銀行東証プライム証券コード 8306

三菱UFJフィナンシャル・グループの業績・歴史・IR要約

Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc. ・ 証券コード 8306 ・ 確認日 2026/10/31

連結総資産431兆円・経常収益14.6兆円、銀行・信託・証券を傘下に持つ総合金融グループ

3行でわかる三菱UFJフィナンシャル・グループ

  1. 2026年3月期の連結経常収益は14兆6,208億円(14,620,843百万円、前期比7.3%増)、経常利益は3兆4,101億円(3,410,192百万円、同27.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2兆4,272億円(2,427,229百万円、同30.3%増)だった(2026年3月期決算短信)。
  2. 2026年3月31日現在の連結総資産は431兆7,315億円(431,731,548百万円)、連結純資産は23兆7,441億円(23,744,152百万円)、連結従業員数は161,576人だった(決算短信・有価証券報告書)。
  3. グループは連結子会社345社・持分法適用関連会社55社で構成され、銀行業務、信託銀行業務、証券業務を中心にクレジットカード・貸金、リース、資産運用などを展開する(有価証券報告書・事業の内容)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 連結経常収益14,620,843百万円(前期比7.3%増)、経常利益3,410,192百万円(同27.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,427,229百万円(同30.3%増)
  • 連結業務粗利益は5兆9,444億円(前期比1兆1,251億円増)、連結業務純益は2兆3,772億円(同7,860億円増)。決算短信は持分法による投資損益がMorgan Stanleyの業績好調を主因に8,455億円へ増加したことを挙げている
  • 期末の貸出金は133兆7,994億円、預金は239兆4,392億円、総資産は431兆7,315億円(いずれも2026年3月31日現在、決算短信)

出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年5月15日) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る三菱UFJフィナンシャル・グループ

連結経常収益14兆6,208億円2026年3月期
当期利益2兆4,272億円2026年3月期
平均年収1,170.2万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢40.3歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数13.5年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)161,576人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

収益性と健全性(2026年3月期)
ROE11.3%
自己資本比率5.2%

バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産431兆7,315億円2026年3月期
自己資本22兆2,739億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)86円2026年3月期
配当性向40.3%2026年3月期

業績予想 — 翌期の通期予想

当期利益(予想)2兆7,000億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,447円2026-10-30時点
PER14.3倍2026-10-30時点
時価総額40兆9,079億円2026-10-30時点
配当利回り2.79%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探(kabutan.jp))。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 2001

    株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社及び日本信託銀行株式会社が株式移転により当社(新商号:株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ)を設立し、普通株式を東京・大阪(現 東京)・ニューヨーク・ロンドンの各証券取引所に上場(有価証券報告書・沿革)

  2. 2005

    当社と株式会社UFJホールディングスが合併し、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループに商号変更。三菱UFJフィナンシャル・グループが発足し、普通株式を名古屋証券取引所に上場(有価証券報告書・沿革)

  3. 2006

    株式会社東京三菱銀行と株式会社UFJ銀行が合併し、株式会社三菱東京UFJ銀行に商号変更(有価証券報告書・沿革)。公式沿革では同年に公的資金を完済したとされる

  4. 2008

    アコム株式会社を連結子会社化し、株式会社三菱東京UFJ銀行がUnionBanCal Corporationを完全子会社化(有価証券報告書・沿革)。モルガン・スタンレーとの戦略的資本提携もこの年に合意された

  5. 2013

    株式会社三菱東京UFJ銀行がBank of Ayudhya Public Company Limited(タイのクルンシィ/アユタヤ銀行)を連結子会社化(有価証券報告書・沿革)

  6. 2018

    株式会社三菱東京UFJ銀行が株式会社三菱UFJ銀行に商号変更(有価証券報告書・沿革)

  7. 2019

    株式会社三菱UFJ銀行がPT Bank Danamon Indonesia Tbkを連結子会社化(有価証券報告書・沿革)

  8. 2022

    株式会社三菱UFJ銀行がMUFG Americas Holdings Corporationを通じ保有するMUFG Union Bank, N.A.を売却(有価証券報告書・沿革)。公式沿革ではMUFGユニオンバンク株式をU.S. Bancorpへ譲渡し、U.S. Bancorpへ出資した年とされる

事業とシェア

リテール・デジタル事業本部

リアル・リモート・デジタルを通じた、個人のお客さま(ウェルスマネジメントを除く)、法人に対する金融サービスの提供(有価証券報告書・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 粗利益1,064,642百万円、営業純益285,880百万円(有価証券報告書・セグメント情報)

法人・ウェルスマネジメント事業本部

法人とウェルスマネジメントのお客さまに対する金融サービスの提供(有価証券報告書・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 粗利益866,902百万円、営業純益407,977百万円(有価証券報告書・セグメント情報)

コーポレートバンキング事業本部

国内外の日系大企業に対する金融サービスの提供(有価証券報告書・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 粗利益1,125,924百万円、営業純益706,964百万円(有価証券報告書・セグメント情報)

グローバルコマーシャルバンキング事業本部

海外の出資先商業銀行等を通じた、個人、中堅・中小企業に対する金融サービスの提供(有価証券報告書・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 粗利益904,227百万円、営業純益387,559百万円(有価証券報告書・セグメント情報)

受託財産事業本部

国内外の投資家、運用会社、事業会社等に対する資産運用・資産管理・年金サービスの提供(有価証券報告書・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 粗利益621,834百万円、営業純益152,483百万円(有価証券報告書・セグメント情報)

グローバルCIB事業本部

非日系大企業に対する金融サービスの提供(有価証券報告書・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 粗利益1,081,474百万円、営業純益580,310百万円(有価証券報告書・セグメント情報)

市場事業本部

顧客に対する為替・資金・証券サービスの提供、市場取引及び流動性・資金繰り管理業務(有価証券報告書・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 粗利益306,905百万円、営業純益△35,453百万円(有価証券報告書・セグメント情報)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

特徴

  • 連結総資産431,731,548百万円(431兆7,315億円)、連結純資産23,744,152百万円(2026年3月31日現在、決算短信)という規模を持つ
  • 連結子会社345社・持分法適用関連会社55社で構成され、傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJニコス、アコムなどを擁する(有価証券報告書・事業の内容/関係会社の状況)
  • 地域別の連結経常収益(2026年3月期、有価証券報告書・関連情報)は日本6,980,597百万円、米国2,951,839百万円、欧州・中近東1,333,870百万円、アジア・オセアニア2,876,818百万円、その他477,717百万円で、日本以外が過半を占める
  • 提出会社(単体)の平均年間給与は11,702千円(1,170.2万円)、平均年齢40.3歳、平均勤続年数13.5年、単体従業員数3,637人(2026年3月31日現在、有価証券報告書・従業員の状況)

失敗と教訓

旧UFJ銀行の金融庁検査忌避と業務改善命令・一部業務停止(2004年)

MUFG発足前の旧UFJ銀行では、金融庁検査で検査忌避等に該当すると思料される行為と多数の不適切な検査対応が認められた。金融庁は2004年6月18日に銀行法第26条第1項に基づき内部管理態勢の強化等を命じる業務改善命令を発出し、同年10月7日には違法性の重大性から検察庁への告発と、銀行法第27条に基づく一部業務停止(東京・大阪の法人営業拠点での新規顧客向け貸出を2004年10月18日〜2005年4月17日停止、既存取引・個人・中小企業向け等は除く)を公表した。

読み方: 不良債権処理の過程でも検査への誠実な対応と内部管理・法令遵守態勢が金融機関の存立基盤であり、その欠如は業務停止や刑事告発に直結するという事例。統合後のガバナンス強化の起点の一つとなった。

出典: 金融庁「Administrative Action on the UFJ Bank」(2004年10月7日公表、2004年6月18日の業務改善命令を含む) (2026/10/31確認)

企業トリビア

公式沿革(2005年以前)では、源流の一つとして1656年に大阪で鴻池両替店が創業したこと(三和銀行の発祥の一つ)が挙げられている

2008年の戦略的資本提携では、MUFGがモルガン・スタンレーの議決権の21%(潜在株式調整後)を90億米ドルで取得する内容で最終合意した

中核子会社の三菱UFJ銀行の設立日は1919年(大正8年)8月15日で、持株会社であるMUFG本体の設立日(2001年4月2日)より80年以上前に遡る

ライバル企業 — 銀行の掲載企業

同じ業界カテゴリ(銀行)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業連結経常収益営業利益率ROE平均年収
三菱UFJフィナンシャル・グループ東証プライム14兆6,208億円—11.3%1,170.2万円
ゆうちょ銀行東証プライム2兆8,522億円—5.7%729.5万円
みずほフィナンシャルグループ東証プライム9兆854億円—11.4%1,166.5万円
りそなホールディングス東証プライム1兆3,572億円—9.2%906.9万円
三井住友フィナンシャルグループ東証プライム10兆7,909億円—10.4%1,180.3万円

よくある質問

三菱UFJフィナンシャル・グループの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は11,702千円(約1,170万円)です。平均年齢40.3歳、平均勤続年数13.5年、単体従業員数3,637人と記載されています。連結従業員数161,576人全体の平均ではありません。

三菱UFJフィナンシャル・グループの売上高と利益は?

銀行のため一般企業の売上高にあたる指標は連結経常収益で、2026年3月期は14,620,843百万円(14兆6,208億円)です。営業利益に相当する指標は決算短信にないため、代替指標として経常利益3,410,192百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,427,229百万円が公表されています。

三菱UFJフィナンシャル・グループの従業員数は何人ですか?

連結従業員数は161,576人、提出会社(単体)は3,637人です(いずれも2026年3月31日現在、有価証券報告書)。連結の内訳ではグローバルコマーシャルバンキング事業本部が73,850人と最も多くなっています。

三菱UFJフィナンシャル・グループのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは11.3%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(三菱UFJフィナンシャル・グループ公式サイト))。

三菱UFJフィナンシャル・グループの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は5.2%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(三菱UFJフィナンシャル・グループ公式サイト))。

三菱UFJフィナンシャル・グループの配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり86円、配当性向は40.3%です。配当利回りは2.79%(2026-10-30時点)(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(三菱UFJフィナンシャル・グループ公式サイト))。

出典・確認日(9件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。