数字の要点

売上収益276億円​↑ 前年同期比+19.5%
営業利益46億円​↑ 前年同期比+14.4%
税引前中間利益43億円​↑ 前年同期比+18.7%
親会社の所有者に帰属する中間利益30億円​↑ 前年同期比+24.2%
EBITDA63億円​↑ 前年同期比+14.6%、EBITDAマージン ​23.0%
ヘルスビッグデータ売上収益242億円​↑ 前年同期比+21.4%

通期予想に対する進捗

売上収益の進捗45.6%

中間期の売上収益​276億円 ÷ 通期予想​605億円

営業利益の進捗40.0%

中間期の営業利益​46億円 ÷ 通期予想​115億円

中間利益の進捗41.6%

中間期の親会社の所有者に帰属する中間利益​30億円 ÷ 通期予想​71億円

読み解きのポイント
  • 主力のヘルスビッグデータは売上収益​242億円​↑ 前年同期比21.4%増で、連結売上収益の約​88%を占めます(構成比は当サイトの計算)。会社は取引先健康保険組合等の数の増加、製薬企業及び保険会社等との取引額の堅調な推移、PHRサービス「Pep Up」の発行ID数の拡大を挙げています。
  • 増収率​19.5%に対し営業利益の伸びは​14.4%でした。販売費及び一般管理費が​83億円から​101億円へ増え、会社が業績指標とするEBITDAマージンは​23.9%から​23.0%に低下しています。
  • 遠隔医療は売上収益​34億円​↑ 前年同期比7.3%増、セグメント利益(EBITDA)​14億円(同19.0%増)で、利益率は​40.1%とヘルスビッグデータの​22.8%を上回ります。会社は遠隔読影サービスを利用する医療機関数の拡大を要因としています。
  • 通期予想は売上収益​605億円、営業利益​115億円、親会社の所有者に帰属する当期利益​71億円で、2026年5月8日の公表値から変更ありません。進捗率は売上収益​45.6%、営業利益​40.0%です(進捗率は当サイトの計算)。

JMDCの2027年3月期中間期(2026年4月1日〜9月30日)の連結業績は、売上収益​276億円​↑ 前年同期比19.5%増、営業利益​46億円(同14.4%増)、税引前中間利益​43億円(同18.7%増)、中間利益​30億円(同26.6%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益​30億円(同24.2%増)でした。基本的​1株当たり中間利益は​45.10円です。会社が業績評価の指標とするEBITDAは​63億円(同14.6%増)、EBITDAマージンは​23.0%(前年同期23.9%)でした。通期(2027年3月期)の業績予想は、売上収益​605億円​↑ 前期比19.9%増、営業利益​115億円(同9.3%増)、税引前利益​110億円(同10.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益​71億円(同4.9%増)、EBITDA ​150億円で、2026年5月8日の公表値から変更ありません。中間期実績の通期予想に対する進捗率は、売上収益​45.6%、営業利益​40.0%、親会社の所有者に帰属する中間利益​41.6%です(進捗率は当サイトの計算)。

セグメント別の動き

同社の報告セグメントはヘルスビッグデータと遠隔医療の2つで、セグメント利益はEBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用)で示されています。ヘルスビッグデータはセグメント売上収益​242億円​↑ 前年同期比21.4%増、セグメント利益(EBITDA)​55億円(同14.8%増)、利益率​22.8%(前年同期24.1%)でした。会社は、取引先健康保険組合等の数が前年同期比で増加したこと、利活用先である製薬企業及び保険会社等との取引額が堅調に推移したこと、健康情報プラットフォーム「Pep Up」の発行ID数が拡大を続けたことを挙げています。遠隔医療はセグメント売上収益​34億円(同7.3%増)、セグメント利益(EBITDA)​14億円(同19.0%増)、利益率​40.1%(同36.2%)で、遠隔読影サービスを利用する医療機関数の拡大が増収につながったとしています。画像診断を支援するAIエンジンプラットフォーム「AI-RAD」の機能追加や、アジアでの事業展開を本格化するための準備も進めています。セグメント利益の調整額(全社費用等)はマイナス​5億円でした。

配当・財務

配当は中間​0.00円で、配当予想からの修正はありません。前期(2026年3月期)は中間​0.00円・期末​18.00円の年間​18.00円でした。財政状態では、資産合計​1,586億円、資本合計​850億円、親会社所有者帰属持分比率は​53.5%です。資産面では契約資産が​29億円増えた一方、営業債権及びその他の債権が​63億円減りました。キャッシュ・フローは、営業活動による収入​83億円(前年同期69億円)、投資活動による支出​33億円、財務活動による支出​49億円で、長期借入金の返済​32億円や配当金の支払い​12億円を行い、現金及び現金同等物は​291億円となりました。

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出典

株式会社JMDC 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)(2026年11月5日) 一次資料(2026/11/06確認)。数値はこの資料の記載値です。