るときの注意
- 株価で毎日変動する。当サイトの値は2026年10月30日時点のもの
- 株式数の増減(増資・自社株買い)でも動く
- 大きい=良い会社、ではない。利益や財務の中身とあわせて見る
時価総額ランキングの顔ぶれと読み方は、コラム「時価総額ランキング — 日本の企業価値の地図を読む」でさらに詳しく見ています。
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出典
- 時価総額の解説(SMBC日興証券 フロッギー) (2026/11/02確認)
- 各社の市場データ(2026年10月30日終値ベース、当サイト掲載値の原典は各企業ページに記載) (2026/11/02確認)
参考リンク(姉妹サイト)
- 投資・お金の動画で学ぶ(manapick) — 株式投資とお金の基礎を動画で学ぶ
- 調査・リサーチに使えるAI(manapick AI) — 企業の開示資料を調べる作業に使えるAIツールの一覧