スクウェア・エニックス・ホールディングスの業績・歴史・IR要約
SQUARE ENIX HOLDINGS CO., LTD. ・ 証券コード 9684 ・ 確認日 2026/10/31
『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』を擁するゲーム大手。タイトーも傘下に持つ純粋持株会社
3行でわかるスクウェア・エニックス・ホールディングス
- 2026年3月期の連結売上高は297,661百万円(前期比8.3%減)と減収だったが、営業利益は54,736百万円(同34.9%増)と大幅増益となり、営業利益率は18.4%に改善した(決算短信)。
- 主力のデジタルエンタテインメント事業が売上高172,883百万円・営業利益43,363百万円を稼ぎ、出版事業とライツ・プロパティ等事業も高い利益率を維持する。
- 自己資本比率は79.6%と高く、現金及び現金同等物は275,796百万円。中期経営計画「Square Enix Reboots and Awakens」のもと、2027年3月期に連結営業利益率15%・ROE10%以上を目指す。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
2026年3月期- 連結売上高297,661百万円(前期比-8.3%)、営業利益54,736百万円(同+34.9%)、経常利益64,469百万円、親会社株主に帰属する当期純利益29,616百万円(同+21.3%)
- 組織再編費用12,135百万円を特別損失に計上。中期経営計画に基づく開発体制の見直しを進めている
- 2025年10月1日に1株を3株に分割。2026年3月期の年間配当は分割前換算129円(分割後換算43円)、配当性向52.3%
- 2027年3月期予想は売上高298,000百万円、営業利益49,000百万円、年間配当43円(中間18円+期末25円)
出典: 2026年3月期 決算短信(スクウェア・エニックス・ホールディングス公式IR) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るスクウェア・エニックス・ホールディングス
連結売上高2,977億円2026年3月期
営業利益547億円2026年3月期
当期利益296億円2026年3月期
平均年収1,315万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢48歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数5.9年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)4,290人連結従業員数(2026年3月期)
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
収益性と健全性(2026年3月期)バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
総資産4,380億円2026年3月期
自己資本3,486億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)43円2026年3月期
配当性向52.3%2026年3月期
業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)
連結売上高:実績と通期予想予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。
売上高(予想)2,980億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)490億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)310億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
株価3,016円2026-10-30時点
PER35.1倍2026-10-30時点
時価総額1兆1,087億円2026-10-30時点
配当利回り1.43%2026-10-30時点
2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探(kabutan.jp))。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1975
前身の株式会社営団社募集サービスセンターを設立(のちのエニックス)
- 1986
- 2003
スクウェアをエニックスに吸収合併し、商号を株式会社スクウェア・エニックスに変更
- 2008
持株会社体制へ移行し、商号をスクウェア・エニックス・ホールディングスへ変更。新設分割により事業会社の株式会社スクウェア・エニックスを設立
- 2024
中期経営計画「Square Enix Reboots and Awakens ~さらなる成長に向けた再起動の3年間~」を発表
- 2025
事業とシェア
デジタルエンタテインメント事業
『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』等の家庭用ゲーム、MMO、スマートデバイス向けゲームの企画・開発・販売
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高172,883百万円、営業利益43,363百万円(決算短信)
アミューズメント事業
タイトーによるアミューズメント施設の運営と業務用ゲーム機器の販売
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高72,126百万円、営業利益8,877百万円(決算短信)
出版事業
コミック・ゲーム攻略本・雑誌等の出版と電子書籍の配信
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高29,712百万円、営業利益9,849百万円(決算短信)
ライツ・プロパティ等事業
自社IPのキャラクターグッズ販売やライセンス許諾等
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高25,059百万円、営業利益11,237百万円(決算短信)
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
海外展開
2026年3月期の海外売上高は99,722百万円で、連結売上高297,661百万円の33.5%(決算短信セグメント情報の収益分解に関する注記)
出典: 2026年3月期 決算短信
今後の計画 — Square Enix Reboots and Awakens ~さらなる成長に向けた再起動の3年間~
2025年3月期~2027年3月期- 2027年3月期 連結営業利益率15%
- ROE10%以上
- 3か年累計の戦略投資枠800~1,000億円(最大1,000億円)
出典: 中期経営計画 進捗報告(2026年5月14日、公式IR)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。
特徴
- 売上高は前期比8.3%減ながら営業利益は34.9%増と、タイトル構成と収益性の改善で大幅増益を達成(決算短信)
- 自己資本比率79.6%と財務の健全性が高い(決算短信)
- 提出会社(単体26名の持株会社)の平均年間給与は1,315万円、平均年齢48.0歳(有価証券報告書)。事業会社本体の水準とは異なる点に注意
- 出版事業(営業利益率33%)とライツ・プロパティ等事業(同45%)が高収益で、ゲーム事業の変動を下支えする(決算短信のセグメント情報から算出)
失敗と教訓
組織再編費用の特別損失計上
2026年3月期に組織再編費用12,135百万円を特別損失として計上した(決算短信)。中期経営計画「Square Enix Reboots and Awakens」のもとで、開発体制の最適化による生産性向上を進めている。
読み方: 大型タイトルの開発体制を見直す過程では一時的な再編コストが発生する。再編の狙いと財務目標(営業利益率15%・ROE10%以上)をセットで開示している。
出典: 2026年3月期 決算短信/中期経営計画 進捗報告(2026年5月14日) (2026/10/31確認)
企業トリビア
自社IPの代表作として『ドラゴンクエスト』シリーズ、『ファイナルファンタジー』シリーズ、『スペースインベーダー』シリーズを公式会社情報で挙げている
ライバル企業 — 情報・通信業の掲載企業
同じ業界カテゴリ(情報・通信業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
スクウェア・エニックス・ホールディングスの平均年収はいくらですか?
2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体・26名)の平均年間給与は1,315万円、平均年齢は48.0歳、平均勤続年数は5.9年です。少人数の持株会社の数値であり、開発現場を含むグループ全体の水準ではありません。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの配当はいくらですか?
2026年3月期の年間配当は分割前換算で129円(2025年10月に1株→3株の株式分割を実施したため、分割後換算では43円)で、配当性向は52.3%です。2027年3月期は年間43円(中間18円+期末25円)を予想しています(決算短信)。
スクウェア・エニックス・ホールディングスのROE(自己資本利益率)は?
2026年3月期のROEは8.7%です(出典: 2026年3月期 決算短信(スクウェア・エニックス・ホールディングス公式IR))。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は79.6%です(出典: 2026年3月期 決算短信(スクウェア・エニックス・ホールディングス公式IR))。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの配当は?
2026年3月期の年間配当は1株当たり43円、配当性向は52.3%です。配当利回りは1.43%(2026-10-30時点)(出典: 2026年3月期 決算短信(スクウェア・エニックス・ホールディングス公式IR))。
出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。