数字の要点
通期予想に対する進捗
中間期の売上収益276億円 ÷ 通期予想605億円
中間期の営業利益46億円 ÷ 通期予想115億円
中間期の親会社の所有者に帰属する中間利益30億円 ÷ 通期予想71億円
- 主力のヘルスビッグデータは売上収益242億円↑ 前年同期比21.4%増で、連結売上収益の約88%を占めます(構成比は当サイトの計算)。会社は取引先健康保険組合等の数の増加、製薬企業及び保険会社等との取引額の堅調な推移、PHRサービス「Pep Up」の発行ID数の拡大を挙げています。
- 増収率19.5%に対し営業利益の伸びは14.4%でした。販売費及び一般管理費が83億円から101億円へ増え、会社が業績指標とするEBITDAマージンは23.9%から23.0%に低下しています。
- 遠隔医療は売上収益34億円↑ 前年同期比7.3%増、セグメント利益(EBITDA)14億円(同19.0%増)で、利益率は40.1%とヘルスビッグデータの22.8%を上回ります。会社は遠隔読影サービスを利用する医療機関数の拡大を要因としています。
- 通期予想は売上収益605億円、営業利益115億円、親会社の所有者に帰属する当期利益71億円で、2026年5月8日の公表値から変更ありません。進捗率は売上収益45.6%、営業利益40.0%です(進捗率は当サイトの計算)。
JMDCの2027年3月期中間期(2026年4月1日〜9月30日)の連結業績は、売上収益276億円↑ 前年同期比19.5%増、営業利益46億円(同14.4%増)、税引前中間利益43億円(同18.7%増)、中間利益30億円(同26.6%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益30億円(同24.2%増)でした。基本的1株当たり中間利益は45.10円です。会社が業績評価の指標とするEBITDAは63億円(同14.6%増)、EBITDAマージンは23.0%(前年同期23.9%)でした。通期(2027年3月期)の業績予想は、売上収益605億円↑ 前期比19.9%増、営業利益115億円(同9.3%増)、税引前利益110億円(同10.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益71億円(同4.9%増)、EBITDA 150億円で、2026年5月8日の公表値から変更ありません。中間期実績の通期予想に対する進捗率は、売上収益45.6%、営業利益40.0%、親会社の所有者に帰属する中間利益41.6%です(進捗率は当サイトの計算)。
セグメント別の動き
同社の報告セグメントはヘルスビッグデータと遠隔医療の2つで、セグメント利益はEBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用)で示されています。ヘルスビッグデータはセグメント売上収益242億円↑ 前年同期比21.4%増、セグメント利益(EBITDA)55億円(同14.8%増)、利益率22.8%(前年同期24.1%)でした。会社は、取引先健康保険組合等の数が前年同期比で増加したこと、利活用先である製薬企業及び保険会社等との取引額が堅調に推移したこと、健康情報プラットフォーム「Pep Up」の発行ID数が拡大を続けたことを挙げています。遠隔医療はセグメント売上収益34億円(同7.3%増)、セグメント利益(EBITDA)14億円(同19.0%増)、利益率40.1%(同36.2%)で、遠隔読影サービスを利用する医療機関数の拡大が増収につながったとしています。画像診断を支援するAIエンジンプラットフォーム「AI-RAD」の機能追加や、アジアでの事業展開を本格化するための準備も進めています。セグメント利益の調整額(全社費用等)はマイナス5億円でした。
配当・財務
配当は中間0.00円で、配当予想からの修正はありません。前期(2026年3月期)は中間0.00円・期末18.00円の年間18.00円でした。財政状態では、資産合計1,586億円、資本合計850億円、親会社所有者帰属持分比率は53.5%です。資産面では契約資産が29億円増えた一方、営業債権及びその他の債権が63億円減りました。キャッシュ・フローは、営業活動による収入83億円(前年同期69億円)、投資活動による支出33億円、財務活動による支出49億円で、長期借入金の返済32億円や配当金の支払い12億円を行い、現金及び現金同等物は291億円となりました。
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出典
株式会社JMDC 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)(2026年11月5日) 一次資料(2026/11/06確認)。数値はこの資料の記載値です。