特集ページ機械・重工業東証プライム証券コード 7003

三井E&Sの業績・歴史・IR要約

MITSUI E&S Co., Ltd. ・ 証券コード 7003 ・ 確認日 2026/10/31

舶用エンジンと港湾クレーンで世界の物流を支える、旧・三井造船の重工メーカー

3行でわかる三井E&S

  1. 三井E&Sは旧・三井造船をルーツとする重工メーカーで、2026年3月期の連結売上高は353,196百万円↑ 前期比+12.1%、営業利益37,641百万円↑ 同+62.7%、当期純利益38,456百万円、ROE19.3%と大幅増益となった(決算短信)。
  2. 商船建造事業から撤退し、舶用エンジン等の舶用推進システムと港湾クレーン等の物流システムを収益の柱とする。連結従業員数は5,998人。
  3. 自己資本比率46.3%。配当は前期の20円から57円へ大幅増配し、中期計画「Rolling Vision 2026」では2028年度に売上高4,400億円と配当性向30%を目指す。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高353,196百万円↑ 前期比+12.1%、営業利益37,641百万円↑ 同+62.7%、経常利益44,892百万円、親会社株主に帰属する当期純利益38,456百万円、ROE19.3%
  • 新セグメント別(外部顧客への売上高)では舶用推進システムが149,737百万円・セグメント利益14,474百万円、物流システムが65,185百万円・同13,939百万円、周辺事業が94,334百万円、新規事業開発が43,758百万円
  • 自己資本比率46.3%、総資産494,554百万円。年間配当は57円(配当性向15.0%)と前期の20円から大幅増配
  • 2027年3月期の予想は売上高370,000百万円、営業利益32,000百万円、当期純利益30,000百万円。配当は60円を予想

出典: 株式会社三井E&S 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)および公式英語版連結財務諸表 (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る三井E&S

売上高3,532億円2026年3月期
営業利益376億円2026年3月期
当期利益385億円2026年3月期
従業員数(連結)5,998人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
10.7%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
19.3%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
46.3%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向15%
  • 配当15.0%
  • 内部留保など85.0%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)

有利子負債の算入範囲: 短期借入金49,040百万円+1年内返済予定の長期借入金6,232百万円+長期借入金37,449百万円(公式英語版連結財務諸表。リース債務は除く)

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産4,946億円2026年3月期
自己資本2,291億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)57円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)3,700億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)320億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)300億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,456円2026-10-30時点
PER9.06倍2026-10-30時点
時価総額3,563億円2026-10-30時点
配当利回り1.73%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1917

    三井物産の造船部門として岡山県玉野で創業(創立、11月14日)

  2. 1937

    株式会社玉造船所として独立し設立(7月31日)

  3. 2018

    持株会社体制へ移行し、商号を株式会社三井E&Sホールディングスに変更

  4. 2023

    商号を株式会社三井E&Sに変更し、事業会社として再出発

  5. 2025

    三井E&S造船が常石造船の完全子会社となり、商船建造事業から撤退

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成4事業
  • 新規事業開発12.4%438億円
  • 舶用推進システム42.4%1,497億円
  • 物流システム18.5%652億円
  • 周辺事業26.7%943億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

新規事業開発

プロセス圧縮機、ガスタービン、ブロワ等の産業機械とサービスソリューション(公式英語版連結財務諸表・セグメント情報)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高43,758百万円、セグメント利益8,773百万円(外部顧客への売上高)
舶用推進システム

舶用エンジンと二元燃料供給システム。売上高が最大のセグメント(公式英語版連結財務諸表)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高149,737百万円、セグメント利益14,474百万円(外部顧客への売上高)
物流システム

港湾用コンテナクレーンとターミナルシステム。米国子会社PACECOを通じ米国の港湾需要を取り込む(公式英語版連結財務諸表)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高65,185百万円、セグメント利益13,939百万円(外部顧客への売上高)
周辺事業

ガス運搬船エンジニアリング、発電プラント、鋼構造物、船体ブロック等(公式英語版連結財務諸表)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高94,334百万円、セグメント利益826百万円(外部顧客への売上高)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

出典:

今後の計画 — MITSUI E&S Rolling Vision 2026

2026年度〜2028年度(毎年見直すローリング方式、2026年5月策定)
  • 2028年度 売上高4,400億円
  • 2028年度 営業利益率9.5%
  • 2028年度 ROE 12%
  • 2028年度 自己資本比率50%
  • 2028年度 配当性向30%

出典: 三井E&Sグループ 公式サイト(Financial Strategy / MITSUI E&S Rolling Vision 2026)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 2026年3月期は売上高353,196百万円↑ 前期比+12.1%

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    営業利益37,641百万円↑ 同+62.7%と大幅増益。ROEは19.3%

  • 商船建造事業から撤退し

    続きを読む

    舶用推進システムと物流システムの高収益事業に集中するポートフォリオへ転換

  • 配当は前期の20円から57円へ大幅増配(配当性向15.0%)。

    続きを読む

    中期計画では配当性向を2028年度に30%まで引き上げる方針

  • 中期計画「MITSUI E&S Rolling Vision 2026」では2028年

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    度に売上高4,400億円・営業利益率9.5%・ROE12%を目標とする

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企業売上高営業利益率ROE平均年収
三井E&S東証プライム3,532億円10.7%19.3%—
IHI東証プライム1兆6,434億円10.1%28.4%1,000.5万円
住友重機械工業東証プライム1兆669億円——857万円
川崎重工業東証プライム2兆3,113億円—13.7%910万円
三菱重工業東証プライム4兆9,742億円—12.2%1,072万円

よくある質問

三井E&Sの平均年収はいくらですか?

有価証券報告書の単体従業員データ(平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数)は、本調査では一次資料で確認できませんでした。連結従業員数は5,998名です(2026年3月31日現在、公式会社概要)。

三井E&Sの配当はいくらですか?

2026年3月期の年間配当金は1株当たり57円(中間15円+期末42円)で、配当性向は15.0%です。前期の20円から大幅な増配となりました。2027年3月期は60円の配当を予想しています(決算短信)。

セグメント区分は変更されていますか?

はい。海洋開発事業が持分法適用となったことに伴い、2026年3月期から新規事業開発、舶用推進システム、物流システム、周辺事業の4セグメントに再編されました(公式英語版連結財務諸表)。

三井E&SのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは19.3%です(出典: 株式会社三井E&S 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(TDnet開示PDF))。

三井E&Sの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は46.3%です(出典: 株式会社三井E&S 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(TDnet開示PDF))。

三井E&Sは実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は927億円、現金及び現金同等物は546億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 株式会社三井E&S 2026年3月期 決算短信(日本基準・連結)(TDnet開示PDF))。

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出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。