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富士紡ホールディングス株式会社の業績・歴史・IR要約

Fujibo Holdings, Inc. ・ 証券コード 3104 ・ 確認日 2026/10/31

半導体向けCMP研磨パッドで世界トップ級のシェアを持つ、1896年創業の先端材料メーカー

3行でわかる富士紡ホールディングス株式会社

  1. 1896年創業の紡績会社を起源とし、現在は研磨材・化学工業品・生活衣料の3事業を展開する持株会社で、本社は東京都中央区。
  2. 主力の研磨材事業は半導体製造に使うCMP研磨パッドが中心で、生成AI向け先端半導体需要の拡大を追い風に高収益を上げている。
  3. 2026年3月期は売上高45,929百万円、営業利益8,143百万円と過去最高益を更新し、新中期経営計画「進化26-30」では2031年3月期に売上高650億円・営業利益130億円を目指す。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 売上高45,929百万円↑ 前期比+7.0%、営業利益8,143百万円↑ 同+25.7%、経常利益8,356百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,612百万円↑ 同+25.4%と過去最高益。研磨材事業の売上高22,561百万円・営業利益6,385百万円が牽引
  • 総資産71,816百万円、自己資本51,691百万円、自己資本比率72.0%、ROE11.3%。現金及び現金同等物期末残高9,517百万円
  • 年間配当は分割前換算180円(配当性向36.2%、分割後換算60円)。2026年4月1日に1株を3株に分割。2027年3月期予想は売上高55,400百万円、営業利益9,900百万円、純利益6,800百万円(修正後の会社予想)

出典: 富士紡ホールディングス株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る富士紡ホールディングス株式会社

売上高459億円2026年3月期
営業利益81億円2026年3月期
当期利益56億円2026年3月期

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

営業利益率
17.7%
2026年3月期 ・ 0〜60%の目盛り
ROE(自己資本利益率)
11.3%
2026年3月期 ・ 0〜40%の目盛り
自己資本比率
72%
2026年3月期 ・ 0〜100%の目盛り
配当性向(2026年3月期)
配当性向36.2%
  • 配当36.2%
  • 内部留保など63.8%

ゲージの目盛りは指標ごとに固定です(営業利益率0〜60%、ROE 0〜40%、自己資本比率0〜100%)。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産718億円2026年3月期
自己資本517億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)60円2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)554億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)99億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)68億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,265円2026-10-30時点
PER19.68倍2026-10-30時点
時価総額1,101億円2026-10-30時点
配当利回り1.84%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: Finnhub(2026-10-30終値3,265円、分割後)。時価総額1,101億円は株価×発行済株式数(自己株式控除後33,717,687株、分割後)の算出値。PERは株価÷実績EPS165.94円、利回りは年間配当60円(分割後換算)÷株価の算出値)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1896

    紡績会社として創業

  2. 2026

    新中期経営計画「進化26-30」を始動。2026年4月1日に普通株式1株を3株に分割

事業とシェア

事業別売上高の構成比(2026年3月期)
売上構成4事業
  • 研磨材事業49.1%226億円
  • 化学工業品事業30.7%141億円
  • 生活衣料事業13.8%63億円
  • その他6.4%29億円

構成比は、事業別売上高を確認できた事業の合計を100%として算出したものです(連結売上高に対する割合とは異なる場合があります)。金額は各事業の売上高で、対象期・出典は下記の各事業の説明に記載しています。

各事業の詳しい説明は折りたたんでいます。事業名をタップすると開きます。

研磨材事業

半導体ウエハの平坦化に使うCMP研磨パッドや精密研磨材を製造販売する主力事業。フジボウ愛媛が生産を担う

規模・シェアなど
2026年3月期売上高22,561百万円(構成比49.1%)、セグメント利益6,385百万円
化学工業品事業

電子材料や医療機器部品、デジタルカメラ部品などの樹脂加工品を手がける事業。第5工場が2026年4月に稼働開始

規模・シェアなど
2026年3月期売上高14,113百万円(構成比30.7%)、セグメント利益1,417百万円
生活衣料事業

「B.V.D.」ブランドの肌着などを展開する衣料事業

規模・シェアなど
2026年3月期売上高6,323百万円(構成比13.8%)、セグメント利益438百万円
その他

自動車関連事業や化成品事業など、報告セグメントに含まれない事業

規模・シェアなど
2026年3月期売上高2,930百万円(構成比6.4%)、セグメント損失98百万円

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

海外展開

顧客所在地ベースの海外売上高は5,676百万円(2026年3月期、全体の12.4%)。海外の有形固定資産は5,057百万円(決算短信の地域情報)

今後の計画 — 新中期経営計画「進化26-30」

2027年3月期〜2031年3月期(5ヶ年)
  • 2031年3月期:連結売上高65,000百万円
  • 2031年3月期:営業利益13,000百万円
  • 5ヶ年累計の設備・研究開発投資480億円(うち研磨材事業347億円)

出典: FISCOリサーチメモ(富士紡ホールディングスの新中期経営計画に関する報道、2026年7月)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 研磨材事業の営業利益率は28.3%(2026年3月期)と高く

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    全社営業利益の約8割を稼ぐ(決算短信)

  • 自己資本比率72.0%と財務基盤が厚い(決算短信)

  • 主要顧客は住商ケミカル(研磨材向け売上高10,887百万円)と三井化学(化学工業品向け同6,159百万円)

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    (決算短信)

トホホな失敗と、そこからの教訓

2026年3月期に固定資産減損損失778百万円を計上

2026年3月期の決算短信では、セグメント別の減損損失として「その他」区分600百万円、全社・消去166百万円など合計778百万円の固定資産減損損失が開示された。主力の研磨材・化学工業品が過去最高益を更新する一方で、非主力領域の資産見直しが進んだ。

読み方: 高収益の主力事業の陰で、非主力事業の資産効率を定期的に見直し、減損という形で早期に処理する姿勢が読み取れる

出典: 富士紡ホールディングス株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)のセグメント情報(減損損失) (2026/10/31確認)

ライバル企業 — 繊維製品の掲載企業

同じ業界カテゴリ(繊維製品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
富士紡ホールディングス株式会社東証プライム459億円17.7%11.3%—
ゴールドウイン東証プライム1,375億円18.8%20.1%651.9万円
グンゼ東証プライム1,309億円3.7%—652万円
日本毛織東証プライム1,194億円10%7.14%580万円
小松マテーレ東証プライム————
オンワードホールディングス東証プライム2,368億円4.9%11.4%657万円
セーレン東証プライム1,718億円12.1%10.3%714万円

よくある質問

富士紡ホールディングスの主力事業は?

半導体製造に使うCMP研磨パッドなどの研磨材事業です。2026年3月期は売上高22,561百万円・営業利益6,385百万円で、全社営業利益の約8割を占めます(決算短信)。

富士紡ホールディングスの2026年3月期の業績は?

売上高45,929百万円↑ 前期比7.0%増、営業利益8,143百万円(同25.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,612百万円と過去最高益でした(決算短信)。

富士紡ホールディングスの配当は?

2026年3月期の年間配当は分割前180円(配当性向36.2%)で、2026年4月の3分割後は60円換算です(決算短信)。

富士紡ホールディングス株式会社のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは11.3%です(出典: 富士紡ホールディングス株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))。

富士紡ホールディングス株式会社の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は72%です(出典: 富士紡ホールディングス株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))。

富士紡ホールディングス株式会社の配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり60円、配当性向は36.2%です。配当利回りは1.84%(2026-10-30時点)(出典: 富士紡ホールディングス株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))。

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出典・確認日(3件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。